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短歌入門部屋


短歌投稿掲示板(過去ログ)
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『題詠』短歌掲示板(投稿はこちらから)

短歌投稿掲示板:過去ログ(ホーム)

(一番下からお読みください)
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お騒げしてすみません。 投稿者:kyo 投稿日: 6月27日(火)00時24分26秒
私もデニムとジーンズについて調べてみましたが明快な答えが見つかりませんでした。Gパンの出始めはごわごわの生地で履きずらかったですがだんだん柔らかな生地になり、ついには伸び縮みして女性が履くと体にフィットしてなかなか魅力的でありますね。さて本題の歌ですが皆様のご指導のもと

>トレパンのちびたる穴を妻いわくクールビズだと 逃げたい気分

にしたいと思います。黒路さんの仰るとおりデニムの破れはファッションですものね、「ちびる」は「禿びる]で擦り減るとか擦り切れるという意味で使いたいと思います。

今朝の新聞に吉永小百合さんが原爆の詩の朗読活動を紹介する記事がのっていました。

>めぐり来る今年の夏も原爆の詩を読む女優吉永小百合(沙羅)

そういえば、沙羅さんがお歌に詠んでいたっけ!と改めて取り上げさせていただきます。吉永さんはこれだけにとどまらず沖縄の悲惨さも朗読しCDにしたりしているそうですよ。吉永さんは「過去に何があったかを知ってそれを反省し乗り越えてゆくのが人間だと思う」と結んでいました。沙羅さんのお歌はこのような活動を読む人に知らしめそれが輪になって広がってゆく波紋のような役割を果たすのではないか、こういう歌もいいなぁと思いました。


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たくあん 推敲 投稿者:磯 投稿日: 6月26日(月)22時15分5秒
黄金に輝きおかるタクアンのその臭いより逃げ出したし


字足らずにして見たけど
切迫感があるかな
輝きおかる
輝き座る
輝き座する
輝きひかる
どれがいいかな


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沙羅さん、どっも〜〜♪ 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 6月26日(月)13時44分40秒
うんうん、僕もじつはデニムとジーンズは区別がつかなかったりします^^;
実際、ジーンズだと思ってデニムパンツを履いてる人も多いんじゃないかな(笑)

ああ、ジーパンの語源はGIでしたか。
そういえば何かの漫画でそんなふうなことが書かれてたのを読んだ記憶が…
産地もフランスとイギリス。。
いや〜〜、相変わらず僕の言うことはいい加減だなあ〜〜(苦笑)


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デニムとジーンズの違い 投稿者:沙羅 投稿日: 6月26日(月)08時03分29秒
調べてみました。

「生地の産地が違います。デニムはフランス・ニーム産の生地を使ったもの、ジーンズはイタリアのジェノバ産の生地を使ったものです。ジーンズはアメリカの西部開拓時代に、鉱山労働者がよく履くようになってから広まりました。ちなみに「Gパン」は太平洋戦争終結後に、日本人が米兵をよぶときにつかっていた「GI」という言葉からきています 」


黒路さんが言っていたように産地が違うのですね。

でも生地そのものはそれほど違いがないということ?
・・と新たな疑問です。


何しろ日本製の安いジーンズしか買ったことがないもので!


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↓kyoさん^^ 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 6月26日(月)01時34分50秒
僕がお返事書いてるあいだにkyoさんが投稿されちゃったけど、意味的には問題ないと思うので一応、そのまま投稿しときますね(笑)

ああ、「いわく」はこの歌の場合どっちでもいいと思いますよ。
新仮名なら「いわく」、旧仮名なら「いはく」です。
kyoさんの歌は基本的に新仮名のものがほとんどなので、「いわく」でいいんじゃないかな。

それにしてもkyoさん、大慌てのお返事ですね(苦笑)
はやくパソコン直してやってくださいね^^;

ではでは、今夜はこの辺で。
kyoさん、みなさん、お休みなさ〜〜い☆


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kyoさん、どっも〜〜(^・^) 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 6月26日(月)01時27分17秒
おやおや、kyoさんもパソコンの故障ですか。
この間の磯さんといい、最近多いですねえ〜〜(パソコンの普及した時期が同じなのでそろそろ故障の時期なのかな)
うん、自分専用のパソコンがないと不便で仕方ないですよね。
まあ、早く修理に出して直してやってください^^

>デニパンのチビたる穴を妻いわくクールビズだと 逃げたい気分

ぶはははは、奥さんもジョークなんだろうけど面白くていいですね(笑)
それにしても沙羅さんも、「デニパン」の意味がわからなかったとは^^;

まあ、ジーパンと解釈してほぼ正解なんだけど…
デニムとジーンズは、たしか正確には違う生地だったんじゃなかったかな。
どちらも同じフランスで生まれた生地なんだけど、発祥地が違うとか以前テレビ番組で言ってましたよ。

デニム生地のパンツを「デニパン」、ジーンズ生地のパンツを「ジーパン」と略していうのが本来の意味だったと思います。
いや、調べて書いたわけじゃないから間違ってるかも知れないけどね(汗。。

う〜〜ん、そうですねえ〜〜、この歌、面白くていいんですけど、ただ「デニパン」はどうなのかなあ〜〜
デニムパンツの穴はファッションとして定着してるので、「逃げたい気分」になるにはちょっと弱いようにも思いますよね^^

実際にデニパンだったのかもしれませんが、ここは歌を面白くするためにも…

トレパンのチビたる穴を妻いわくクールビズだと 逃げたい気分

うん、こんなふうに「トレパン」とかに変えたほうがいいんじゃないかな。
あと、二句目の「チビたる」は、僕は意味的にもよく分からないんですけど^^;
「小さな穴」という意味でいいのかな?
う〜〜ん、ここもやはり逃げ出したくなるのならわざわざ「小さい」と限定しないほうがいいように思います。
(むしろ大きければ大きいほど面白いし)

トレパンに開きたる穴を妻いわくクールビズだと…逃げたい気分

四句と結句の間(ま)は「…」をつけてみてもいいかも知れませんね。
うん、でもこの歌、四句切れの「調べ(リズム)」で結句の面白さをうまく引き出せていて、ほんとに素敵に詠めていると思いますよ^^
まあ、こんな感じでまた推敲の参考にでもしてみてください。

kyoさん、それではまたね〜〜♪


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怒られそう! 投稿者:kyo 投稿日: 6月26日(月)00時39分20秒
うーん!沙羅さんに怒られそうです、一字一句緻密に築いて詠われる皆様のお歌と違いまして私の歌はかなりアバウトです。いつも感覚的なものが先行し理論的なことは後回しで時には矛盾さえ生じる時もあります。ご指摘の「デニパン(デニムパンツ)」も「チビたる」も一瞬脳裏をよぎっただけでその語を選んだ理由がありません。「いわく」もおそらく「いはく」でしょうね。結句の「逃げたい気分」も唐突ぎみで疑問ですよね。よろしくご指導ください。


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★お題は『夏』★ 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 6月26日(月)00時01分0秒
★次回のお題は『夏』、期限は七月九日(日)です★

「夏服」「夏日」など、夏という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
前回のお題『逃げる』も七月二日(日)締め切りまで、まだ受け付けております。


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>kyoさん『逃げる』 投稿者:沙羅 投稿日: 6月25日(日)22時21分47秒
kyoさんPCが壊れちゃったのですね。息子さんのPCを借りているとなにかと不自由でしょうね。
はやく直りますように。

ところでkyoさんは絶対お洒落に気を使う人ですね。
前にも服にこだわる歌を作っていたし。

恥ずかしながら・・デニパンの意味を知らなくて検索しましたよ。

なんだジーンズじゃない!
ジーンズという言葉が古いんだ。


>デニパンのチビたる穴を妻いわくクールビズだと 逃げたい気分

「チビたる」と一部カタカナにしたのは勿論意図してですよね。


もしひらがなだとこうなりますね。

>デニパンのちびたる穴を妻いわくクールビズだと 逃げたい気分


カタカナにした理由はなんなのでしょう?


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「逃げる」 投稿者:kyo 投稿日: 6月25日(日)16時06分26秒
デニパンのチビたる穴を妻いわくクールビズだと 逃げたい気分

自分のCPが壊れてから子供と共同で使うCPに頼っています。落ち着いておじゃまできません、失礼がありましたらお許しください。


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おはよう 投稿者:沙羅 投稿日: 6月24日(土)09時23分44秒
自分の歌で随分文法の勉強が出来ました。

「なるらむ」は多分違うだろうと思ったのですが、どう変えていいか解りませんでした。

「あらば」はつい「あれば」と口語と同じにしてしまいますね。


>逃げ惑うベトナムの母子撮りしひと生きてしあらば古希とならまし

これで決定にします
澤田教一氏は死の1年後ロバート・キャパ賞を受賞したんですよ。


何しろ黒路さんがまだ生まれていない頃の話です。
遥かな時間がたったものです。


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沙羅さん、こんばんは〜〜(^・^) 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 6月23日(金)17時27分46秒
>逃げ惑うベトナムの母子撮りし人生きてしあれば古希となるらむ

そうですか、澤田教一さんは戦場カメラマンなのですね。
僕は澤田さんのことはよく知らないんだけど、以前、同じ戦場カメラマンのロバート・キャパの写真展には行ったことがあります。
戦場カメラマンの宿命でしょうか、キャパも澤田さんと同じように戦場で殉職してしまいましたね。

うんうん、この歌、そんなカメラマンの宿命のようなものをうまく詠み込めていて、ほんとに素敵ですよ〜〜

えっと、結句は「なるらむ」ではちょっと意味が違ってくると思います。
この場合は同じ推量の助動詞「まし」を使ったほうがいいんじゃないかな^^

助動詞「まし」は反実仮想の助動詞とも呼ばれ、上に仮定条件句を作る「ば」を置くことで、口語の「仮に…だとしたら…だろう」という、この歌の内容にぴったりの意味になるはずです。
「まし」は未然形に接続するのでこの場合は「古希とならまし」でしょうか。

あと…もうひとつ問題は四句目の「生きてしあれば」ですね(苦笑)
この部分の意味は当然「もし生きていたならば」ですよね?

口語の場合なら仮定形「あれ」でいいのですが、この歌は基本的に文語の歌なので「あれ」は「あり」の已然形もしくは命令形になります。
まあ、助詞の「ば」は未然形か已然形にしか付かないのでこの場合は已然形でしょうか。

ただ、「ば」は未然形につくと仮定の意味になり、已然形に付くと確定の意味になります。

この場合は仮定の意味なので未然形「あら」につけて「あらば」でないといけませんね^^
(「あれば」だと、「生きているので」とかいう意味になる)
うん、助詞の「ば」の接続は間違えて使われることが多いので気をつけたいところです。

あと、「撮りし」なんだけど…
助動詞「き」は目睹回想の助動詞と呼ばれ「自身が実際に見聞きした過去」に使うのが基本です。
ただまあ、この場合はたしかにその写真家が撮ったのは「過去」のことだし、沙羅さんが確実な過去の出来事と認識しているので、まあ問題はないと思います。

(いや、なんか偉そうに文法の話してるけど、ほんとは辞書を見ながらウンウン唸りながらやってるので間違ってる部分もあるかもしれない^^;)

逃げ惑うベトナムの母子撮りしひと生きてしあらば古希とならまし

うん、三句目の「人」は「人生」と続けて読んでしまうので、こんなふうに平仮名表記のほうがいいかも知れませんね。
ま、こんな感じでまた推敲の参考にでもしてみてください^^

沙羅さん、それではまたね〜〜♪


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『逃げる』 投稿者:沙羅 投稿日: 6月22日(木)16時07分44秒    編集済
逃げ惑うベトナムの母子撮りし人生きてしあれば古希となるらむ

澤田教一
 1936年生まれ ベトナム戦争を撮り続けた写真家。
 34歳でカンボジアで死亡。

『逃げる』の題から、あの有名なピュリツァー賞受賞『安全への逃避』の写真を思い出した時、彼がもし生きていれば今年70歳なのだと思い至りました。
私より随分年上だったのですね。
でも死者は年をとらない・・不思議な感覚を持ちました。

結句の助動詞ですが、
『もし生きていたら70歳になっていただろう』と言う意味の場合。
推量で「なるらむ」でいいのだろうか?それとも断定で「なるなり」の方がいいのだろうか?。


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投稿作品集 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 6月22日(木)01時34分27秒
今までにみなさんから投稿いただいた短歌を、まとめて作品集の形にしてみました。
もし、掲載することに差し障りのある場合や、掲載短歌の編集・削除などをご希望される場合は遠慮なくこの掲示板上か、管理人のほうにメール(plabotnoitanji@yahoo.co.jp)でご連絡ください。
よろしくお願いします。

投稿作品集には、この掲示板のタイトルの下にあるリンクなどからアクセスしてください。
なお、敬称は略とさせていただきました。
ご無礼とは思いますが、どうぞご理解のほどをお願いいたします。


黒路よしひろ(管理人)より


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磯さん、こんばんは〜〜(^・^) 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 6月22日(木)00時40分45秒
>物体の黄の色より発せらるその臭いより逃げたし「たくあん」

えええ〜〜〜、磯さん「たくあん」嫌いなんですか!!
美味しいじゃないですか。
沢庵和尚(←たくあんを考案したと言われている)があの世で泣いてますよ〜〜(苦笑)
まあ、嫌いなものはしょうがないか…^^;

えっと、そうですね、この歌も磯さんらしい面白さがいいですね^^
ただ、やっぱりちょっと気になるのは結句の字余りかな。

う〜〜ん、ここはもう少し全体の順序を推敲してみたら、ちゃんと定型に収まるようにも思いますけど。
たとえば…

やな臭い放つ黄色の物体に逃げたし我は「たくあん」嫌い!

うん、こんなふうにしてみるとかね。
結句はこうやって磯さんのコメントをそのまま持ってきたほうが面白くていいかも。
まあ、これもあくまで推敲の参考までにと言うことで。

磯さん、それではまたね〜〜♪
(たくあん美味しいよ〜〜・笑)


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逃げる 投稿者:磯 投稿日: 6月20日(火)17時57分56秒
物体の黄の色より発せらるその臭いより逃げたし「たくあん」


たくあん、嫌い


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おはよう〜 投稿者:沙羅 投稿日: 6月20日(火)08時15分3秒    編集済
題詠ブログ併走は去年より自由な気持ちでしていました。
去年はなるべく順番に詠おうと考えていましたが、今年はまったく自由に最初の頃に90番代の歌を詠ったりしていて、出来るものからしていました。

宿題の数がいつもよりは多い感じだけで、イベントに参加している緊張感や負担感はなかったです。

気がついたらそれでも去年より終わるのが早かった。



さあ、自由なテーマで歌を詠みたい・・・でもずっと題詠ばかりしてきたので、すぐには浮かばないのですよね。


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沙羅さん、どっも〜〜(^・^) 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 6月20日(火)02時20分43秒
うん、そうですね!
二年前には参加してらっしゃらなかった方たちもたくさんいらっしゃいますし、その頃のお題とかまたやっても面白そうですよね^^
でも、うっかり以前自分で読んだのと同じような歌を詠んでしまう人がいたりして(大笑)

そうそう、沙羅さん題詠ブログの併走、完走なさったのですね。
おめでとうございま〜〜す☆
どの歌も沙羅さんらしくってほんとに素敵ですよ^^

沙羅さんの歌は(いや、沙羅さんに限らずうちに参加してくださってる人たちは皆だけど…)ちゃんと自分自身のあるべき姿を見つめているところがいいですね!

僕も自分自身の歌を見失わないようにしなければ。

ではでは、今夜はこの辺でね〜〜
沙羅さん、みなさん、お休みなさ〜〜い☆


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kyoさん、こんばんは〜〜(^・^) 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 6月20日(火)01時48分49秒
>飛鳥なる時代の君にこがれゆく千三百年のすれちがい

おお〜〜、この歌、沙羅さんのおっしゃるように時空を超えた魅力を感じさせてくれて、ほんとに素敵ですよ〜〜

大伴坂上郎女(おおとものさかのうえのいらつめ)は、額田王と並んで万葉集の時代を代表する女流歌人ですね^^
大伴家持の歌才を伸ばしたのも、義母であった坂上郎女だと言われているぐらいですし。
う〜〜ん、さらに時空を超えて、kyoさんの心まで惹いてしまうとは…(笑)

えっと、そうですねえ〜〜、沙羅さんのおっしゃるとおり「千三百年のすれちがい」はたしかにちょっと読みづらいですね^^;
僕だったら2・7・5と読むかな。

うん、まあでも、僕はこの部分はkyoさんの一番表現したかったところだと思うし、説明っぽさもそんなには感じないのでこのままでもいいような気はしますけど。

具体的な数字を入れるのはイメージを正確に伝えるのに役立つことが多いと、俵万智さんだったかもおっしゃっていましたしね。

そうだなあ〜、僕は自由律の下の句さえ受け入れれば、この歌はこのままで充分素敵だと思いますよ。
ま、欲を言えば沙羅さんのおっしゃるような「君がどういう人であるのか」とかどんなところに惹かれるのかを詠った歌を、連作にしてもう一首ぐらいほしいような気はしますけど(笑)

kyoさん、それではまたね〜〜♪


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おはようございます 投稿者:沙羅 投稿日: 6月19日(月)08時56分1秒    編集済
黒路さん、今まで一度も取り上げていない題を考えるのはだんだん大変になってくると思います。

今しばらくはこれで行くとして、将来的には同じ題でもいいのではないですか?
2年もたったら同じ題でもまた全然違うイメージがわいてきます。
また詠みたいなと思う題もあります。


>飛鳥なる時代の君にこがれゆく千三百年のすれちがい

kyoさんテーマが時空を超えてという感じでいいですね!

4区と結句のところは自由律ですね。
6・8と読むのでしょうか?
あるいは9・5?
やはり慣れていないから読みづらいですが・・・


飛鳥なる時代とあるので千三百年前とは知識のある人ならわかりますね。

どちらの言葉も入れたかった気持ちはわかるのですが。

どちらかに絞ったら、余った字数で、焦がれる気持ちか、あるいは君がどういう人であるのかを描写できるのではないでしょうか。

あるいはkyoさんの一番言いたかったのがすれ違いであったとしたら、この部分をもうすこし描写してもいいし。



それからこの歌を作ったきっかけになる大伴坂上郎女の歌があるのでしょうね。
出来たら紹介していただけるとkyoさんがこの歌を作りたかった気持ちが今よりは想像できるかも知れません。
それとも大伴坂上郎女の歌全体から来るイメージに対しての歌でしょうか?


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「恋」 投稿者:kyo 投稿日: 6月19日(月)07時44分5秒
・・・大伴坂上郎女の歌をよんで・・・

飛鳥なる時代の君にこがれゆく千三百年のすれちがい


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★お題は『逃げる』★ 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 6月19日(月)00時03分25秒
★次回のお題は『逃げる』、期限は七月二日(日)です★

「逃亡」「逃げ道」など、逃げるという言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
前回のお題『恋』も六月二十五日(日)締め切りまで、まだ受け付けております。


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沙羅さん、こんばんは〜〜(^・^) 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 6月18日(日)22時45分36秒
う〜〜ん、「読者に解釈をゆだねてしまう」ということの問題は、詠み手の側に確実に伝えたい想いがない場合の話であって、「二重の意味で詠い、読者にもそう取ってほしい」というちゃんとした意思があるのならばそれはよいのではないでしょうか^^

うん、こだわりは大事だと思いますよ。
その歌で何を伝えたいかは、詠んだ本人が一番よく分かっていますからね。
推敲に終わりがないのは全ての歌にいえることですし、将来的に違う表現を見つけるようなときがあったなら、そのときにまた推敲すればいいのだと思います(笑)


さてさて、じつはこんな時間になってもまだ次のお題が決まっていなくて、ちょっと悩んでいたりします^^;
二年もやってると、以前おなじお題を出していないか調べるだけで、結構大変だったりして…

いや、せっかくいいお題を思いついたと思って調べてみたら、以前に一度出してたりするんですよねえ〜〜(苦笑)


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推敲4 投稿者:沙羅 投稿日: 6月18日(日)21時50分38秒
まずAは投稿してしまってからよくないことに気がついたので、対象外と言うのは承知しました(笑)です。

@を考えてこれではちょっと「ごとし」がかたいかも知れないとも思い、考えたのがBCです。
でも「なるらむ」も「なるべし」、も正確な文法で推量の意味が強いのですね。
「ベし」は特に強調の意味があるというイメージが強かったのですが、文法上は違うのですよね。
ある程度わかっていたけれど、あえて強調で使えないかと思っただけでした。

と言うことで私も@がいいと思います。



それから元歌について黒路さんの意見をもう一度じっくり読んでみました。

>放たれて黎明の野を駆け抜ける奔馬のごとく君に恋しつ


>ただ、この順序だと「放たれて黎明の野を駆け抜ける奔馬」なのか、「奔馬のごとく放たれて黎明の野を駆け抜ける我」なのかが分からなくなってしまいますよね^^;


「放たれて黎明の野を駆け抜ける奔馬」の言葉が頭に浮かんだ時、それは比喩と言うよりそれを通り越して奔馬が私自身と言う気持ちが強かったです。

例えば「雪のような悲しみ」と詠った時、それは比喩であって私は雪と同化はしていないが、「奔馬のごとき恋」と詠った時は私は奔馬と同化してしまっている・・という違いがありますね。
特に『放たれて』と言う言葉は『放たれた奔馬』と言う意味と、私自身が『いろいろな束縛あるいは理性から解かれて』と言う意味と二重にイメージしました。
むしろ暗喩として後者の意味を込めたように思います。


そういう意味では私は「放たれて黎明の野を駆け抜ける奔馬」と「奔馬のごとく放たれて黎明の野を駆け抜ける我」と二重の意味で詠い、読む人にもそう取ってほしかったのだと思います。

でも普通読む人は上記の二つの意味のうちどちらかに取りますね、あるいはどちらだろうと迷わせてしまいますね。
私としては二重の意味に取ってくれてもいいし、どちらかの意味に取ってれてもいいという気持ちです。

しかしこういうあいまいな表現のまま、読者に解釈をゆだねてしまうのはよくないことなのでしょうか?あるいは避けなければいけないことなのでしょうか?
きっとどこかに応募する作品であれば、どちらかはっきりさせなければいけないでしょうね。

でもこの歌はかなりの部分私の内面の吐露であり、かなり思い入れの深い歌です。
そして正直に言えば私は元歌の方を気に入っているのです。

それで結論です。
黒路さんに指摘された欠点を頭に入れつつ、それは今後の作歌に生かすことにして、今回は敢えて元歌を取りたいと思います。

私はここでは皆さんから意見を聞いて歌をよりよい方向に直す事を勉強してゆく場所と思っています。
ですから元歌が変わってゆくことはこだわっていません、むしろそれでいいのですが・・この歌に限って元歌にこだわるのはこの歌が特別のこだわりがある大好きな歌だからでしょうね。


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ああ… 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 6月18日(日)16時56分51秒
kyoさんの「(形 シク活用)で故郷にかけるか、想うにかけるか」は…

山の際(ま)を紅く染めゆく夕暮れにこころ恋(こほ)しくふるさと想う

こんなふうにするかってことだったのかな(笑)
まあ、この場合は意味的にはどちらでもいいんじゃないのかな〜〜

「調べ(リズム)」的には「恋(こほ)しき」だと澄んだ感じになって、「恋(こほ)しく」は優しい感じになりますね。

う〜〜〜ん、こんな場合の判断は僕も悩むと思います^^;
どっちにするかは人それぞれだと思いますよ。


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沙羅さん、ども〜〜^^ 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 6月18日(日)16時34分43秒
いや〜〜、辞書で調べながらうんうん唸ってたら、結局こんな時間になってしまった…(苦笑)

@>放たれて黎明の野を駆け抜くる奔馬のごとし恋せる我は

えっと、「激しい」を使わないのなら、たしかにこんな感じで比喩にするのもいいかもしれませんね。
うん、これだと意味ははっきりして問題も解決すると思います。



A>君に恋せる我は野に放たれて黎明の時駆け抜くる馬

う〜〜ん、こちらは先にも言ったけれど、三句目で一端「調べ(リズム)」がきれた後、四句目の「黎明の時」でもまたリズムがきれるので僕はあまり好きではないかな〜(笑)

いや、そもそも、もと歌やほかの推敲した歌とかなりかけ離れてしまってますしね。
これはとりあえず、なしという事にしておきましょう^^;



B>放たれて黎明の野を駆け抜くる奔馬なるらむ恋せる我は

助動詞「らむ」は見聞きして確かめることの出来ない現在の事柄を推量して、口語の「今頃は…ているだろうか」「だろうか」にあたりますね。

ほかにも時を越えた一般的推量を示して、口語の「…だろう」という意味にもなります。

ただ、「らむ」は疑問語とともに用いて疑いの気持ちを強く述べるときに用いることが多いとする説もあるので、できるならそういう用法で「らし」や「べし」とは区別したほうがいいのかも知れませんね。



C>放たれて黎明の野を駆け抜くる奔馬なるべし恋せる我は

「べし」も「らむ」と同じで推量の意味の助動詞ですよね。
「らむ」にくらべて、ある程度確信のある推測、予想を表し「きっと…であろう」「…にきまっている」「…しそうだ」という意味になるようです。

そうですねえ〜〜、ただ「らむ」や「べし」は意味的にどうなんでしょうか?
推量の助動詞は、基本的に自分からは見えない場所や未来の出来事などに対しての想像に多く用いられるように思いますし…

なによりこの歌の場合、「恋する私は奔馬であろうか?きっとそうだろう」という推量とよりは、「奔馬のようである」と喩えるほうが自然でいいように思います。

うん、そういう意味で僕は@の…

>放たれて黎明の野を駆け抜くる奔馬のごとし恋せる我は

この歌が一番いいような気がします。
まあ、これもあくまで僕の感想なので、そのあたりを参考にしてまた沙羅さんご自身で判断してみてください^^

沙羅さん、それではまたね〜〜(^・^)


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沙羅さ〜〜ん^^; 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 6月18日(日)02時04分53秒
結構長いお返事になりそうなので、やっぱりまた明日にしますね。
夜遅くに、ぼーーっとしながら書くとまたとんでもないミスをしそうだし(苦笑)

ではでは、沙羅さん、みなさん、今夜はこのへんで。
お休みなさ〜〜〜い☆


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kyoさん、こんばんは〜〜(^・^) 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 6月18日(日)01時23分35秒
>山の際(ま)を紅く染めゆく夕暮れにこころ恋(こほ)しきふるさと想う

うんうん、この歌もほんとに素敵に詠めていますよ〜〜
一応、ルビを取ってみても…

山の際を紅く染めゆく夕暮れにこころ恋しきふるさと想う

うん、表記的なバランスはちゃんと取れていますしね^^
言わずもがななことだけれど、ルビを入れる場合はこうやって一端ルビなしで書いて、表記のバランスをちゃんと確認してくださいね。

えっと、「(形 シク活用)で故郷にかけるか、想うにかけるか」っていうのは、下の句を「こころは故郷恋しく想う」とするかってことなのかな?
まあ、「ふるさと」を「こきょう」とすれば定型には収まるけれど…

山の際を紅く染めゆく夕暮れにこころは故郷恋しく想う

うう〜〜ん、これは難しいところですねえ〜〜
漢字つながりの表記はまあ、この場合そんなに気になるほどでもないし。
ただ、「調べ(リズム)」で考えるのなら四句目は、「こころ・恋しき」よりも「こころは・故郷」の音割れ(4・3)のほうがいいようにも思いますよね。

その上でこの歌は素敵なんだけれど、「想う」と終わってしまってはちょっと綺麗に流れすぎて読み手の心に引っかかる部分がないようにも思います。
ま、kyoさん自身それも考慮に入れて「恋(こほ)しき」とされたんでしょうけどね(笑)

山の際を紅く染めゆく夕暮れにこころは故郷恋し焦るる

山の際(ま)を紅く染めゆく夕暮れにこころは故郷恋(こほ)し焦るる

うん、ここはたとえばこんな感じで、「恋し焦る」とか通常使われないような造語(というほどでもないけど)などをもってきて、さらに連体止めで余情を出してみるのもいいのかも知れませんね^^

まあ、これもあくまでひとつの参考までにということでね。
kyoさん、それではまたね〜〜♪


うっ!沙羅さんへのお返事書けるかなあ〜〜
もし今夜中に間に合わなかったらまた明日ね^^;
ごめんなさ〜〜〜い(いや、もう少しがんばります!!)


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沙羅さん、こんにちは〜^^ 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 6月17日(土)14時03分10秒
おっ、推敲頑張ってますねえ〜〜
いや、今からちょっと親戚の家に行かなければいけないので、こまかなお返事はまた帰ってからさせてもらいますね。
辞書で徹底的に調べないと、ちょっと自信がないもので(笑)

とりあえずAは、僕は「調べ(リズム)」的にあんまり好きじゃないな。
まあ、そのあたりも含めてまたのちほど。

kyoさんも、お返事、もう少し待ってくださいね〜〜
ではでは。
今日は雨だなあ…


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説明不足 投稿者:沙羅 投稿日: 6月17日(土)13時19分14秒
>私としては
「奔馬のごとく君を恋しながら」の意味で作りました。


野を駆け抜ける奔馬は私そのもの

そういう情景を思い描きながら、いつの間にか私は奔馬となって君のところまで駆けてゆく・・・そんなイメージを詠いました。


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推敲3 投稿者:沙羅 投稿日: 6月17日(土)11時29分10秒
@>放たれて黎明の野を駆け抜くる奔馬のごとし恋せる我は

A>君に恋せる我は野に放たれて黎明の時駆け抜くる馬

B>放たれて黎明の野を駆け抜くる奔馬なるらむ恋せる我は

実は私は割りと『べし』は好きす。
強い歌の時しか使かえませんけれど。

C>放たれて黎明の野を駆け抜くる奔馬なるべし恋せる我は


Cも候補のひとつとしてあげておきます。
私はCが一番好きですね。
なんと言うか・・自分で詠っていて、昂揚してしまう歌なので『べし』の強い調子が好きです。


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推敲2 投稿者:沙羅 投稿日: 6月17日(土)08時27分48秒
@のごとしが硬い感じ時なので、こういうのも考えて見ました。


B>放たれて黎明の野を駆け抜くる奔馬なるらむ恋せる我は



@>放たれて黎明の野を駆け抜くる奔馬のごとし恋せる我は

A>君に恋せる我は野に放たれて黎明の時駆け抜くる馬

B>放たれて黎明の野を駆け抜くる奔馬なるらむ恋せる我は


Aは2句の辺りがちょっと狭苦しいですね。


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『恋』推敲 投稿者:沙羅 投稿日: 6月16日(金)23時57分30秒    編集済
「君に恋しつ」では、序詞と言うか比喩がかかるにはずれが生じていると、なんとなくは感じていたのですが。
黒路さんの説明でよくわかりました。
私としては
「奔馬のごとく君を恋しながら」の意味で作りました。


>放たれて黎明の野を駆け抜くる奔馬はげしき恋せる我は

はげしくという言葉を使わずに激しさを表したいのです。
「放たれて黎明の野を駆け抜ける奔馬」で私自身の内なる激しさの吐露なわけで、それを激しさと言う言葉を使うと
前半のインパクトが消えてしまうと思うのです。



@>放たれて黎明の野を駆け抜くる奔馬のごとし恋する我は

これは文章の構成が説明的ではあるけれど、このほうが私の心情に近いです。


あるいは
A>君に恋する我は野に放たれて黎明の時駆け抜くる馬

この方が調べが自然だと思います。
ウーン、でもインパクトは@のほうがある


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恋 投稿者:kyo 投稿日: 6月16日(金)23時51分31秒
山の際(ま)を紅く染めゆく夕暮れにこころ恋(こほ)しきふるさと想う

こんな平熱の歌もたまには良いかと、「恋し」は、古くは「こほし」と読んだらしい。なんとなく厚みと情感があってルピをふらせて頂きました。また(形 シク活用)で故郷にかけるか、想うにかけるか迷いましたがいかがでしょうか?


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もひとつ沙羅さん♪ 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 6月16日(金)22時35分14秒
>放たれて黎明の野を駆け抜ける奔馬のごとく君に恋しつ

うんうん、内に激しさを秘めている(←僕の勝手な思い込み?)沙羅さんらしい恋歌ですねえ〜〜(笑)

えっと、そうですね、この歌、すごく素敵に詠めているんですけど…
ただ、この順序だと「放たれて黎明の野を駆け抜ける奔馬」なのか、「奔馬のごとく放たれて黎明の野を駆け抜ける我」なのかが分からなくなってしまいますよね^^;
あと、「奔馬のごとく君を恋しながら」という意味にもとれるし(苦笑)

沙羅さんの歌って、結構こういうどちらの意味にも取れてしまうものが多いですよね。
いつでも思うんだけれどこれは欠点のように見えて、じつは見方を変えればひとつの才能なんじゃないかな?
いや、掛詞や序詞のね…

放たれて黎明の野を駆け抜くる奔馬はげしき恋せる我は

う〜〜ん、僕は勉強不足なので序詞を使ってうまく添削できないんだけど…
でも、こんな感じでいいんじゃないのかな?

「放たれて黎明の野を駆け抜くる奔馬は激しき」そのように激しく我は恋する

うん、こんな感じの意味になって。
序詞については例によって短歌の基本8「枕詞と序詞」についてを参考にしてください(笑)
まあ、これもあくまで推敲の参考までにということでね。

沙羅さん、それではまたね〜〜(^・^)


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沙羅さん、こんばんは〜〜(^・^) 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 6月15日(木)18時20分35秒
>平和への祈りを込めて原爆の詩を読む女優各地を巡る

>めぐり来る今年の夏も原爆の詩を読む女優吉永小百合

ああ、なるほどなるほど。
「終戦の年に生まれた」にはそういう意味があるのですね^^
うん、この二首、どちらもうまく詠めていると思いますが、やはり吉永小百合さんのお名前は入れたほうが分かりやすいかもしれませんね。
う〜〜ん、「読む」はまあ、「朗読」と分かるかな…

めぐり来る今年の夏も原爆の詩を朗読す吉永小百合

一応、こんなふうにも出来るけど、これはこれでちょっと「調べ(リズム)」的に微妙だし(苦笑)

めぐり来る今年の夏も原爆の詩を読む女優吉永小百合

うん、そうですね!沙羅さんの伝えたいこともうまく入っていますし二首目の歌でいいと思います。
ほんと、素敵に詠めていますよ〜〜♪


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恋 投稿者:沙羅 投稿日: 6月15日(木)15時46分4秒
放たれて黎明の野を駆け抜ける奔馬のごとく君に恋しつ


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かめさん、こんばんは〜〜(^・^) 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 6月14日(水)22時57分15秒
>便覧に満開に咲く八重桜私はいつもこれに恋する

いやいや、かめさんの歌、なかなか素敵に詠めていますよ〜〜♪
桜花に恋するなんてロマンティックですね^^

えっと、そうですねえ〜〜、この歌もそんなに気になるようなところは無いんですけれど…
ただ、下の句はちょっと説明っぽさを感じるかな。

ここはなるべくなら「私」とかいう言葉を入れないで同じ内容を表現したいところですよね^^

便覧に満開の八重桜咲き恋するように心惹かれる

うん、たとえばこんなふうにしてみるとかね。
上の句のこういう「句またがり」は、最初は難しく感じるかもしれないけれど、まあそのうち勢いで詠めるようになると思います(笑)

うん、こんな感じでまた推敲の参考にでもしてみてくださいね^^



>中身見てすごく難し小説は読みたくもあり読みたくもなし

うんうん、この歌も下の句の「読みたくも」「あり」「なし」の繰り返しが面白くていいですね〜〜(笑)

ただ、二句目の「難し」ですけどここは文語の終止形になっているので、これではここで意味が途切れてしまいますね^^;
かめさんの年齢だとまだ学校で国語の文法は習ってないと思うけれど、この場合は連体形で「難しき」になります。

もし文法に興味があるのなら、このHPの短歌入門部屋に文法の基礎を載せてあるけれど…
でもあの記事はややこしいのであんまりお勧めは出来ないかな(苦笑)
うん、学校で習うのをまってもいいかもしれませんね。

ただ無理に文語にしなくてもこの場合、口語で「難しい」で、「難しそうな」としたほうがいいとも思いますけど…

中身見て難しそうな小説は読みたくもあり読みたくもなし

うん、「すごく」はちょっと説明っぽいのでこちらのほうがしっくりきていいと思いますよ。
まあ、これもあくまでひとつの参考までにということで^^

かめさん、それではまたね〜〜


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磯さん、どっも〜〜(^・^) 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 6月14日(水)18時33分18秒
>歌詠んで飯が食えなきゃ歌よみで飯が食えたら歌人と呼ばる

はははは、この歌も磯さんらしくって面白いですねえ〜〜(笑)
いやいや…でも歌人の方でも歌だけでおまんま食べていけるような人はほとんどいないみたいですよ。
なにせマイナーなジャンルですからね^^;

えっと、そうですねえ〜〜、この歌は基本的にはこのままで充分だと思いますよ。
ただ、四句目は「凡人で」とかにしたほうがいいですね。
いや、「歌人」のことも普通に「歌よみ」と言いますから(苦笑)
あと、「食える」は下一段活用の動詞なので…

歌詠んで飯が食えねば凡人で飯が食えれば歌人と呼ばる

うん、こんなふうにしたほうが歌が締まっていいんじゃないかな。
まあ、もとのままでも間違いではないですけどね。

「呼ばる」は最初、誤用かと思って辞書とかで調べてみたら、ちゃんとした四段活用の動詞なのですね^^
東北の方言的要素が強いみたいで、僕の住んでいる地方ではこういう言葉は聞いたことがなかったです。
うん、ここはこのままでいいと思います。

ま、これも例によって推敲の参考までにということで。



>五十年この方ひろさきをひろまえと読んでおった笑えてくるよ

ぶはははは、「月極(つきぎめ)」を「げっきょく」と読むぐらい恥ずかしいですねえ〜〜(笑)
いやいや、こういう自嘲的な詠み方は短歌のひとつの基本ですよ。

えっと、そうですねえ〜〜、この歌もやっぱり出来るだけ定型には収めたいところですよね。
あと、「ひろさき」と「ひろまえ」両方を平仮名表記にしてしまってはちょっと分かりにくいです。
ここはたとえば…

「弘前」を「ひろまえ」などと読んでいた悲しかりしやこの五十年

うん、こんなふうにしてみてはどうでしょうか。
まあ、これもひとつの参考までにということで^^



>パソコンで疲れたお目々に目薬を差してお歌を読んでおります

いやいや、目薬さしてまで歌を読むとは勉強熱心で感心です(大笑)
うん、この歌もなかなか面白く詠めていていいと思いますよ。

そうですねえ〜〜、ただ「お目々」は面白くていいんだけど字余りになるし、こういう単語で面白さを出さなくても歌自体が充分面白いと思うので…

パソコンで疲れたる目に目薬をさして歌集を読んでおります

うん、こんなふうにしてみるのもいいかも知れませんね^^
「お歌」もこの場合、「歌集」としたほうが(磯さんが本当に読んでいるのが何かは別として)実際に読んでいる状況を想像できていいと思います。

まあ、こんな感じでまた推敲の参考にでもしてみてください。
磯さん、それではまたね〜〜♪


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『読む』推敲 投稿者:沙羅 投稿日: 6月14日(水)08時13分51秒
吉永小百合さんは昭和20年4月に生まれたので、彼女が50歳の時は戦後50年、
自分の年齢を意識することは戦後を意識する事だと語っていました。
でもこのことを詩を読むことと結びつけて一つの歌にまとめるのは無理がありますね。

二つ考えてみました。


>平和への祈りを込めて原爆の詩を読む女優各地を巡る

>めぐり来る今年の夏も原爆の詩を読む女優吉永小百合


私としては2首目の方が気に入っています。
女優、吉永小百合と続くのがしつこいかもしれないけれど、
昭和20年生まれの吉永小百合さんが詩を読むのだという、私の言いたかったことも暗に入っているし。
「今年も」で長年詩の朗読を続けていることも暗示できるのではないかと思います。


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kyoさん、こんばんは〜〜^^ 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 6月14日(水)01時09分38秒
うえ〜〜〜〜ん、また女の子に振られ…
って、ちがうちがう!!
振られて泣いてなんて帰ってませんよ!

ぐすん、泣いてなんて…(T_T)

>平易なる言葉の歌を読みあぐね詠んで気がつく作者の思い

うんうん、なるほどなるほど。
僕はそういう経験は無いんだけど、でも感覚としてはよく分かりますよ^^

そうですねえ〜〜、まあちょっと説明がないと意味が分かりづらい部分もあるけれど…
ただ、そこがこの歌の内容と一致していて面白いようにも思いますよね(笑)

うん、文法的にはとくに問題もないし、この歌はこのままでも充分なんじゃないかな。
なかなか面白く詠めていると思いますよ♪

それではkyoさん、次の「恋」の歌もがんばってくださいね〜〜
ここはひとつ、kyoさんも詠むために恋をしてみては?
(いや、奥さんに怒られるか^^;)


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沙羅さん、こんばんは〜〜(^・^) 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 6月14日(水)00時16分40秒
珍しく一番乗り、おめでとうございま〜〜す。
って、月曜日にお題発表したのに土曜日に一番乗りっていうのは、この掲示板がどうかと思うけど(苦笑)

>終戦の年に生まれし俳優は原爆の詩を読み続けたり

吉永小百合さんの朗読、僕もテレビで観たことがありますよ^^
吉永さんは各地での朗読会を、ずっとボランティアで行ってらっしゃるんですよね。

う〜〜ん、そうですねえ〜〜、たしかに「女優」か「吉永小百合」という言葉は入れたいところですね。
(でも、沙羅さんに出来ないことは僕にも出来ないような気がするんだけど^^;)

ずいぶん考えてみたんですけど、この歌の場合「終戦の年に生まれた」というのはあまり意味が無いんじゃないかな?
終戦の年に生まれたことが原因で原爆の詩を読んでいるわけではないと思うし…

あと、「読み続けたり」だとただ自宅で詩集を読んでいるような意味になって、「各地での朗読」だと分からないですよね。

各地にて原爆の詩を朗読す女優は平和への祈り込め

う〜ん、僕にもこんな感じしか思いつかないなあ〜〜(苦笑)
まあ、これも例によって、ひとつの参考までにということでね。
沙羅さん、それではまたね〜〜♪


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読む 投稿者:かめ 投稿日: 6月12日(月)21時43分9秒
中身見てすごく難し小説は読みたくもあり読みたくもなし

これも簡単ですな。なんかやっぱ定型詩って苦手だなあ。
こういうのを、「バカ」っていうくらいの作品ですね。ウン。


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恋 投稿者:かめ 投稿日: 6月12日(月)21時40分57秒
便覧に満開に咲く八重桜私はいつもこれに恋する

簡単すぎる〜。やばすぎる〜。私ってエッセイや詩になら自信満々だけど、短歌は苦手だなァ……。


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よむ 投稿者:磯 投稿日: 6月12日(月)21時22分14秒
歌詠んで飯が食えなきゃ歌よみで飯が食えたら歌人と呼ばる

五十年この方ひろさきをひろまえと読んでおった笑えてくるよ

パソコンで疲れたお目々に目薬を差してお歌を読んでおります


字あまりだね


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デート〜! 投稿者:kyo 投稿日: 6月12日(月)01時03分20秒
黒路さん、デートは冗談だといってるがやっぱりアヤスイ!
また泣きながら帰ってこなければ良いが・・・


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「読む」 投稿者:kyo 投稿日: 6月11日(日)23時58分33秒    編集済
二番乗りだ〜〜!あはは

平易なる言葉の歌を読みあぐね詠んで気がつく作者の思い

今回は、ほんとイメージが沸きませんでした。苦し紛れの一首です。
短歌において、読む事と詠む事は両輪をなすと思っています、ある作家の秀歌になぜ此処にこの言葉がでてくるのか、ずっと疑問に感じておりましたがたまたま自分が歌を創っていた時にひょい!とその同じ言葉が出てあっ!あの歌の作者はこのような感じを表現したかったのではないかと・・多分わたしの独断でしょうが理解しました。
お次は「恋」ですか、これも難しい、常套句に悩まされそう・・あはは


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すいません^^; 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 6月11日(日)23時13分23秒
今日はこれから外出しなければいけないので、お題を早めに出しておきますね。
(トッピクのほうの結果発表は明日になると思います)
前々回のお題「痛む」は0時ジャストまでOKですので、よろしくお願いします。
う〜〜ん、前回の「読む」はやっぱり難しすぎましたか(苦笑)

ということで今回はちょっと簡単に、禁断の「恋」です。
いや、当たり前すぎるお題なんでずっと避けてたんだけど…
まあ、一度ぐらいはやっておきましょう(笑)

あと、沙羅さん、お返事もう少し待ってくださいね〜〜^^

さ〜〜て、真夜中のデートだ!!(←大嘘です)


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★お題は『恋』★ 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 6月11日(日)23時09分31秒
★次回のお題は『恋』、期限は六月二十五日(日)です★

「恋慕」「恋煩い」など、恋という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
前回のお題『読む』も六月十八日(日)締め切りまで、まだ受け付けております。


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読む 投稿者:沙羅 投稿日: 6月10日(土)14時24分56秒
珍しく一番乗りだ〜〜



>終戦の年に生まれし俳優は原爆の詩を読み続けたり



吉永小百合さんのことを詠った歌だから本当は女優の言葉を入れたいけれどうまくいきません。


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