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短歌入門部屋


短歌投稿掲示板(過去ログ)
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『題詠』短歌掲示板(投稿はこちらから)

短歌投稿掲示板:過去ログ(ホーム)

(一番下からお読みください)
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kyoさん、こんばんは〜〜(^・^) 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 3月30日(木)20時07分36秒
>年たけて何時しか増せる酒のかさ妻の目盗む技も長けたり

うん、「年たけて」と「技も長けたり」の繰り返しはなかなかおもしろいし「調べ(リズム)」的にもいいと思います^^

えっと、助動詞「き」の連体形「し」についてですけど、前にも言ったように現代(というか、幕末ぐらいにはすでに誤用の例がある)では、口語の「た」と同じように完了・継続の意味で誤用して使われることがほぼ許容されてしまっている状況です。

ただ、僕はやはり助動詞「き」は正確に「自分の現実の体験として、過去の事実と認識しているものについて用いる」ほうがよいと思います。

ひとつ分かりやすい例を挙げるなら、百人一首にもとられている阿倍仲麻呂の次の歌

天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも

この歌の「出でし」がそうですね。
もし「し」が完了・継続の意味で使えたとしたら、この歌は
「今、振り返ってみたら春日にある三笠の山に月が出ているなあ」
という意味になってしまいます。

でも、実際はそうではなくてこの「し」は自分が事実として知っている過去の意味にしか使わないのですから…
「昔故郷の春日にある三笠の山に出ていた月と同じ月なのだなあ」
という意味になるのです。

このように昔の人たちは正確に「し」を使うことで、たった一言で「その出来事が過去の出来事である」こと、「その出来事を自分自身が直接見たり経験したりして知っている」ということを表現し、正確に意味を後世に伝えることができたのです。


もう少し分かりやすく言うなら
「寺山修司が歩きし道」
という場合、こう表現した人物は「寺山修司が過去にその道を歩いていた」そしてその場面を「実際に見た」という意味になるわけです。

もしこれが完了の意味でしたら、完了の助動詞「たり」を使って
「寺山修司が歩きたる道」
とするべきです。


同じように
「悲しき歴史をもちし国」
とした場合、この国はすでに滅んでしまっている意味になってしまいます。

もしその国が現代も存在しているのなら完了・存続の助動詞「たり」をつけて
「悲しき歴史をもちたる国」
とするべきです。


以上、萩野貞樹さんという方の「旧かなを楽しむ」(リオン社)という本を参考にして書かせてもらいましたが、うまく伝わったかな^^;


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磯さん、こんばんは〜〜(^・^) 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 3月30日(木)17時04分27秒
>盗み酒のむようになれば終わりさ 悲しみの果てまで来てしまった

おお〜〜、どうしたんですか磯さん、めずらしくセンチメンタルですねえ〜
でもこの歌、雰囲気があってすごく素敵だと思います^^

えっと、そうですねえ、まず破調になっているのはもう少し何とかしたいです。
あと、初句の「盗み酒」は「盗んだ酒」という意味ですよね?
これはちょっと意味的に分かりにくいかもしれないので…

悲しみの果てまで一人たどりつき盗んだ酒を泣きながら飲む

うん、たとえばこんなふうに上の句と下の句を入れ替えてちゃんと「盗んだ酒」としたほうがいいかも。

まあ、これもあくまでひとつの参考までにということで^^
磯さん、それではまたね〜〜♪


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沙羅さん、ども〜^^ 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 3月30日(木)17時02分27秒
>「永劫に造り続けよ」とう天の声は響けり教会の上

う〜〜ん、この歌、あれからずっと考えてたんですけど「上」というのがどうしても引っかかるんですよね^^;
「教会の空」ではダメなのでしょうか?

>「永劫に造り続けよ」とう天の声は響けり教会の空

これだと教会全体を包むような感じがしていいと思うのですが…



>天深く槌音響き渡るなり聖ファミリアのガウディーの塔

そうですね、やっぱり二首目はこちらのほうがいいかも。
連作にする場合はすべての歌を続けて読んで、連作全体の「調べ(リズム)」や「表記」を考える必要がありますね^^



>年たけて何時しか増せる服の数夫の目盗む技も冴えゆく

はははは、この気持ちは僕はよく分かりますよ〜〜(笑)
僕の場合は服もそうだけれど、パソコン関係の電子機器とかもそうですね。
親なんかに値段を聞かれても、大体半額程度の値を言っておきます。
それでも「高い〜!!」とか言われますよ(苦笑)

まあ、僕の場合はたしかに無駄遣いも多いんですけどね〜〜


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『天』2 添削3 投稿者:沙羅 投稿日: 3月29日(水)07時26分46秒
連作にしようとすると1首だけではよくても考え直さなければいけない時がありますね。


>天深く槌音響き渡るなり聖ファミリアの教会の塔


黒路さん案のこの歌にしたほうがいいかもしれません




>「永劫に造り続けよ」とう天の声は響けり教会の上

>天深く槌音響き渡るなり聖ファミリアのガウディーの塔


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沙羅さん、ども〜〜(^・^) 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 3月29日(水)00時50分47秒
>「永劫に造り続けよ」とう天の声は響けり教会の上

うん、そうですね、「聖堂の上」というのもありかとも思ったんだけど、「教会」のほうが意味的にいいと思います^^
ただ、この歌と次の歌は、連作になるのならちょっと結句の「教会の上」「教会の塔」という「教会の」の終わり方はよくないんじゃないかな(苦笑)

連作の場合、句の同じ部分に同じ語が入るのはなるべく避けたほうがいいと思います(意図的にやる場合は別としてね)

ちょっといま仕事が忙しくってすぐにお返事できないんですけど、また僕も考えて見ますね。

それでは今夜はもう寝るとします。
沙羅さん、皆さん、お休みなさ〜〜い♪


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推敲 投稿者:kyo 投稿日: 3月29日(水)00時08分29秒
>年たけて何時しか増せる酒のかさ妻の目盗む技も長けたり

「増しし」については、僕の勉強不足でした。また利口になっちゃいました。結句を「長けたり」で結んで上句の「年長けて」に同調させたらどんな感じになりますか?

沙羅さん、妻の立場でもそういう事がある!あした早速妻のタンスを調べてみよう・・なんてね、あはは

>盗み酒のむようになれば終わりさ 悲しみの果てまで来てしまった

磯さん、「悲しみ」!いやいや結構スリルがあって「生きてるな!」って感じがしますよ、あはは


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盗み酒 投稿者:磯 投稿日: 3月28日(火)21時13分52秒    編集済
盗み酒のむようになれば終わりさ 悲しみの果てまで来てしまった



短歌というより、詩だね


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おはよう 投稿者:沙羅 投稿日: 3月28日(火)07時26分40秒
>年たけて何時しか増しし酒のかさ妻の目盗む技も冴えゆく


kyoさん、この歌は着眼点がいいですね。
年を経た夫婦の機微があって、そこはかないペーソスも漂ってきます。

私も他の歌で完了の意味で「し」を使っていて、慌てて直したところです。




ところでせっかくのお歌を茶化すようで恐縮ですが、妻の立場から詠いますと。

>年たけて何時しか増せる服の数夫の目盗む技も冴えゆく

パロディーとして読み流してくださいませ。
私は夫に今日服を買ったとか、服の値段を言いません(笑)
私の常識と夫の常識が違うので。
高価なものは買いませんが、それなりのレベルのものを買ったほうが結局は長持ちするから安物を買うより得・・と言う考えは夫には理解できないようですから。

それでも財政緊縮の折から、最近は年間予算枠を決めてその範囲では自由に買う方式にしています。


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kyoさん、こんばんは〜〜(^・^) 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 3月28日(火)00時39分48秒
>年たけて何時しか増しし酒のかさ妻の目盗む技も冴えゆく

うんうん、この歌もほんとに素敵に詠めていますよ〜〜
特に下の句がおもしろくていいです(笑)

えっと、書き込み消されてしまったけれど磯さんのおっしゃっていたように三句目の助動詞「き」の連体形「し」は本来、ある動作や現象が過去において存在したことを思い出して、叙述する場合などに用いる助動詞のようです。

ですから本当は、この歌のように完了・存続の意味で使うのは間違いなのですが、室町時代以降、口語の影響を受けて徐々にこのような誤った使い方も許容されるようになってきたそうです。(と、昨日発売の今月号の角川短歌に書いてあった^^;)

そうですね〜、ただ、許容されるようになったとはいえ、やはり誤りではあるし、「き」は厳密に過去の助動詞としておいたほうがその歌の意味を正確に伝えられるので、この場合はほかの助動詞にしたほうがいいかもしれませんね。
たとえば「増す」は四段活用の動詞なので、「〜てしまった」という完了の助動詞「り」を付けて…

年たけて何時しか増せる酒のかさ妻の目盗む技も冴えゆく

うん、こんなふうにしてはどうでしょうか。
あと、結句の「冴えゆく」ですけど、まあ、口語調でもいいとは思うんですけど…

年たけて何時しか増せる酒のかさ妻の目盗む技も冴えたり

こんなふうに「冴えたり」としてもいいかも知れませんね。
う〜〜ん、文法はやっぱり難しくって自信ないなあ〜〜(苦笑)
まあ、これもあくまで推敲の参考までにということで^^

kyoさん、それではまたね〜〜♪


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『天』2推敲 投稿者:沙羅 投稿日: 3月27日(月)17時59分53秒    編集済
黒路さんの添削からすこし変えてこれでどうでしょう。

>「永劫に造り続けよ」とう天の声は響けり教会の上


聖堂の中で天の声を感じたのではなく、建築中の教会の上に聞こえるという感じにしたかったので。



音割れのこと気をつけているつもりでも、チェックをぽかっと忘れる時があります。

>天深く槌音響き渡るなり聖ファミリアの教会の塔

ガウディーを出さなくても聖ファミリアの名前を出せばガウディーの設計と解るから、このようにしてみました。
2首を並べると


>「永劫に造り続けよ」とう天の声は響けり教会の上

>天深く槌音響き渡るなり聖ファミリアの教会の塔

聖堂か教会か迷いましたが、正式名が「サグラダ・ファミリア教会」ですから教会にしました。


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盗む 投稿者:kyo 投稿日: 3月27日(月)08時05分9秒
年たけて何時しか増しし酒のかさ妻の目盗む技も冴えゆく


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★お題は『盗る』★ 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 3月27日(月)00時04分3秒
★次回のお題は『盗る』、期限は四月九日(日)です★

「泥棒」「盗聴」など、盗るという言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
前回のお題『天』も四月二日(日)締め切りまで、まだ受け付けております。


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沙羅さん、お待たせ〜♪ 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 3月26日(日)22時01分23秒
いや〜〜、今日はちょっと難波のビッグカメラまで買い物に行ってたもので、遅くなってしまいました^^;
でもおかげでほしかったものが手に入って上機嫌で〜す(笑)

>「永劫に造り続けよ」天の声大聖堂の上に聞こえり

えっと、この二首はガウディが主任監督として設計、施行にあったったサグラダ・ファミリア教会を詠ったものですね。

たしかガウディの生前には地下聖堂と後陣、キリスト降誕のファサードが完成しただけで、現代も工事が続けられているのですよね(と、百科事典に書いてあったことをあたかも知っていたかのように話す。)

うん、そうですねえ〜、この歌もさすがによく詠めていると思いますよ^^
ただ、ちょっと気になったのは三句目かな。
「永劫に造り続けよ」で一端「」でリズムが止まった後に、次も体言で止まっちゃうのは「調べ(リズム)」的によくないような気がします。

う〜〜ん、ここは「天の声」とあるので、べつに「上に」を入れなくてもいいんじゃないかな?

「永劫に造り続けよ」とう天の声は響けり大聖堂に

うん、たとえばこんな感じとか。
でもこれだと沙羅さんの表現したいこととはちょっと違ってくるのかな。
まあ、あくまでこれもひとつの参考までにということで^^



>天深く槌音響き渡るなりガウディの聖ファミリアの塔

うんうん、この歌も素敵でいいですねえ〜〜
そうですね、この歌も基本的にはこのままで充分だと思うのですが、ただ下の句の「ガウディの・聖」「ファミリアの・塔」の(5・2)の音割れ続きはちょっと単調すぎるような気もします。
う〜〜ん、ここはたとえば…

天深く槌音響き渡るなり聖ファミリアのガウディの塔

こんなふうにしては意味的に分かりにくくなっちゃうのかな?
「聖ファミリアのガウディ(作)の塔」という意味なのでこれでもいいかと思うんだけど。

まあ、これもあくまで推敲の参考までにということで^^
沙羅さん、それではまたね〜〜(^・^)


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磯さん、こんばんは〜〜(^・^) 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 3月26日(日)01時53分6秒
>かるがると空飛ぶ雲に乗れたならの悟空ごとく天竺にゆく

はははは、この歌は磯さんらしくっておもしろいですねえ〜〜(笑)
えっと、この三句、四句目は入力ミスですよね?
たぶん「乗れたなら悟空のごとく」としたかったのだと思いますけど。
う〜〜ん、そうですねえ〜、でも僕としては一つ前の…

もしかりに空飛ぶ雲に乗れたなら我は行くぞや天竺までも

うん、こちらのほうが好きかな(笑)
「かるがると」はちょっと説明っぽく感じるし「悟空のごとく」もそれを言わずに伝えたいところです。

もしかりに空飛ぶ雲に乗れたなら我も行くぞやあの天竺へ

うん、こんな感じで「我も」とすることで「悟空のごとく」を表現できるのではないでしょうか^^
あと、結句は「あの天竺へ」としたほうが「調べ(リズム)」がいいようにも思います。
まあ、こんな感じでまた推敲の参考にでもしてみてください。



>あんなにも空は青いよまだ誰もあの果てまでは行ったことがない

うんうん、この歌は磯さんらしくないロマンティックな感じが素敵ですねえ〜〜(笑)
えっと、そうですねえ、まず初句は「あんなにも」より「こんなにも」のほうがニュアンスとしていいと思います。

あと、結句の字余りは「調べ(リズム)」的によくないし、ちょっと下の句が説明っぽいですよね^^;
う〜〜ん、ここはたとえば…

こんなにも空は青いよまだ誰も知らぬ世界があの果てにある

うん、こんな感じにしてみるのもいいのかも。
まあ、これもあくまでひとつの参考までにということでね^^



>あの果てに天竺がある行かなくては空とぶ雲を早く探して

はははは、この歌もおもしろくていいですよ〜〜
ただ、四句目の「空とぶ雲」は言いたいことは分かるんだけど、雲が空を飛ぶのは当たり前ですよね(笑)

あと、この歌の順序だとどうしても説明っぽくなるように思うので…

金斗雲はやく探してあの果てにある天竺へすぐにも行こう

うん、こんなふうに上の句と下の句の順序を入れ替えてみてもいいかも知れませんね^^
「金斗雲」は原作の西遊記では「?斗雲」と書くみたいだけれど、日本では「金斗雲」のほうが分かりやすいですよね。
まあ、これもあくまでひとつの参考までにということで。

磯さん、それではまたね〜〜♪


掲示板で使用した文字がうまく出力できませんでした。
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黒路さん、こんばんは 投稿者:沙羅 投稿日: 3月26日(日)00時53分44秒    編集済
黒路さんの名前が間違っていたのに気がついたので、遅ればせながら訂正ですm(__)m


>天を射すバブルの塔の住民が話す言葉はIT用語

住人の方がいいというのはなるほどと思いました。
住民は住人よりも広い範囲に住んでいる人の総称ですね。
○○町の住民と□□マンションの住人・・ちょっとイメージが違います。
そして住民の方が総称的、住人は個別の人のイメージがあります。
この歌の場合六本木ヒルズは一つのビルですから住人の方がぴったりきますね。

と言うことでこちらに決定
>天を射すバブルの塔の住人が話す言葉はIT用語



>ところ天入れた硝子の湖にお箸で作る春のさざなみ

>つまり「硝子の器に入ったところ天」が湖だという意味ですね。

はい、私はそういう意味で使いたかったのです!
だから黒路さんや他の方がそういう意味にとって下さるなら、この歌の方が気に入っているので、このままにしたいのです。
ところ天は硝子の器に入っているから湖に見えるのだけど、『硝子の湖』という表現が硝子の方にウエイトがかかってしまう意味にならないか気になったのです。

でもkyoさんはちょっとひっかかるかなと言うことですので、
こちらの方に決定します。
(上の歌はぱっと見た時はイメージは間違っていないと思うのです。
湖〜さざなみと続く言葉も捨てがたいけど・・
でも、じっくり読んだとき『硝子の湖に』がひっかかってきますね)

>ところ天ガラスの鉢に盛り付けて春のさざなみお箸で作る


ありがとうございました


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沙羅さん、こんばんは〜〜(^・^) 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 3月25日(土)23時55分3秒
>天を射すバブルの塔の住民が話す言葉はIT用語

はははは、この歌、おもしろくていいですねえ〜〜(笑)
いや、ただおもしろいだけでなく、「バブル」と「バベルの塔」を掛けるなど技術的にも優れていますよ。

う〜〜ん、僕はでも「バベルの塔」って嫌いじゃないんだよなあ〜〜
ちょっと傲慢かもしれないけど、上を目指していけば結局神の領域しかないというか…
向上心と傲慢さは紙一重ですからね。

まあライブドアの一件で言うなら、正直、堀江さんの手法は嫌いだったんだけど、ここまで落ちてしまうと逆に応援したくなってきたというか(←ただの判官びいきか・笑)

えっと、そうですね、この歌はほんとに素敵に詠めていると思いますよ^^
基本的のはまったく気になるところもないですし。
ただ、ちょっとこれは僕の感性の問題なのかもしれないけど、「住民」より「住人」のほうがピンとくるようにも思うのですが。
もちろん「住民」でまったく問題はないですし、そのほうが意味的には正しいとも思うんですけどね。

天を射すバブルの塔の住人が話す言葉はIT用語

まあ、字面の問題かなあ〜〜
うん、これはまあ、あくまでひとつの意見として軽く聞いておいてください^^



>ところ天入れた硝子の湖にお箸で作る春のさざなみ

うんうん、この歌も視点がおもしろくていいですねえ〜〜
いや、実は僕はところ天を食べたことがないのです(苦笑)
寒天ならよく食べるんだけど、あれは正確にはところ天とは違うんですよね。

えっと、僕はこの歌、一読したときに「硝子の器」と「ところ天」の両方が湖だという意味にとってしまいました^^
つまり「硝子の器に入ったところ天」が湖だという意味ですね。

そういう意味になっちゃうと沙羅さんとしてはダメなのかな?

>ところ天ガラスの鉢に盛り付けてお箸で作る春のさざなみ

そうですねえ〜、こちらの場合も問題がなくてどちらを採用してもいいようにも思いますけど。
ただ、この場合、二句目「ガラスの・鉢に」と四句目「お箸で・作る」の音割れ(4・3)はちょっと重いようにも思うので、ここはkyoさんのおっしゃるように…

>ところ天ガラスの鉢に盛り付けて春のさざなみお箸で作る

うん、こんな感じで四句目と結句を入れ替えてもいいのかもしれませんね^^
まあ、これもあくまで推敲の参考までにということで。

沙羅さん、それではまたね〜〜♪


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kyoさん、ども〜^^ 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 3月25日(土)23時53分44秒
>天翔る竜のようなる雲うごき巨大なビルを踏みつけて行く

ぶはははは、自分で愛嬌のある子だなんてkyoさんもなかなかおもしろいことを言いますねえ〜〜(笑)

ああ、そうでした、二句目、字余りでなく字足らずでしたね。
間違えてしまった^^;
うん、僕もよく間違いばっかりする愛嬌のある子だったんですよ(苦笑)


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天竺の推敲と続き 投稿者:磯 投稿日: 3月25日(土)19時35分9秒
かるがると空飛ぶ雲に乗れたならの悟空ごとく天竺にゆく

あんなにも空は青いよまだ誰もあの果てまでは行ったことがない

あの果てに天竺がある行かなくては空とぶ雲を早く探して




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沙羅さんのところ天 投稿者:kyo 投稿日: 3月25日(土)16時05分8秒
沙羅さん、たのしいお歌ですね。こんなことしながらトコロ天を召し上がっておられる・・
いつも貴重なご意見ありがとね、感じたことをのべます。

>ところ天入れた硝子の湖にお箸で作る春のさざなみ

私は、読んですぐ歌の意味は分かりしたけど。いざ検証してみますと確かに「硝子」で引っかかりますが「・・を入れた硝子」と繋がりますといいようなきがします。次にさざなみのイメージを最初は「ところ天」の「つゆ」から感じていたのですがあの「つゆ」は結構きつくさざなみ出るくらい入れるとしょっぱいのではないか。これは「ところ天」そのものを波紋ようにならべた状態からさざなみをイメージしたと理解しました。

>ところ天ガラスの鉢に盛り付けてお箸で作る春のさざなみ

沙羅さんが疑問に感じた「硝子」の部分が改善されてますね。僕も「盛り付け」という言葉から「さざなみ」に結びつけるには、このままではつらいかなっと、ここは下句の倒置をさけて

>ところ天ガラスの鉢に盛り付けて春のさざなみお箸で作る

とたのしさを出すのもいいなと思いました。


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tところてん 投稿者:磯 投稿日: 3月25日(土)14時52分32秒
沙羅さん、
ところ天は天突きで突き出すものでもあるのですよ
そうするると、天突きより、突き出されたときの状態も考えられると思います
押し込められて、押し出されるようとしてる状態も
押し出されて、出てきたときの状態から皿にのるときに、さざなみ、が思い浮かびますね

わたしなら、ということで




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『天』2 投稿者:沙羅 投稿日: 3月25日(土)14時04分32秒
「永劫に造り続けよ」天の声大聖堂の上に聞こえり

天深く槌音響き渡るなりガウディの聖ファミリアの塔


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ところ天 投稿者:沙羅 投稿日: 3月25日(土)11時04分45秒    編集済
>ところ天ガラスの鉢に盛り付けてお箸で作る春のさざなみ


最初考えたのはこうでした

>ところ天入れた硝子の湖にお箸で作る春のさざなみ

これでうまく行ったような気がしました。
でもよく読んでみるとこれでは湖と喩えたのは硝子のように受け取られてしまいます。

私が言いたかったのは硝子の器に入ったところ天が湖のようで、お箸で混ぜるとそれがさざなみのように見えるということです。
それともこの歌でもこういう意味とわかるでしょうか?
それが知りたいです。


で・・いろいろ考えたのですがところ天が5字なのでうまくつながらない。
本当は
 硝子の器に入れたところ天の湖に・・・と言う順番にしたいのですが、出来ない!
と言うことで一番上の歌になりました。
『盛り付けて』がどうも気に入らない。
もっといい言葉があったらいいのですが。


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天 投稿者:磯 投稿日: 3月25日(土)00時59分36秒
もしかりに空飛ぶ雲に乗れたなら我は行行くぞや天竺までも

元の歌

もしかりにそら飛ぶ雲に乗れたなら悟空のごとく天竺にいく
だったのです




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沙羅さん 投稿者:磯 投稿日: 3月25日(土)00時55分59秒
天を射すバブルの塔の住民が話す言葉はIT用語

この歌、わかり易くて、いいですね
沙羅さん、にしては珍しい題材でとってもいいです




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『天』 投稿者:沙羅 投稿日: 3月24日(金)20時27分58秒    編集済
天を射すバブルの塔の住民が話す言葉はIT用語


えーーこれはホリエモンのいた六本木ヒルズのことを皮肉った時事短歌(?)です。
バブルの塔はバベルの塔と引っ掛けています。
天まで届けとバベルの塔を建てているうちに神の怒りに触れ、塔の上と下では言葉が違ってしまって、とうとう塔は完成することがなかったと・・

私には六本木ヒルズは形といい、今回の出来事といい、現代のバベルの塔に見えます。


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ありゃ〜!ほんとだ。 投稿者:kyo 投稿日: 3月24日(金)00時59分7秒
ご指摘ありがとうございます。ほんと字たらずでした。子供の頃から何か用事をいいつけられると必ず何か一つ忘れる愛嬌のある子でしたからね。あはは、馬鹿だよね。という訳で・・

>天翔る竜のようなる雲うごき巨大なビルを踏みつけて行く

これをもちましてこの歌の推敲は最終とします。


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kyoさん、ども〜〜(^・^) 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 3月23日(木)22時38分41秒
うっ!す、推敲ですか…
いや、言ってる僕自身がまったく推敲してなかったりして(汗。。

まあ、「推敲の参考に」はたしかに「推敲の余地がありますよ」という意味も含んでるんですけど、それと同時に逃げ口上でもあったりします^^;
「間違ったこと言っててもあくまで”参考程度に”だから許してね〜」って感じで(大笑)

あとはやっぱり、「あくまでその歌はあなたのものですよ」っていう意味を伝えるためですね。
「参考に」と言っておかないと添削した僕に遠慮して、歌を詠んだ本人が自分自身で推敲できなくなりますからね。

そういういろんな意味を含んでいる便利な言葉「あくまで推敲の参考までに」「これも一つの参考までにね」「推敲の参考程度にしておいてください」は、kyoさんがこれからもし添削とかに挑戦されるときにも便利な言葉なので、覚えておいてもいいかも(笑)


>天翔る竜のような雲うごき巨大なビルを踏みつけて行く

おお〜〜、この歌、素敵じゃないですか〜〜
ただの雲を詠っていながら、なんだかSFの世界に入ったような壮大な雰囲気を感じますね。

うん、この歌はほとんどこのままで充分だと思います!
ただ、二句目の字余りだけはちょっと気になるけど、ここも…

天翔る竜のようなる雲うごき巨大なビルを踏みつけて行く

そうですね、こんなふうに「ようなる」とすれば解決しますしね。
まあ、これも例によって”推敲の参考までに”ということで(笑)

kyoさん、それではまたね〜〜♪


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詠題「天」 投稿者:kyo 投稿日: 3月23日(木)00時29分33秒
天翔る竜のような雲うごき巨大なビルを踏みつけて行く

今頃になって黒路さんの「推敲の参考に」の意味が分かってきました。あはは
沙羅さんも、磯さんもご自分が納得するまで推敲を重ねますよね。それが本来のあるべき姿勢だと気がつきませんでした。僕はここにおじゃまするまでは推敲することはほどんとなく自分の詠んだ短歌を記録してもいないのです。こうしてネットに書き込むことで記録されるようになると欲がでてきまして、すこしでも良い短歌にしたいと思う気持ちがわいてきたのです。幸いここは黒路さんはじめ沙羅さん、磯さん、みなさまに気にかけて頂きいろいろ参考意見を述べてくださるので助かります、これからもよろしくご指導ください。


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こんばんは 投稿者:沙羅 投稿日: 3月22日(水)22時10分2秒    編集済
>この冬の雪消(ゆきげ)しずくを集めきて濁りさかまく石狩の川


kyoさんいい歌になりましたね。
石狩川と言う固有名詞が効いています。

春の奔流と言うイメージがします。



>流れ星あつめてできた金平糖舐めてしゃぶって夢の中へと


磯さん、この歌もいいですね。
金平糖の甘さが伝わってきます。



>刻まれた 思い出の箱 開け放つ 卒業式は 嬉し寂しい


トンさん
結句が「○○○は悲しい」のような終わり方だとインパクトが弱い印象になります。
特に口語ですとそういう感じに見えるようです。
黒路さん案のように倒置の方がいいかもしれませんね。


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沙羅さん、 投稿者:磯 投稿日: 3月22日(水)19時30分33秒
沙羅さん、私なら金平糖の歌

流れ星あつめてできた七色の金平糖は手のひらの中

流れ星あつめてできた金平糖舐めてしゃぶって夢の中へと

ですね

面白い題材だから、私の歌にしたいくらい
参考までに




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決まりました! 投稿者:kyo 投稿日: 3月21日(火)00時16分27秒
黒路さん、磯さんいつもご指導ありがとうございます。おかげ様で的がしぼれてきました。黒路さんの示唆した「この冬の」は、今年は各地大変な大雪でついに名前まで付けられたことを考えると俄然重みのある言葉に感じ使わせていただきます。磯さんが提示した倒置法は本当にびっくりするほど歌の感じが変わることを体験できました。で、原点にもどり最初のイメージに照らし合わせこだわるところを組み込みますと、歌の内容から言ってもこの程度でよろしいのではないかと、

>この冬の雪消(ゆきげ)しずくを集めきて濁りさかまく石狩の川

これで落ち着けようと思います。ありがとうございました。

ところで磯さん、賞金稼ぎのほうはうまくいってるのですか?あはは


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kyoさん、ども〜〜(^・^) 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 3月20日(月)01時07分20秒
>この冬の雪消しずくを集めきて力隠せずみなぎらう川

えっと、二句目の「雪消」は雪が溶けた水の意味の「ゆきげ」ですよね。
うん、これはちょっとわかりにくい表現だけど、でも個性があって素敵なのでこのままにしておきましょうか^^

そうですね、磯さんのおっしゃるようにこの歌の場合なら下の句を倒置してみるのもいいかもしれませんね。
磯さんはなんとなく発想が僕に似てるなあ〜〜(笑)

ただ、僕個人としてはやっぱり「石狩川」という固有名詞は入れたほうが歌に説得力が生まれていいようにも思います。



>この冬の雪消しずくを集めきて漲らいつつゆく石狩川

う〜〜ん、この四句目の「漲らい」は「みなぎらい」と読むのかな?
そうですねえ〜、ここは難しい表現はひとつに絞ったほうが「雪消」が生きていいようにも思います^^

下の句が破調になるのも「調べ(リズム)」的によくないですしね。



>この冬の雪消しずくを集めきて濁りさかまく石狩の川

うん、僕もこのあたりが素敵でいいかなと思いますよ^^
「雪消」は分からない人も多いと思うのでルビを振ったほうがいいかもしれませんけどね。

kyoさんの歌はこういう自身や人間が出てこない「自然詠」も多いですね。
歌人の岡井隆さんがおっしゃっていたけれど、こういう自然詠を詠んできた人はスランプに陥ったときに強いのだそうですよ。

たしかに人間の思想や感情は行き詰ることがあるけれど、自然の営みは無限の広さを持っていますからね。

ではではkyoさん、今夜はこの辺で。
皆さんも、おやすみなさ〜〜い♪


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沙羅さん、こんばんは〜(^・^) 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 3月20日(月)01時05分36秒
>思い出のかけら集めているように廃屋のゴミを拾う村人

うん、そうですね。
やっぱり「老婆」や「老人」はちょっとやりすぎかもしれませんね^^
「村人」としても読み手は「老婆」や「老人」を勝手に想像してくれるので、逆に想像の幅が広がっていいかも。



>七色の金平糖は流れ星集めて出来たように手の中

えっと、直喩はまあ、二首連続でなかったら僕もそんなに気にならなかったかもしれないですけどね(笑)
ただ、この歌の場合はちょっと安易すぎるような印象もあったから。

>流れ星あつめてできた七色の金平糖は手のひらの中

うん、この場合は初句切れもそんなに強調されないし、下の句も僕の案のような文語の不自然さが消えていいと思いますよ^^

沙羅さん、それではまたね〜〜♪


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★お題は『天』★ 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 3月20日(月)00時05分7秒
★次回のお題は『天』、期限は四月二日(日)です★

「天国」「天才」など、天という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
前回のお題『集める』も三月二十六日(日)締め切りまで、まだ受け付けております。


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トンさん、おひさしぶりで〜〜す(^・^) 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 3月19日(日)22時38分26秒
や〜や〜、僕も最近いろいろと忙しくってご無沙汰していたけど、トンさんが復活してくれるとうれしいですよ〜〜
そういえばトンさんと出会ってから、もうすぐ2年にねるんだね。
いやはや、時の経つのは早いものです^^

>刻まれた 思い出の箱 開け放つ 卒業式は 嬉し寂しい

おお〜〜、この歌、いいですねえ〜
トンさんの個性のある作品が入ると、なんだか新しい風が吹いて来たような気分になります(笑)

えっと、そうですねえ〜、僕は前にも言ったけれど岡野弘彦さんの影響を色濃く受けてるのでスペースを使って「調べ(リズム)」を表現すること自体には別に違和感はないです。

ただ、五句すべてで区切っちゃうのはちょっと途切れ途切れの印象を受けてしまいますよね^^;
ここはもう少しつなげて読む部分を増やしたほうがいいんじゃないかな。

とくに、二句目が体言止(名詞で止める)なのはこの歌の場合は「調べ(リズム)」上よくないようにも感じます。

刻まれた 時の小箱を開け放つ 嬉し寂しき 卒業式は

うん、たとえばこんなふうにするのもひとつの手かもしれませんね^^
下の句はもとのままでもいいと思うんだけれど、倒置(さかさまにして強調する)してみてもおもしろいかも。

まあ、これもあくまで推敲の参考までにということで。
トンさん、それではこれからもどうぞよろしくお願しますね〜〜
(あんまり無理しなくてもいいけど^^)


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こんばんは 投稿者:トン 投稿日: 3月19日(日)22時20分46秒
前の投稿で貼ってたHPのURL、
短歌のじゃなかったですm(_ _*)m。。。

間違っちゃいました。
短歌のHPのほうは、まだ停止状態ですが、
ぼちぼち詠んでいけたらいいなと思ってますので、
よろしくね。
http://www.geocities.jp/amejisuto2002/index.html



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KYOさん 投稿者:磯 投稿日: 3月19日(日)20時59分39秒
この冬の雪消しずくを集めきて力隠せずみなぎらう川

この冬の雪のしずくを集めきてみなぎらう川ちからかくせず

このように、倒置すると、力みがなくなる感じがしますが
いかがですか




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推敲 投稿者:kyo 投稿日: 3月19日(日)14時33分21秒    編集済
>偽善かつ偽悪もありの我なれば地獄のさたも金ですむまい

「我ならむ」は、私の勉強不足でした。ぽっと思いついた割には良い完成度かな、この歌はこれを最終とします。問題は次の歌です。

>この冬の雪消しずくを集めきて力隠せずみなぎらう川

うーん、「力隠せず」が説明的ですかね。

>この冬の雪消しずくを集めきて漲らいつつゆく石狩川

なかなか先が見えてきません。

>この冬の雪消しずくを集めきて濁りさかまく石狩の川

ここまでかな。


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トンさんお久しぶり 投稿者:磯 投稿日: 3月19日(日)11時03分20秒
本当にお久しぶりです
復活ですね
また覗かせてもらいます





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推敲 投稿者:沙羅 投稿日: 3月19日(日)07時07分6秒    編集済
初め考えたのはこうでした。

>思い出のかけら集めているように廃屋のゴミを拾う老婆

でもあまりにもやりすぎと思い、村人に変えました。
老人としたいところ1段階抑えて村人にしたということです。
豪雨とか地震で、老人でなくてもこういうシーンはあるので、そのことをイメージに浮かべていました。


直喩が多いのはマコさんにも指摘されたことがある、
それから気にしてというより自然と直喩は詠わなくなった。
反対に直喩をたまには詠いたいと思っても詠えなくなっていました。
だから今回、あら、久しぶりで出来たと思いました。
黒路さん添削からちょっと変えて、こういう風にしてみました。

>流れ星あつめてできた七色の金平糖は手のひらの中



トンさんお久しぶりです!
ボチボチやっていきましょう!


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集める 投稿者:トン 投稿日: 3月19日(日)01時36分49秒
刻まれた 思い出の箱 開け放つ 卒業式は 嬉し寂しい


みなさま、お久しぶりです。
また徐々に復活予定です^^
厳しく育ててくださいまし。
http://hinata.velvet.jp/



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沙羅さん、ども〜〜(^・^) 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 3月19日(日)00時21分51秒
>思い出のかけら集めているように廃家のゴミを拾う村人

おお〜〜、この歌も素敵ですねえ〜
ちょっとしんみりした感じが、いい雰囲気をかもし出していますよ^^
えっと、「廃家」ですか…
うん、でもこのほうが歌が平凡にならなくていいのかも知れませんね。

そうですねえ〜、僕はこの歌はこのままでも充分素敵だと思いますよ。
まあ、個人的な好みだけでいうのなら結句は「村人」よりも「老人」のほうがさらに雰囲気が出て好きですけど(笑)

でもまあ、そこは好みの問題だと思うし、「老人」ではちょっとやりすぎの感もあるかな。
うん、ほんと、この歌はこのままで充分素敵に詠めていると思います。



>七色の金平糖は流れ星集めて出来たように手の中

うんうん、この歌もさすがに基本的なところは抑えられてるので、これといって気になるところもないですね^^
「金平糖」と「流れ星」いう発想も素敵です。

ただ、沙羅さんの歌はこの手の直喩がちょっと多いですよねえ〜〜(笑)
先の歌もそうだったので、ここは少し表現を変えてみるのもいいかもしれませんね。
たとえば…

流れ星あつめてできた七色の金平糖が手のひらに落つ

手のひらに集められたる七色の金平糖という流れ星

うん、こんなふうにしてみるとかね^^
まあ、これもあくまでひとつの参考までにということで。

ああ、そうそう、今日新聞に載ってたけど消費者金融などのCMは昼間の時間帯は自粛してるみたいですね。
ノンバンクなどの金融機関もそうらしいですよ。

ではでは沙羅さん、今夜はこの辺でね〜〜♪


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集める2 投稿者:沙羅 投稿日: 3月18日(土)12時03分10秒
七色の金平糖は流れ星集めて出来たように手の中


今度は可愛らしいのも作ってみました。


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集める 投稿者:沙羅 投稿日: 3月17日(金)22時52分28秒
>思い出のかけら集めているように廃家のゴミを拾う村人


廃屋(はいおく)の方が普通だと思うのですが。

>思い出のかけら集めているように廃屋のゴミ拾う老人

となって助詞の省略が二つもあって気になるので、国語辞典で調べて出たきた廃家(はいけ)にしてみました。


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過去ログ 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 3月16日(木)22時35分48秒
この掲示板の過去ログ集を一から作り直しました。
以前のサーバーは広告が多すぎて重かったけれど、今度のは軽快な上にオフラインでも閲覧できるので過去の記事を確認したい方はどうぞ。
(いや〜〜、これでようやくすべてのページがオフラインで閲覧可能になったよ^^)

短歌投稿掲示板:過去ログ


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磯さん、ども〜〜(^・^) 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 3月15日(水)00時54分51秒
>ありったけ集め丸めてゴミ箱へ捨ててしまって寝ることにする

はははは、ほんとほんと、嫌なものすべてゴミ箱に捨てられたらいいんですけどねえ〜〜
そうはいかないのが人生のつらいところです(笑)

えっと、そうですねえ〜、この歌、このままだと何を捨てたのかが分かりにくくって、なんとなく後味の悪い感じを受けてしまいますよね^^;
これは狙ってやったのかもしれないけれど、僕はちゃんと何を捨てたのかを言ったほうがいいと思います。

あと、ちょっと「丸めて」「捨てて」「しまって」の「て」の繰り返しがくどいようにも思うので…

あるだけの不満集めてゴミ箱へ捨ててやったよもう寝るとする

うん、こんなふうにしてみてもいいんじゃないのかな。
初句は「ありったけ」とすると、「調べ(リズム)」がここで途切れてしまうので助詞を付けて「あるだけの」としたほうがいいようにも思います。
まあ、こんな感じでまた推敲の参考にでもしてみてください^^

磯さん、それではまたね〜♪


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kyoさん、ども〜〜♪ 投稿者:黒路よしひろ 投稿日: 3月14日(火)22時36分0秒
>幼子の蒼く澄みたる目のそこひ沈んでみたし偽善者われは

おお〜〜、この歌、すごくよくなりましたよ〜〜
三句目の「そこひ」が利いていますね!
うん、「調べ(リズム)」もいいしこの歌はこれで充分だと思います。
ほんとに素敵ですよ^^



>偽善かつ偽悪もありの我ならむ地獄のさたも金ですむまい

う〜〜ん、この歌もよくなりましたねえ〜〜
僕も自分で添削していてあの上の句はピンと来なかったんだけど、この「偽善かつ偽悪もありの」でうまく収まりましたね^^

ただ、三句目の「ならむ」なんですけど、この助動詞「む」は連体形なんですよね?
その場合「もし…だとしたら」という仮定の意味になってしまいます。

「もし偽善も偽悪もありの我だとしたなら」では実際にはそうではないという意味になって、kyoさんの表現したいこととは違ってしまうと思うので…

偽善かつ偽悪もありの我なれば地獄のさたも金ですむまい

うん、ここはもとの歌のように「我なれば」でいいと思います^^
あとはほんと、よくなったと思いますよ。
さすがさすが、です(笑)



>雪解水あつめて速し石狩の川のにごりは渦を巻きたり

うんうん、この歌も素敵ですねえ〜〜
「あつめて速し」は芭蕉の「五月雨をあつめてはやし最上川」からとってきてるいのですね(笑)

そうですねえ〜、「雪解水」の字余り初句切れさえ気にしなければこのままでも充分だとは思いますけど。
まあ、定型に収める案としてはたとえば…

雪解の水をあつめて石狩の川のにごりは渦を巻きたり

一応、こんなのも考えられますね。
芭蕉の句の本歌取りとしては川の歌なので「あつめて」だけで充分だと思いますし。
う〜〜ん、でもこれだと二句「水を・あつめて」、四句「川の・にごりは」、結句「渦を・巻きたり」がすべて同じ音割れ(3・4)になって「調べ(リズム)」的にはあんまりよくないかな^^;

この冬の雪解け水をあつめきて渦を巻きたり石狩の川

うん、ここはさらに語順を入れ替えてこんなふうにするのもひとつの手かもしれませんね。
ま、こんな感じでまた推敲の参考にでもしてみてください。

kyoさん、それではまたね〜〜(^・^)


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集める 投稿者:磯 投稿日: 3月13日(月)23時46分47秒
ありったけ集め丸めてゴミ箱へ捨ててしまって寝ることにする




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集める 投稿者:kyo 投稿日: 3月13日(月)23時10分9秒
雪解水あつめて速し石狩の川のにごりは渦を巻きたり

もうすこし考えてから投稿すればよいのにといつも思っているのですがこの性分はどうしょうもないです。


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推敲 投稿者:kyo 投稿日: 3月13日(月)22時56分50秒
黒路さん、沙羅さんいつもご指導ありがとうございます。推敲してみました。

>幼子の蒼く澄みたる目のそこひ沈んでみたし偽善者われは

>偽善かつ偽悪もありの我ならむ地獄のさたも金ですむまい


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