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短歌入門部屋


短歌投稿掲示板(過去ログ)
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『題詠』短歌掲示板(投稿はこちらから)

短歌投稿掲示板:過去ログ(ホーム)

(一番下からお読みください)
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黒路さん  投稿者: 沙羅  投稿日:11月11日(金)18時14分38秒
眼の方の完治お墨付きをもらったのですね。
おめでとうございます。

本当によかった〜


今日は3年ぶりに友人に会って、ただの券があるというので正倉院展に行ってきました。
もう終わりかけだから人が多くて疲れました。

それとただの券をもらってわがままなヤツですが、美術展、博物展はひとりで見に行くほうがいいですね。
どうしても自分のペースで動けない、おしゃべりをするので、対象物に感情移入できない。
一人旅の五感を刺激する楽しさを知ってしまった私は、芸術関係については超わがままになってしまったようです。


最近は人が多いので行っていなかったのです。
行けば素晴らしい美術品に心躍りますが。


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沙羅さん、こんばんは〜〜(^・^)  投稿者: 黒路よしひろ  投稿日:11月10日(木)22時41分21秒
↓いや〜、同時投稿でしたね(笑)

>女性は肉体的には闘うようには生まれついていないと思います。
勿論複雑な社会構造を持つ現代社会では、男女の別とは関係なく、優秀な人・勇気のある人・闘争的な人がいますが、こういう平等論とはまた別のお話です。

そうそう!
僕もそういうのはよく思います。
人権的な話じゃなくて、あきらかに生まれ付いての本能的(感覚的)な向き不向きというのはありますよね。

僕は男らしくない男(笑)だけれど、やっぱりkyoさんの歌に男心を刺激されてしまうわけです^^


えっと、沙羅さんも腰はもうよさそうですね。
僕も今日で目のほうは完治したと、お医者さんからお墨付きをもらいました(笑)
沙羅さんにもいろいろとお世話になりましたね。
ほんとにありがとうございました〜m(_ _)m


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kyoさん、こんばんは〜〜(^・^)  投稿者: 黒路よしひろ  投稿日:11月10日(木)22時11分35秒
えっと、本日、一ヶ月ぶりに病院に目の検査に行ってきたところ、おかげさまで無事、完治ということになりました☆
kyoさん、皆さん、どうもご心配おかけしました〜m(_ _)m


>休みなく走り続けて振り向けば時のささったままの傷あり

うんうん、「時が忘却をくれる」という言葉もありますが、忘れ去ることの出来ない傷跡もあるものですよね〜
でも僕は男だけど、kyoさんのように強くはないなあ〜
いつまでも失恋の傷跡を引きずるタイプです。
うえ〜〜ん、看護婦の○○さ〜〜〜ん(T_T)

(いや、冗談です^^;)

うん、この歌、男心をくすぐるような内容でなかなか素敵ですよ!

ただ、「走り続けて」のあとに「振り向けば」っていうのは、ちょっと説明っぽいように思います。
ここは「振り向けば」と言わずにそれを表現したいところですね^^
たとえば、「あの日々の」とか「人生の」といった言葉を続けてはどうでしょうか。

あと、結句はまあ、文語で閉めてもいいのですが、ここは開ききったままの傷を表現するために「傷口」と体言止にしてもいいかも知れませんね。

休みなく走り続けたあの日々の時のささったままの傷口

うん、こんな感じでね^^

う〜〜ん、でも「時のささった」という表現は、ちょっと分かりにくいかもしれませんね^^;
なにより、「走り・続けた」「時の・ささった」「ままの・傷口(傷あり)」と、二句、四句、結句の音割れがすべて同じ(3・4)ではちょっと「調べ(リズム)」が単調な気もしますし…
そうですね、ここはコメントの内容をもう少し素直に表現して…

休みなく走り続けたあの日々のそこだけ時の止まる傷口

こんなふうにしてもいいんじゃないのかな。
まあ、これもあくまで推敲の参考までにね^^

kyoさん、それではまた〜〜♪


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kyoさんの歌の感想  投稿者: 沙羅  投稿日:11月10日(木)22時10分24秒
>休みなく走り続けて振り向けば時のささったままの傷あり

このテーマで私が作るとしたら

>休みなく走り続けて振り向けば時の止まったままの傷あり

にするだろうなと思いました。
これはこの方がいいのでは?という意味ではありません。
男と女の違いを感じたと言うような意味です。

>しかし男っていいな、結構平気でいられる

平気と言うか・・・傷口に刀が刺さっていてとても痛いのだけれど、でも走っている(闘っている)というか・・・男性が本質的に持っている相手を倒すまで闘う闘争本能とか、爆発するような衝動とか・・女性にはないものだなーと

女性は肉体的には闘うようには生まれついていないと思います。
勿論複雑な社会構造を持つ現代社会では、男女の別とは関係なく、優秀な人・勇気のある人・闘争的な人がいますが、こういう平等論とはまた別のお話です。


そういうことを考えちゃったですね。

変な意味ではなくて<男だなぁ>と感じた歌でした。


腰の方は90パーセントの回復。
不調な時は感想も出ませんね。
やっと回復。


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休み  投稿者: kyo  投稿日:11月10日(木)00時37分30秒
  鮎彦さんよろしく!

  沙羅さんお帰り!

休みなく走り続けて振り向けば時のささったままの傷あり

そこだけ時間は停止している、時間経過による癒しは発動しない、何時までも傷は生々しい。しかし男っていいな、結構平気でいられる。えっ!鈍感ですって、これも才能ですよ。


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一寸法師さん、こんばんは〜^^  投稿者: 黒路よしひろ  投稿日:11月 8日(火)23時44分15秒
>人生の波状攻撃休めるなチャレンジこそが次への標(しるべ)

おっ、この歌、なかなか素敵じゃないですか〜〜♪
「波状攻撃」がいいアクセントになっていますよ。
先の三首もそうでしたけど、一寸法師さんも確実に腕を上げてきていますねえ〜(笑)

えっと、この歌、別段これといって気になるところもないのですが…

ただ、結句の「次への」は「明日(あす)への」としたほうが明るい感じがしていいかも知れませんね。
音の「調べ(リズム)」から受ける感覚として、母音「あ・い・う・え・お」などは明るく優しい感じがしますから^^

人生の波状攻撃休めるなチャレンジこそが明日への標(しるべ)

うん、この場合、上の句がちょっと過激さがあるので、下の句は多少やわらかさを持たせたほうがいいと思います。
まあ、こんな感じでまた推敲の参考にでもして下さい。

一寸法師さん、それではまた〜(^・^)


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沙羅さん、ども〜〜(^・^)  投稿者: 黒路よしひろ  投稿日:11月 8日(火)23時36分56秒
>カフェオレの中途半端な優しさをめでつつ過ごす休日の朝

なるほどなるほど、珈琲と牛乳のミックスと言うのはたしかにどっちつかずの中途半端さがありますね^^
そしてその優しさを愛でる休日の風景…
うんうん、すごくいい着眼点だと思います。

そうだなあ〜、「調べ(リズム)」も悪くないですし、強いていえば「カフェオレ」の表記部分をもう少し凝ってもいいようにも思うけど…

カフェ・オ・レの中途半端な優しさをめでつつ過ごす休日の朝

Cafe au laitの中途半端な優しさをめでつつ過ごす休日の朝

う〜〜ん、どうなんだろ。
どっちもいまいちなのかな^^;
うん、そうですね、この歌はもとのままで充分素敵ですね!
さすがに沙羅さんといったところです。

ではでは、沙羅さん、お腰お大事に〜〜(笑)


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さっそくの添削ありがとうげざいますm(_ _)m  投稿者: 一寸法師  投稿日:11月 8日(火)00時22分43秒
推敲ってそうゆう意味だったんですね、知らなかったです(^_^;)

「お互いに心離れてふとよぎる月世の使者の牛車の音かな」
→一旦は心通わせたもの同士が互いに冷めてしまい最後のお別れが近いのかなとどこかで仕方の無いものとして受け止めている感傷の思いを込めて作ったのですがこれではいまいち伝わりにくいですね(笑)

「晩秋の一人寝の夜にふとよぎる月夜の使者の牛車の音が」
→こちらだと一人寝の夜にとすることで自分の恋人はかぐや姫のように連れて行かれたからいなくなったんだなと感傷にふけっているかなとも思えるし月の浮かぶ静かな夜に一人寝ている自分の頭上の空に牛車が浮かんでる様子も浮かぶので面白いなと思いました。

星降りと夜霧の矛盾は気付きませんでした(^_^;)ただ単に頭に思い浮かんだ光景が夜行列車(黒い機関車の部分)が霧がかかっている中から勢いよく出てきて星空の中を突っ切ってゆくだったので何も考えず並べてみました。

揺られて寄りかかるとしたのは油断しきっている部分を出したかったのですがもうちょっと違う表現がないか考えてみます(笑)海帰りと切れてしまうのもリズムが途切れる感じがしますし。

他の歌も推敲してみますがすぐには思いつかないので思いついたら推敲してみます。

人生の波状攻撃休めるなチャレンジこそが次への標(しるべ)

たまには若者らしく勢いのある歌を作ってみました(笑)


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ありがとう  投稿者: 磯  投稿日:11月 7日(月)22時28分10秒
黒路さん、いつもありがとうございます

 啄木の働く歌は身にしみる我も真似してじっと手をみる

この、働く、というところは、調べがわるいなー
と、思っていましたが、思いつきませんでした

 啄木の嘆きの歌が身にしみて我も真似する<じっと手をみる>

嘆きにすると、いい感じですね
此れにしておきます。
ありがとう



沙羅さんの帰りなさい
青森でいい、題材を一杯見つけてきましたか
楽しみです


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休日  投稿者: 沙羅  投稿日:11月 7日(月)21時59分24秒
 カフェオレの中途半端な優しさをめでつつ過ごす休日の朝



鮎彦さん、こちらでははじめまして。
よろしくお願いしますね。
編集済


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沙羅さん、おかえりなさ〜い(^・^)  投稿者: 黒路よしひろ  投稿日:11月 7日(月)18時19分5秒
はははは、ずいぶんとお疲れのようですねえ〜〜(笑)
でも、楽しい旅行になったみたいでよかったですね^^

海沿いの線を各駅停車ですか、いいなあ〜
僕もそんな心の休暇をとってみたいです。

ではでは、腰の痛みが取れるまでゆっくりとお休みくださいね〜♪


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ただいまです  投稿者: 沙羅  投稿日:11月 7日(月)14時38分28秒
東北の旅から帰ってきました。

津軽のローカル線の五能線・・私好みのずっと海沿いの線を各駅停車で走って大満足だったけれど、4日間はきつかったみたい。
ちょっと腰が痛い・・・トホホ

もう少ししてから復帰させていただきます。


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磯さ〜ん(^・^)  投稿者: 黒路よしひろ  投稿日:11月 7日(月)14時18分14秒
すいません、またボケをかましてしまいました(苦笑)

>それと、磯さんのこの歌は口語新仮名ですが、引用部分だけは啄木の歌どおり旧仮名にしたほうがしっくりくるように思います。


えっと、旧仮名と新仮名の混同はするべきではないですね^^;

>啄木の嘆きの歌が身にしみて我も真似する<ぢっと手をみる>

一応、全体を旧仮名表記にしてもこのままなので(この添削自体には)問題はないのですが、ただ、磯さんの歌はすべて新仮名を使われているので、やはりこの歌も「じっと手をみる」で新仮名に統一したほうがいいように思います。

啄木の嘆きの歌が身にしみて我も真似する<じっと手をみる>

うん、こんな感じで^^
いやいや、ほんとに申し訳ありません(汗。。


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磯さん、こんばんは〜^^  投稿者: 黒路よしひろ  投稿日:11月 7日(月)01時29分31秒
>啄木の働く歌は身にしみる我も真似してじっと手をみる

うんうん、啄木の「ぢっと手をみる」の歌は名歌ですよね〜〜

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はたらけど
はたらけど猶(なほ)わが生活(くらし)楽にならざり
ぢっと手を見る

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僕も大好きです♪

えっと、この歌、すごくおもしろくて素敵なのですが、二句目の「働く歌」というのはちょっとそのまま過ぎるように感じます^^;
そうですねえ〜、この部分は「じっと手をみる」から元歌を読み手に想像させたほうがいいので、適当に「嘆きの歌」とでもしておいてはどうでしょうか。

あと、この三句目で一端切れる「調べ(リズム)」だと、一番肝心な結句の引用が生きてこないですよね。
そうだなあ〜、ここはたとえば…

啄木の嘆きの歌が身にしみて我も真似する<ぢっと手をみる>

うん、こんなふうに結句の前で「調べ(リズム)」が切れるようにしたほうがいいのではないでしょうか。
例によって引用部分は記号符などをつけて他と区別しいてもいいかも知れませんね。

それと、磯さんのこの歌は口語新仮名ですが、引用部分だけは啄木の歌どおり旧仮名にしたほうがしっくりくるように思います。
まあ、こんな感じでまた推敲の参考にでもしてください^^

磯さん、それではまたね〜(^・^)


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えっと^^;  投稿者: 黒路よしひろ  投稿日:11月 7日(月)01時25分10秒
一寸法師さんも鮎彦さんも、単なるうっかりミスだと思うけれど、一応書いておきますね。

「推敲(すいこう)」というのは自分の短歌を自分自身でよくするために、あれこれと考え、手直ししたりすることをいいます。

これに対して「添削(てんさく)」は、短歌の先生などが他の人に教えるために(他の人の)作品に手を加えて直すことをといいます。
細かいことですけど、一応覚えておいてくださいね〜♪

(まあ、僕ごときが他人の作品を添削するなどおこがましい話ですが、そこはこの掲示板の性質上大目に見てください^^;)


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一寸法師さん、こんばんは〜^^  投稿者: 黒路よしひろ  投稿日:11月 7日(月)00時24分51秒
いやいや、おひさしぶりですねえ〜
でも、サボってたって…もう少し気の利いた言い訳をしてくださいよ(大笑)

>お互いに心離れてふとよぎる月世の使者の牛車の音かな

う〜〜ん、この歌、牛車の音がいいですねえ〜〜♪
ただ、すごく素敵な雰囲気は出てるんですけど、ちょっと意味的には分かりにくいかも知れませんね^^;
たぶんそれは、上の句と下の句に直接的なつながりが感じられないからだと思います。

まあ、下の句の部分は感性重視の表現だと思うのでこのままでも充分だと思いますが、上の句はもう少し下の句を生かせる形に変えたほうがいいのではないでしょうか^^

晩秋のひとり寝の夜にふとよぎる月世の使者の牛車の音が

うん、たとえばこんな感じで。
結句は「音(ね)かな」でも問題はないと思いますが、ちょっと芝居がかりすぎている気もするので「音(おと)が」としておきました。

まあ、こんな感じでまた推敲の参考にでもしてください。



>星降りの静まる夜に汽車に乗り夜霧を裂けば渡るは銀河

おお〜、この歌も幻想的な雰囲気がすごく素敵ですよ〜〜♪
まあ、ちょっと気になるのは「星降り」と「夜霧」の矛盾かな^^;
実は僕は夜霧は経験したことがないのですが、霧に視界が覆われるとたぶん星も見えなくなりますよね?

少なくとも「星降り」は完全に晴れきった夜空でないと不自然な気がします。
うん、ここは「星の世界」のみに限定したほうがイメージが分散しないでいいですね^^

星降りの静まる夜の汽車に乗りひとり銀河の中を旅する

たとえばこんな感じで。
あと、二句目の「夜に」は「汽車に」とだぶって、ちょっと「調べ(リズム)」が悪いように思うので、「夜の」としたほうがいいと思います。

助詞の「の」は「に」などに比べて、調べを滑らかにする働きがあるので、一首の中にけっこう何度も使われたりします^^
(五回、もしくはそれ以上使われることも)

まあ、これもあくまで推敲の参考までにね。



>海帰りバスに揺られて寄りかかる君の寝息に心安らぐ

うんうん、なんとも素敵な恋歌ですねえ〜〜^^
ただ、初句が「海帰り」で切れてしまうのはどうも「調べ(リズム)」がよくないような気がしますね。

たとえば、ここは「海からの帰りの…」として「寄りかかる」のほうを省略しては駄目なのかな?

海からの帰りのバスに揺られてる君の寝息に心安らぐ

うん、こんなふうにとか。
たぶん「寄りかかる」と言わなくても、これだけで読み手は充分寄りかかっている状態を想像してくれると思いますよ^^
まあ、もしどうしても「寄りかかる」を入れるのでしたら…

寄りかかる君の寝息に癒される海で遊んだ帰りのバスで

といった感じで、上の句と下の句を逆にすることも出来ますが。
うん、まあ、そのあたりも含めてまたご自身で推敲されるときの参考にでもしてください。

一寸法師さん、それではまた〜(^・^)


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★お題は『休む』★  投稿者: 黒路よしひろ  投稿日:11月 7日(月)00時04分45秒
★次回のお題は『休む』、期限は十一月二十日(日)です★

「休日」「冬休み」など、休むという言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
前回のお題『車』も十一月十三日(日)締め切りまで、まだ受け付けております。


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こんにちわ。  投稿者: 鮎彦  投稿日:11月 6日(日)23時25分49秒
黒路さん、推敲していただきありがとうございます。

確かに、定型からかなりズレてますね(汗)。
『ハタラク(働く)』を『傍楽』と書けることに気づいて
詠んでみたんですが、ちょっと無理があったかなぁ・・(>_<)

>傍にいる君の笑顔がみたくって必死で働くんだね僕は

なるほど、同じ意味でも表現の仕方次第で素敵になりますね。
参考になります。添削ありがとうございます。


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働く  投稿者: 磯  投稿日:11月 5日(土)21時16分9秒
啄木の働く歌は身にしみる我も真似してじっと手をみる





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車  投稿者: 一寸法師  投稿日:11月 5日(土)03時40分12秒
お互いに心離れてふとよぎる月世の使者の牛車の音かな

星降りの静まる夜に汽車に乗り夜霧を裂けば渡るは銀河

海帰りバスに揺られて寄りかかる君の寝息に心安らぐ

お久しぶりですm(_ _)m最近サボってました↓お初の方、どうぞよろしくお願いします☆
車で作ったんですが調べが全部同じような気がしして、、また推敲よろしくお願いしますf^_^;


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鮎彦さ〜ん^^  投稿者: 黒路よしひろ  投稿日:11月 4日(金)22時46分54秒
失礼しました、「傍」は「かたわら」とも読めますね。
やっぱりルビはつけたほうがいいと思います^^;

申し訳ありません(ぺこり)


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kyoさん、ども〜(^・^)  投稿者: 黒路よしひろ  投稿日:11月 4日(金)17時54分17秒
うん、「晩秋の景」自体はなかなか素敵なんだけど、歌全体のバランスを考えたらやっぱりさらりと流したほうがね。

>車座で酒をまわして騒ぐうち闇につつまる杣山の谷

おっ、この歌も「車座」の発想がおもしろくていいですよ〜♪
「杣山」は「切り取るための木を植えつけた山」のことだったんですね。
僕はてっきり山の名前かと思っていました^^;
これもさらりと「山仕事」を表現していて、すごく上手い表現だと思います。

う〜〜ん、最初ちょっと結句の「谷」はどうなのかなと思ったのですが…
でも、雰囲気は出るし、意味的にもべつににおかしくはないのかな。

うん、そうですね、全体の「調べ(リズム)」も悪くないしこの歌はこのままで充分素敵だと思います^^
kyoさん、なかなか上達してきましたねえ〜〜(笑)


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鮎彦さん、ようこそ〜(^・^)  投稿者: 黒路よしひろ  投稿日:11月 4日(金)17時52分13秒
はははは、別に緊張することないですよ〜(笑)
こちらこそ、どうぞよろしくお願いしますね。

んと、たしか鮎彦さんは枡野浩一さんの「かんたん短歌blog」に投稿されているんですよね?
(先日は優秀短歌の一つにも選ばれたそうで、おめでとうございます^^)

僕の記憶では枡野さんは非常に定型にこだわられる方だったと思うので、鮎彦さんももう少し定型にこだわられたほうが(枡野さんに)評価されやすくなるんじゃないかな。

この掲示板でも、なるべく定型におさめるということを基本にしてやっていますので、一応その方向で批評、添削させてもらいますね^^


>傍(はた)にいる君に楽させてあげたくて必死でいるんだ これが働く

うんうん、この歌、なかなか素敵に詠めていますよ〜♪
美味しいおまんま食べていいべべ着て、愛する人を幸せにする。結局人はそのために働いているのですよね(笑)

えっと、まず上の句ですけどここは「あなたに楽をさせたくて」とすれば定型におさまりますよね。
ただ、僕はこの歌の場合、お題の「働く」だけでも生活臭が濃くて俗っぽいのに、さらに「楽させたい」というのは詩的にどうなのかなという気はします^^;

そうですねえ〜、ちょっと遠まわしにはなるけれど「君の笑顔がみたくって」ぐらいのほうが「詩」と「俗」のバランスが取れていいんじゃないかな。

それと、結句の「これが働く」はやはり標語みたいになっちゃうので、もう少し自然に歌の中に入れたほうがいいと思います^^

傍にいる君の笑顔がみたくって必死で働くんだね僕は

うん、たとえば下の句を句またがりにしてこんな感じとか。
あと、初句のルビですけど、これは普通に読んでも「はた」だと思うので必要ないと思いますよ。

まあ、こんな感じであくまで推敲の参考までにね^^
鮎彦さん、それではまた〜〜☆


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ちょっと宣伝^^;  投稿者: 黒路よしひろ  投稿日:11月 4日(金)17時48分26秒
トピックのほうに参加してくださっている、桜井凛香さんの第七回フーコー短歌賞優秀賞受賞作「鬱宇宙浮遊」を収録した第一歌集「人生につかれたことあります。」が刊行されました。
凛香さんのHPのほうで、一部立ち読みも出来るのでよかったら覗いてみてくださいね。

と、なぜか僕が宣伝^^
凛香さん、第一歌集出版おめでとうございま〜す☆


SR31 〜桜井凛香の現代短歌実験室〜
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Himawari/2104/



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初投稿です。  投稿者: 鮎彦  投稿日:11月 3日(木)23時58分16秒
傍(はた)にいる君に楽させてあげたくて必死でいるんだ これが働く

こんばんわ、黒路さん。
初参加させていただきます。緊張・・

「はたらく」をお題に一つ詠んでみました。
言葉遊びみたいになってしまいましたが・・
是非、ご指導下さい。


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車  投稿者: kyo  投稿日:11月 3日(木)23時08分14秒
車座で酒をまわして騒ぐうち闇につつまる杣山の谷

今時このような酒の飲み方をする連中はいないと思いますが仕事の現場ではまだあるかも・・


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反省  投稿者: kyo  投稿日:11月 3日(木)22時55分7秒
早速のご指導感謝いたします。

>走り去る車の後を追いかけて落ち葉ころげる晩秋の中

そうですね「景」は浮いた感じですね、それに欲張りすぎました。ここは「晩秋の中」とさらりと流す方がいいですね。

>フロントの窓に張り付くもみじ葉の風情たのしみ山道をゆく

「温しと思い」ここも練りこみ足りなかったです、「風情たのしみ」明るさがでて、「山道をゆく」で情景がパアーと広がりました。納得です。


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kyoさん、ども〜〜(^・^)  投稿者: 黒路よしひろ  投稿日:11月 3日(木)21時45分4秒
>走り去る車の後を追いかけて落ち葉ころげる晩秋の景

おっ、この歌、着眼点がおもしろくていいですねえ〜♪
「ころがる」でなく「ころげる」なところも小技が効いてますよ(笑)

う〜〜ん、そうですねえ。
結句の「晩秋の景」はたしかにちょっと違和感がありますよね(僕はインパクトはそれなりにあると思うけど…)
とくに「景」が浮いているような気がします^^;

この歌のメインはむしろ結句にいたるまでの部分なわけだから、僕は結句があまり目立ってしまってはいけないように思います。
たとえば「晩秋の中」とかいった感じで、さらりと季節感を演出したほうがいいんじゃないかな。

走り去る車の後を追いかけて落ち葉ころげる晩秋の中

うん、でもこの歌、ほんとに上手く詠めていると思いますよ^^



>フロントの窓に張り付くもみじ葉を温しと思いはらわずにゆく

おお〜、この歌も「窓に張り付くもみじ葉」がいい味出していますねえ〜〜
ただ、「温しと思い」はちょっと発想的に拙いように感じます^^;
そうですねえ〜、たとえば…

フロントの窓に張り付くもみじ葉の風情たのしみ山道をゆく

うん、こんな感じとかの方がいいんじゃないかな。
あとは、そんなに気になるところもないですね。
なかなか味のある素敵な歌ですよ〜^^

kyoさん、それではまた☆


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磯さん、ども〜〜(^・^)  投稿者: 黒路よしひろ  投稿日:11月 3日(木)17時44分44秒
ああ、なるほど、歌とコメントは別のものでしたか^^;
これは失礼しました。
つまりこの歌の意味は、磯さんが何か物思いなどにふけっていて車窓から見ていたはずの景色すら憶えていない、という意味なわけですね。

あともうひとつ、推敲前の結句の最後の「ぬ」は打消しの助動詞「ず」の連体形「ぬ」だったのかな?
まあ、どちらにせよ打消しの助動詞「ざり」にさらに打ち消しの助動詞「ぬ」をつけるのはおかしいんですけどね(笑)

>車窓より見ているはずの風景は記憶の中に残っておらず

う〜〜ん、そうですねえ〜
この歌、意味的には分かりやすくなったのですが、「調べ(リズム)」的には逆にちょっと悪くなってしまったかも(苦笑)
二句、四句、結句もすべて同じ音割れ(4・3)ですしね^^;

車窓から見ていたはずの景色さえこの心には残っておらぬ

たとえばこんなふうにしてみるのもいいかも知れませんね。
「見ている」は「見ていた」としたほうが自然でいいと思います。
まあ、またこんな感じで推敲の参考にでもしてください。



>人生に三たび交通事故にあい運強くしていまだ生きおり

はははは、これも磯さんご自身のことなのかな^^
僕にいわせれば交通事故に三度もあう時点ですでに運が悪いような気もするんだけど…(大笑)

うん、この歌はなかなか上手く詠めていますよ〜
まあ、四句目と結句は倒置して逆にしてもいいようにも思うけど…

人生に三たび交通事故に遭いいまだ生きおり運強くして

う〜〜ん、でもここまでするとちょっとやりすぎなのかな^^;
そうですね、この歌はもとのままで充分素敵ですね。
ほんと、磯さんらしさがよく出ていて面白みのある歌だと思います♪

磯さん、それではまた^^


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沙羅さん、こんばんは〜(^・^)  投稿者: 黒路よしひろ  投稿日:11月 3日(木)17時15分58秒
結句の「見ゆ」は、添削の過程でじつは僕も考えました(笑)
ただ、やはり「見ゆ」とまで言ってしまうとちょっと行きすぎかなあ〜と思いますね^^;
沙羅さんのおっしゃるとおり嘘っぽさが出てしまいますし、読み手の想像の幅も狭めてしまいますから。

「夕暮れをゆく」だと、別段、誰が見たという限定もないので広がりが出るんじゃないかな。
しかも夕暮れ時を永遠に歩み行くような、霊の不滅性をも感じますしね^^


実は最近、僕もこういう「不可視なもの」を詠み込む短歌に非常に魅力的な可能性を感じています。
歌壇では「アミニズム」などと呼ばれて、随分前から物議をかもし出していますが、万葉集などでもただの情景歌のような歌にさえその裏には目に見えないなにか大きなものの存在が感じられますよね。

短歌(和歌)が本来持っていた呪術性、死者達や精霊達への語りかけ、そういう部分を自分の短歌にも取り入れていきたいですね。


ではでは、沙羅さんは今日から東北旅行でしたっけ^^
どうぞ、お気をつけて行って来てくださ〜〜い♪


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車  投稿者: kyo  投稿日:11月 3日(木)08時33分37秒
フロントの窓に張り付くもみじ葉を温しと思いはらわずにゆく


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車  投稿者: kyo  投稿日:11月 3日(木)00時40分5秒
走り去る車の後を追いかけて落ち葉ころげる晩秋の景

結句にもうすこしインパクトが欲しかったのですが・・
編集済


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推敲  投稿者: 磯  投稿日:11月 2日(水)21時11分3秒
車窓より流れる景色ながめても記憶の中に留まりざらぬ

内容は自分のことを詠んだつもりでしたが、解りづらかったようですね。
後書きは、歌を詠んでてお客さんがそんな話をしていたのを思い出して書いたのですが

推敲して

車窓より見ているはずの風景は記憶の中に残っておらず

此れだと、解るかな

新しいの

人生に三たび交通事故にあい運強くしていまだ生きおり




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推敲  投稿者: 沙羅  投稿日:11月 2日(水)08時42分58秒
>たとえば「見たき」と、空想にしてしまっては結句として弱すぎるように感じるので「確実に存在する」と断定してしまうとか…

確かに見たいとも思っているだけでは幻を見たわけではなく、弱いですね。


もう一つ考えたのはこれでした↓


>乳母車押して微笑むうら若き母のまぼろし夕暮れに見ゆ


「見ゆ」と断定してしまうとこれもちょっと嘘っぽいかと思い、取らなかったのです。


>乳母車押して微笑むうら若き母のまぼろし夕暮れをゆく

本当は幻を実際に見るのではなく憧憬として心で見ているのですね。


だからやっぱり「夕暮れをゆく」のニュアンスがいいかもしれません。


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磯さん、ども〜^^  投稿者: 黒路よしひろ  投稿日:11月 2日(水)01時06分27秒
>車窓より流れる景色ながめても記憶の中に留まりざらぬ

そうですか、そんな病気に苦しんでおられる方たちがいらっしゃるのですね。
医学の発達が、そんな方たちの苦しみを一日でも早く解放してくれることを祈りたいものです…

えっと、この歌の結句ですけど、打ち消しの助動詞「ざり」は活用形の未然形にしか付かないので「留まらざり」とするべきですね。
あと、最後の「ぬ」は、完了の助動詞の「ぬ」ですよね?
たぶん次数を合わせるためにつけられたのでしょうが、やはりこの場合は用法的に間違っていると思います^^;

まあ、そういう文法の話は別にして、この歌、このままでは誰の記憶の中に留まらないのかが上手く伝わらないのではないでしょうか。
そうですねえ〜、やはりここは主語をはっきりとさせたほうがいいんじゃないかな。
たとえば…

車窓より眺める景色この子には記憶の淵を流れゆくだけ

うん、こんなふうにするとかね^^

ただ、このような歌を詠む場合は、やはりその病気に苦しんでいる方たちへの配慮は必要になると思います。
その病気に苦しんでいる方たちの存在と、その想いを知ってもらい社会に協力してほしいという気持ちを的確に表現できるようになるまでは、あまりこの手の題材は選ばないほうがいいかも知れませんね^^;

下手をするとまったく逆の意味に取られかねないこともありますから。

磯さん、それではまた〜(^・^)


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沙羅さん、こんばんは^^  投稿者: 黒路よしひろ  投稿日:11月 2日(水)01時03分46秒
>乳母車押して微笑むうら若き母のまぼろし見たき夕暮れ

う〜ん、そうですねえ〜
たしかに二句、四句、結句の(3・4)の同じ音割れが、歌全体の「調べ(リズム)」を悪くしていますね^^;
そうだなあ〜、この歌の場合、結句の「見たき夕暮れ」がちょっと常套的すぎるのでこの部分を推敲してみてはどうでしょうか。

たとえば「見たき」と、空想にしてしまっては結句として弱すぎるように感じるので「確実に存在する」と断定してしまうとか…

乳母車押して微笑むうら若き母のまぼろし夕暮れをゆく

うん、こんな感じとかでね^^
あとはまあ、そんなに気になるところもないように思います。
なかなか素敵に詠めていますよ〜♪

でも、沙羅さんの歌は、亡くなったお母さんがよく出てきますよね〜
生きていたときには反発してしまうけれども、亡くなってみるとやはり恋しさが募ってくるものなのでしょうか。
僕は両親共に健在なので、そのあたりの気持ちはまだよく分からないのですが…(笑)

ではでは沙羅さん、今回の添削もあくまで推敲の参考までにね〜


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車  投稿者: 磯  投稿日:11月 1日(火)21時41分19秒
車窓より流れる景色ながめても記憶の中に留まりざらぬ


最近、子供にも何かを見ても認識できないで記憶に残らない子がいるそうです
車に乗ってると、周りの景色は見ているのだけれど、何を見たか覚えてないですね
その状態の病気があるのだそうです。


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乳母車  投稿者: 沙羅  投稿日:11月 1日(火)17時21分40秒
 乳母車押して微笑むうら若き母のまぼろし見たき夕暮れ


現代ではベビーカーといいますね。

『乳母車』の言葉でイメージするのは半月形箱のようになったの昭和2,30年代までの乳母車。

乳母車を押している人【母】は着物を着ている。。


ちょっと寂しげな夕暮れはそんな母の幻を心で見てしまいます。


2句、4句、5句が同じ音割れ【3.4】です。


推敲したいのですが、今のところ浮かびません。
編集済


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kyoさん、こんばんは〜(^・^)  投稿者: 黒路よしひろ  投稿日:11月 1日(火)00時37分35秒
ん〜?べつにご自身のお仕事を詠うのもまったく問題ないですよ〜^^
自分の仕事を詠った名歌というのもたくさんありますからね。
kyoさんの歌も、ほんとに素敵でしたよ。

うんうん、仕事にかぎらずだけどみんな恥はかきますよねえ〜〜(笑)
でもそうやって成長していくんですよね。
何もしなければ恥をかくこともないのだろうけれど、それでは成長もないですから。
恥をかいた数は挑戦した数!お互いこれからもどんどん恥をかいていきましょう!


え?この掲示板の進むスピード速くなりましたか?
う〜ん、たしかに僕のお返事は速くなったかもしれませんね。
以前は三日ぐらい待ってもらうのが普通でしたから…

あと、やっぱり皆さんがたくさん書き込みしてくださるのもありますね^^
ほんと、ありがたいことです。
皆さん、これからもどうぞよろしくお願いしますね〜〜♪


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感想他  投稿者: kyo  投稿日:10月31日(月)00時22分16秒
投稿が消えたのは多分私の操作ミスでしょう。これからは、黒路さんの仰るようにメモ帳を使ってみようと思います。最近この掲示板の進むスピードが速くなったような気がしますね。それでは最近の詠題で心に残ったお歌をあげさせていただきます。

>山道に散り敷く落ち葉集めては木枯らしに乗せ秋とさよなら(一寸法師)

 いいねぇ!私の勘違いから意味が繋がらなかった、短歌って一人称だと気付いたらすっと体に入ってきました。そしたらいい歌なんだよね。

>山奥で血を吸うヒルが悪意まで吸ってくれたら きれいな心 (ikuko)

ikukoさんのお歌は、キーポイントがはっきりしていてみなうまく出来ているとおもいます、このお歌を取り上げたのは、発想が奇抜でインパクトが強烈だったから。今度このヒルをみつけたら是非私のところへ送ってください、私も少しはましな人間になれるかもしれません。

>砂高山海向寺のみほとけは苦行積みたる即身仏なり (磯)

後に推敲されているようですが、わたくしは「即身仏」が入っているこのお歌を採らせていただきます。自ら生きながらにしてムロに入り土に埋められやがて死んで仏になる、しかも衆生救済のためという。壮絶ですね。

>妹よ、兄ちゃんはまう疲れたよ、兵士とふ名のこのお仕事に (黒路)

妹は、兄に絶大な信頼をもっている、兄はそれに答えようとしている、そんな兄が選んだ道”兵士”しかしふつふつと沸く疑問・・・
アフリカのある国では子供が食うために兵士になるという、まんざら幻想とはいえません。

>初雪に衣替えした富士の山裾野の原に紅葉はしる (風来)

私も富士山が好きですからこういう歌はいいね、知人の写真愛好家は富士の写真を撮るために別の山に何時間もかかって登り朝日に浮かぶ瞬間をとらえるのだそうです。黒路さんの指摘した「はしる」を推敲され良いお歌にしあげてやってください。


>ひたすらに働くだけの運命から解き放たれたアリたちの墓 (沙羅)

う〜ん、なまけもののぼくには、耳が痛いお歌です。運命(さだめ)といわれると決定的ということですから僕なら気が狂うでしょうね。

最後に私めのうたですが、歌にしたことを後悔しています、働くという事はつまり仕事をすることと考えてしまいまして、仕事に対する思い入れは個人的なことであって普遍的なことではくありませんね、歌にするべきものではないと反省しております。仕事に対する私見を述べさせてもらえば、好きな事と、自分に向く仕事は必ずしも一致するとはかぎりませんよね、私の場合は幸いにも一致してたようでこの歳になるまで長々とやってこれまだ燃えていられる、これは天職に巡り合えたんだ、よかったなぁ〜と思うわけであります。更に言わせてもらえば、「いいしごとしてますね」これは卓越した仕事に対する賛美です、いぶし銀の味ともいいますね、私はそこまで到達してませんので赤銅くらいですか、それでも褒められることもありそのたび「それだけ恥をかいてきたんですよ」と心の中でいうのです。

長くなりました、すみません・・・次のお題は「車」ですね。は〜い!素直でしょ。


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★お題は『車』★  投稿者: 黒路よしひろ  投稿日:10月31日(月)00時02分58秒
★次回のお題は『車』、期限は十一月十三日(日)です★

「風車」「乳母車」など、車という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
前回のお題『働く』も十月六日(日)締め切りまで、まだ受け付けております。


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こんばんは  投稿者: 沙羅  投稿日:10月29日(土)23時26分31秒
黒路さん、今日は残念でしたね。

>ひたすらに働くだけの運命から解き放たれたアリたちの墓

これは(さだめ)と読むつもりでした。
ルビを振っておけばよかったですね。


>亡骸をせっせと運ぶアリたちも働き終えてやがてはここに

これが<二句、四句、結句がすべて同じ音割れ(4・3)>は気がついていたのですが、どう直したらいいかわからなかったのです。
    ↓

>亡骸をせっせと運ぶアリたちもやがて働き終えればここに


なるほど。


それから「亡骸」は連作ならアリと解ってもらえるかなと思ったのですが、「せっせと」ははずしてしまってもいい言葉ですね。

   ↓
>仲間らの亡骸はこぶアリたちもやがて働き終えればここに

やっぱりこの方がいいですね。


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沙羅さん、こんばんは〜^^  投稿者: 黒路よしひろ  投稿日:10月29日(土)22時47分16秒
はあ〜〜、今日は関西の仲間たちと一緒に、京都で短歌の勉強会の予定だったんだけど、結局仕事が忙しくて行けませんでした。
ショックだ〜〜〜(T_T)
ま、行けなかったものは仕方がない、また次の機会を楽しみに待つか。

>ひたすらに働くだけの運命から解き放たれたアリたちの墓

う〜ん、そうなんですよね、蟻の世界ってけっこうシビアなんですよね^^;
生まれながらに女王アリと働きアリ、雄アリに分かれていて一生がきめられている。
まさに<逃れられない運命>ですね。

えっと、この歌、やっぱり三句目の字余りはちょっと気になります^^;
そうですねえ〜、ここは「運命を」としてもいいかも。
もしくは「運命」と書いて「さだめ」と読ませる手もありますね。

ひたすらに働くだけの運命を解き放たれたアリたちの墓

ひたすらに働くだけの運命(さだめ)から解き放たれたアリたちの墓

うん、こんなふうに^^
まあ、でも気になるのはそこぐらいですね。
あとはほんとに素敵に詠めていますよ〜♪



>亡骸をせっせと運ぶアリたちも働き終えてやがてはここに

うんうん、ご自身で推敲される前は初句が字余りでダブりになっていたので、僕も気になっていました^^
「亡骸を」としたことで、すごく良くなりましたね。

ただ、二句、四句、結句がすべて同じ音割れ(4・3)なのでちょっと全体の「調べ(リズム)」が単調な気もしますが…

亡骸をせっせと運ぶアリたちもやがて働き終えればここに

そうですね、ここは下の句の順序をこんなふうに換えてもいいかも知れませんね^^
あと、上の句はこれだと何の亡骸を運んでいるのかが分かりにくいので…

仲間らの亡骸はこぶアリたちもやがて働き終えればここに

こんなふうにしてもいいようにも思います。
まあ、でもここは「仲間たちの亡骸」でなくても一応、歌としては成り立つのかな(笑)
うん、元のままでも充分素敵だと思うのであくまで推敲の参考までにね^^

沙羅さん、それではまた〜〜(^・^)


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風来さん、こんばんは〜(^・^)  投稿者: 黒路よしひろ  投稿日:10月29日(土)00時37分43秒
>初雪に衣替えした富士の山裾野の原に紅葉はしる

おお〜、富士山は初冠雪ですか^^
きっと雄大で美しいのでしょうねえ〜〜

えっと、この歌の結句の「はしる」ですけど、これは「紅葉が広がる」と解釈していいのかな?
う〜〜ん、ちょっと僕はよく分からないのですが、辞書で調べてみてもこんな使い方はないし…
ここは、もう少し他の表現にしたほうがいいかも知れませんね^^;

初雪に衣替えした富士の山裾野の原の紅葉にたつ

たとえばこんな感じで、「衣替えした富士山が紅葉の中に立っている」としてみるとかね^^
うん、あとはそんなに気になるところもないです。
なかなか素敵に詠めていると思いますよ。



>尾根づたい山麓そめし秋の風こがね色した高原ススキ

おお〜、この歌も秋の情調がよく表現できていますよ〜^^
「ススキ」も風情があっていいですねえ。

ただ、「そめし」で紅葉を詠ったあとに「こがね色」と、また別の色を出してくるのはイメージが分散してしまうように思います^^;
ここは「ススキ」の色のみに絞ったほうがいいのではないでしょうか。

あと、初句の「尾根づたい」という言葉ですけど、これは「麓(ふもと)まで下りずに尾根を通って次の山に行く」という意味の言葉なのでこの歌にはちょっと使えませんよね。
この場合は「峰つたい」ならば「峰(山)をつたって」という意味になると思います。

峰つたい山麓にふく秋の風こがね色したススキを揺らす

うん、三句目で「秋の風」と体言止(名詞で止める)にしているので、結句は名詞にせず「揺らす」としたほうが「調べ(リズム)」がいいですね^^
まあ、こんな感じでまた推敲の参考までに。



>赤トンボ羽を休めに姿けし遊子の原に夕暮れせまる

うんうん、この歌も季節感が出ていて、なかなか素敵ですねえ〜♪
ただ、上の句の「羽を休めに姿けし」というのはちょっと説明っぽいかな^^;
それに夕暮れがせまる時間帯なら、赤トンボがいちばん活発に活動するときなので「休む」では意味的にも違和感を感じてしまいますし。
そうですねえ〜、ここは単純に赤トンボが飛んでいるとしてもいいのではないでしょうか?

群れをなし風に浮かべる赤トンボ 遊子の原に夕暮れせまる

たとえばこんな感じで^^
あと、これでは結句の「調べ(リズム)」が単調なので…

群れをなし風に浮かべる赤トンボ 遊子の原にせまる夕暮れ

こんなふうに倒置してもいいかも知れませんね。
まあ、これもあくまで推敲の参考までにね。


風来さん、それではまた〜(^・^)


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kyoさん、こんばんは〜^^  投稿者: 黒路よしひろ  投稿日:10月28日(金)23時14分25秒
すいません、投稿消えてしまいましたか。
僕はなにもしていないので、たぶん掲示板側のトラブルだと思います^^;
もしくは「投稿」ボタンと「消す」ボタンを押し間違えたとか?

投稿は直接投稿フォームに書かず、一度パソコンのメモ帳などに書いてからコピーして貼り付けてくださると、こういうときに書き直さなくても済むのでおすすめですよ。
文章も練りやすいですしね♪

さ〜〜て、僕ももうひとふん張りするか(^・^)


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アリの墓場  投稿者: 沙羅  投稿日:10月28日(金)15時28分20秒
 ひたすらに働くだけの運命から解き放たれたアリたちの墓

 亡骸をせっせと運ぶアリたちも働き終えてやがてはここに


TVで以前見たのですが、南米の葉をせっせと巣に運んで、それを肥料としてキノコを栽培する働きアリは、
死ぬと仲間のアリによって決まった死体捨て場にまたせっせと運ばれ捨てられそれが山になっていました。

働くことを運命として生まれてきて役目を終えたらゴミのように捨てられ、それを繰り返す「生きるということ」・・・何か考えさせられる光景でした。



風来さんお久しぶりです〜
編集済


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消えてしまった。  投稿者: kyo  投稿日:10月28日(金)07時12分38秒
ikukoさん、感想ありがとうお返事を書いたんだけど何故か消えてしまいました。この次にね、ごめんなさい。


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おかえりなさい!  投稿者: kyo  投稿日:10月28日(金)07時06分32秒
風来さん,おかえり〜!


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風来さん、おひさしぶりで〜す(^・^)  投稿者: 黒路よしひろ  投稿日:10月27日(木)22時13分28秒
いや〜、長い間お見かけしなかったから心配してたんですよ〜
もしや磯さん、僕に続いて入院でもされたのかと(笑)
まあ、人生色々(?)みたいですけど、また短歌を楽しめるような余裕も出てきたみたいでよかったです。
これからもどうぞよろしくお願いしますね。

ああ、歌の感想はまた後ほど^^


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山  投稿者: 風来  投稿日:10月27日(木)10時57分23秒
こんにちは お久し振りの投稿に戸惑っております。人生色々ですよろしくお願いします

初雪に衣替えした富士の山裾野の原に紅葉はしる

尾根づたい山麓そめし秋の風こがね色した高原ススキ

赤トンボ羽を休めに姿けし遊子の原に夕暮れせまる


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