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短歌入門部屋
短歌投稿掲示板(過去ログ)
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『題詠』短歌掲示板(投稿はこちらから)
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kyoさんの歌の感想 投稿者: ikuko 投稿日:10月27日(木)01時55分5秒
あら、素直、って言う表現、気に障りました?(笑)
私は、歌の内容がストレートだなぁ、と言いたかったのであって、
別に短歌でなぞなぞをしたいわけではなかったのですが。
kyoさんの歌は、比喩や形容に特にkyoさんらしさが出ていると思うので、
そういう意味では、「山」の歌も「働く」の歌も、
いいところは変わらないかな、と思いました。
さてさて、で、わかるかな〜?とか言われてしまいましたが、
>不器用な我をここまで走らせて恋しさ増すは天職ゆえか
歌意は、ここまで自分にできるとは思っていなかったほどに、とても頑張ってきたけど、さらに頑張ろうと思っている自分を客観視している、といったところでしょうか。
>赤銅はいぶし銀には至れねど恥をかさねて深み増したり
こちらは、人としての成長を表しているのだろう、と思いましたが、どこら辺が「働く」と関係あるのか、分かりませんでした。
……今度意図を教えてください^^;
どちらの歌も、隙のない、素敵な歌だと思います。
定型の中で、過不足なく、表現されている感じがいいなぁ、と思いました。
「おもいっきりひねった」というだけあって、よく練られていると感じました。
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kyoさん、こんばんは〜(^・^) 投稿者: 黒路よしひろ 投稿日:10月26日(水)21時27分47秒
>不器用な我をここまで走らせて恋しさ増すは天職ゆえか
ははは、「天職」というのはいい発想ですねえ〜^^
えっと、この歌はつまり困難な仕事になればなるほど、悩めば悩むほどやりがいが出て来るという意味に解釈していいのかな?
ちょっと分かりにくいけれど、一応そういう方向で添削しておきますね。
うん、この歌、基本的にはこのままで充分素敵だと思います。
ただ、三句目は狙ってやってるのは分かるのですが、この場合、やはり不自然な違和感を感じてしまいますよね^^;
ここは素直に「悩ませて」とかにしたほうが良いのではないでしょうか。
あと、四句目はこのままでも問題はないんですけど…
不器用な我をここまで悩ませてなお恋しきは天職ゆえか
たとえばこんなふうにしてみるのも「調べ(リズム)」がいいかな、と思いました^^
まあ、あくまで推敲の参考までにね。
う〜〜ん、でも僕は短歌の基本はやはり「言いたいことを如何に分かりやすく読み手に伝えるか」だと思います。
kyoさんの歌の場合も、素直に詠んだ作風のほうが心を打つものが大きいんじゃないかな(笑)
>赤銅はいぶし銀には至れねど恥をかさねて深み増したり
うん、この歌は「働く」というお題からはちょっと遠いかな、と思いながらもなかなか上手く詠めていると感じました^^
ちょっと対比の「は」の位置が近すぎて「調べ(リズム)」が悪いような気もしますが、この場合は仕方がないですね(笑)
ただ、二句目の音割れの意見は分かれそうですが「いぶし・銀には(3・4)」として捉えた場合、二句、四句、結句がすべて同じ音割れ(3・4)になってちょっと「調べ(リズム)」が悪いですよね。
そうだなあ〜、ここは四句目を…
赤銅はいぶし銀には至れねど恥かさねきて深み増したり
こんなふうにしてもいいかも^^
そのうえで、さらに倒置法でもう一段ひねりを加えて…
赤銅はいぶし銀には至れねど深み増したり恥かさねきて
としてもいいかも知れませんね。
いや、この歌は、ほんとにもとのままで充分素敵なんですよ^^
そのうえで、ここまで細かく言わなければいけなくなったのは、それだけkyoさんが上達したということです(笑)
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kyoさん、ども〜〜(^・^) 投稿者: 黒路よしひろ 投稿日:10月25日(火)23時50分58秒
嫌だなあ〜、悪意なんてないですよ〜(なんで看護婦さんに振られたのばれたんだ・汗)
いやいや、自分の仕事じゃなくて、働いてる人のことを詠ってもらうつもりだったんですけどね^^;
ああ、目のほうはもう大丈夫です!
来月の半ばにもう一度検査に行って、たぶんそれで終わりじゃないかな。
自分の感覚としてはもう以前(怪我する前)とまったく変わりませんよ。
皆さん、ほんとにご心配おかけしました〜m(_ _)m
ではではkyoさん、短歌の感想はまたのちほどね^^
今夜はこの辺で☆
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兵士とふ名のこのお仕事に。 投稿者: 黒路よしひろ 投稿日:10月25日(火)23時31分49秒
妹よ、兄ちゃんはまう疲れたよ、兵士とふ名のこのお仕事に
副詞「もう」の旧かなは「もう」なのですが、一説では「まう」だとも言うので今回こちらを使ってみました。
いや、あまりにも嘘くさい内容なので旧かなにして誤魔化しただけです^^;
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フリーター(今ふうの日々) 投稿者: 黒路よしひろ 投稿日:10月25日(火)23時30分45秒
「人生はまだこれからさ」明日への希望捨てずにゆくフリーター
まあ、ありきたりの内容ですけど^^;
編集済
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職 投稿者: kyo 投稿日:10月25日(火)22時17分25秒
不器用な我をここまで走らせて恋しさ増すは天職ゆえか
赤銅はいぶし銀には至れねど恥をかさねて深み増したり
ikukoさん素直な歌い方だといいましたね、今回はおもいっきりひねりましたで、しかもノーヒントです。わっかるかな〜。
仕事のことを歌にしようなんて一度もなかったですよ、最近の詠題は悪意を感じるなぁ、なんて あはは・・ 看護士さんに振られたはらいせを詠題にこめてたりして・・あはは
して目の回復の方はどうなの?
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沙羅さん 投稿者: 磯 投稿日:10月25日(火)19時40分55秒
感想ありがとう
読み方ですね
砂高山海向寺
シャコウサンカイコウジと読みます
寺の説明は
http://kaanegii.hp.infoseek.co.jp/kaikouji.htm
に書いてあります
磯
気になりましたら、読んでみてください
私のホームページです
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感想3 投稿者: 沙羅 投稿日:10月25日(火)07時23分58秒
>砂高山海向寺の御仏の魂ここに今も御座せし
磯さん、「砂高山海向寺」はなんと読むか教えてください。
調べたけれど解らなかった。
MNSの検索にかけたら、この掲示板が出てきたのです!
ビックリしたぁ〜
>赤銅のひからびておるその顔は不気味なれども温和に満ちる
との連作にすると即身仏のことがよくわかりますね。
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ikukoさん、こんばんは〜(^・^) 投稿者: 黒路よしひろ 投稿日:10月25日(火)00時26分38秒
そっか〜〜、ikukoさんは22歳なんですねえ〜
若いなあ〜(笑)
僕もついこの間まではここの最年少だったのに、人間はこうやって年を重ねてゆくんだな…(しみじみ)
さて、今夜はもう遅いのでそろそろ寝るとしますか。
ikukoさん、みなさん、おやすみなさ〜〜い☆
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磯さん、どっも〜^^ 投稿者: 黒路よしひろ 投稿日:10月25日(火)00時16分49秒
>五階より眺めてみてばその男かげを引きずり重き足取り
う〜ん、そんな(仕事が上手くいかなくて)落ち込んでいる人、よく見かけますよね〜
この歌、ちょっとお題からはかけ離れてるようにも思うけど、まあ、「働く」を連想できなくもないのでOKとしておきます(笑)
えっと、初句の「五階」ですけど、これはないか特別な意味があるのでしょうか。
普通、二階とかだと自然に読み流せるのですが、「五階」といわれるとその部分に意識が行ってしまって、主役の「その男」が目立たなくなってしまうように思います。
うん、ここは二階のほうがいいんじゃないかな。
あと、結句ですけどこの部分は「足取り重し」としたほうが、いかにも重そうな雰囲気がでるように思います。
二階より眺めておればその男かげを引きずり足取り重し
こんなふうにね^^
まあ、これもあくまで推敲の参考までに。
>砂高山海向寺の御仏の魂ここに今も御座せし
おお〜〜、この歌はすごく良くなりましたね〜^^
えっと、助詞の「の」の繰り返しはべつだん問題ないですよ。
一首のなかに四回ぐらい使われることも普通にありますからね。
ただ、この歌、ちょっと漢字が多くて見た目に短くなりすぎているのだけが気になります。
砂高山海向寺の御仏のたましい此処にいまも御座せし
うん、そうですね。
たとえばこんな感じで、適度に平仮名もまじえてみてはどうでしょうか^^
短歌の天地は長いほうがいいですからね(笑)
磯さん、それではまた〜(^・^)
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沙羅さん、こんばんは〜^^ 投稿者: 黒路よしひろ 投稿日:10月24日(月)23時16分32秒
お〜〜、丹後の伊根町といえば船屋などのある漁師町ですね!
たしか遊覧船も出ている観光名所。
う〜〜ん、僕も一度行ってみたいなあ〜(沙羅さんに負けず劣らずの渋好み・笑)
えっと、若いときの短歌…
僕は短歌を始めたのが二十代の半ばぐらいだったので、一応、若さに任せたような歌もずいぶん詠みましたね(笑)
でも、この一年であきらかに感性が変わってきたように思います。
二十代と三十代の違いなのか、内側から襲い掛かってくるような勢いも失せてしまったように思いますし。
たしかに、そういう意味では二十代の頃の沙羅さんの歌を読めないのはちょっと残念ですよね^^
まあでも、沙羅さんの歌はあんまり年齢を感じませんけどね。
ああ、僕は小学生の頃に法隆寺にある正岡子規の「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」の句碑をみて、俳句ってどうやって作るんだろうなあ〜、僕も作ってみたいなあ〜、と思ったのを憶えています。
それから二十数年、なぜか俳句でなく短歌を作っているのでした(笑)
ちなみに、二年ほど前に法隆寺に行ったときに句碑を探してみたんだけど、何故か見つけることが出来ませんでした。
もう一度あの句碑の前に立って、当時の自分に会ってみたいなあ。
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kyoさん、ども〜〜(^・^) 投稿者: 黒路よしひろ 投稿日:10月24日(月)22時24分53秒
う〜ん、ここはけっこう年配の方(磯さんとか)も多いのでkyoさんが一番上かどうかは分かりませんけどね(笑)
まあ、年齢なんて関係なしにみんなで楽しくやって行きましょう!
>白富士の見えざる遠き里にありてその威容をば見んと眼をとづ
おお〜〜、この歌、ほんとに素敵ですよ〜♪
初句は「白富士」のほうが断然いいですね。
こういう造語は歌に個性が出るので、どんどん使って欲しいぐらいです(まあ、あくまで意味の分かる範囲内でだけど^^)
うん、推敲前の歌では字余りはもちろんだけど、「在りとて」「みんとて」の響きも悪かったですものね。
ただ、厳しいことを言うようですけど、じつはまだ三句目も字余りなんですよねえ〜(笑)
ikukoさんの意見も参考にして言うなら、やはり二句、三句の流れがこの字余りで少し悪くなってしまっているように思います。
まあ、ここは「里にいて」とするだけで解決できるので、直しておきたいところですね^^
白富士の見えざる遠き里にいてその威容をば見んと眼をとず
結句の「閉(と)づ」は新仮名遣いだと「とず」になるんじゃないかな?
まあ、ここを「とづ」として三句目も「里にゐて」と旧仮名にするのもいいですね。
白富士の見えざる遠き里にゐてその威容をば見んと眼をとづ
うん、こんなふうに。
kyoさん、それではまた〜^^
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一寸法師さん、こんばんは〜^^ 投稿者: 黒路よしひろ 投稿日:10月24日(月)22時23分16秒
おおっ、一寸法師さんはそんなにお若かったのですか!
僕はてっきり50代か60代ぐらいの年配の方かと思っていたのに^^;
きっと、文語の歌が多いのでそんなふうに感じるんでしょうね。
うん、こちらこそ、どうぞよろしくお願いしますね〜♪
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働く 投稿者: 磯 投稿日:10月24日(月)21時06分55秒
五階より眺めてみてばその男かげを引きずり重き足取り
磯
おとうさん、疲れてますよー
声をかけたくなる
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即身仏、推敲2 投稿者: 磯 投稿日:10月24日(月)19時16分17秒
沙羅さんに感想かかれる前に、直しておこう
あははは
砂高山海向寺の御仏の魂ここに今も御座せし
赤銅にひからびておるその顔は不気味なれども温和に満ちる
磯
元に戻しまして、手直ししました
の、のはくどいかな
の、のにすると切れがなくなるから、いいかな
ここに、来る人の中で私が一番年寄りで、短歌始めたのが一番遅いみたいですね
あらためて、皆さんよろしく
一番が二つもあるから、偉いのかも知れない
うんうん
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感想2 投稿者: 沙羅 投稿日:10月24日(月)17時29分35秒
一寸法師さん
>山駕籠に拾い集めてこぼれおつあなたの笑みと僕の毬栗
細かいことですが、この歌の場合、ドングリを拾い集めるのですから山駕籠ではなく山籠だと思いますす。
駕籠は江戸時代に出てくる人を乗せる乗り物のこと・・2人で担いでいますね。
籠は竹や蔓で編んだ入れ物のことです。
「やまかご」で変換すると「山駕籠」と出ますから、それでそのままになったのでしょうね。
>山道に散り敷く落ち葉集めては木枯らしに乗せ秋とさよなら
二つの歌とも秋の山道の様子が目に浮かんで素敵ですよ。
私も『秋よさよなら』より『秋とさよなら』の方が淡々とした中に寂しさも出ていいと思いますよ。
・
私の年齢は時々黒路さんの<母>になりますから、推測してください。
私かkyoさんが一番年長?・・・・kyoさんが私が思っているより若かったらどうしましょう。
でもネットで年齢と関係なくお付き合いできて、大学生の方ともお話が出来るなんて嬉しいですね!
私はふと思うときがあります。
私がもっと若い時・・20代の頃短歌を作ったら、どんな歌を作っただろうかと。
もう時は戻せないので、残念といえば残念。
でも子供の頃から和歌や短歌には親しんでいたけれど、自分で作りたいあるいは作れるとは若い頃は思いませんでした。
他にしなければいけないこと、興味のあることがいっぱいありましたからね。
夕食の支度の時間になりました。
磯さんへの歌への感想はまた後で。
編集済
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★お題は『働く』★ 投稿者: 黒路よしひろ 投稿日:10月24日(月)00時05分51秒
★次回のお題は『働く』、期限は十一月六日(日)です★
「仕事」「アルバイト」など、働くという言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
前回のお題『山』も十月三十日(日)締め切りまで、まだ受け付けております。
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もしかしたら最年少じゃないかもw 投稿者: ikuko 投稿日:10月23日(日)23時47分18秒
一寸法師さん、よろしく。私も大学生です。(今22歳)
ただ、中身が子供っぽいんです。でもこれは小さいころからずっと言われ続けているので、それが自分なのかな、とも思います。
>kyoさん
歌人年齢ですか……この年にしては、わりと長い方かと思います。^^
>白富士の見えざる遠き里にありてその威容をば見んと眼をとづ
>(富士山の見えざる遥かな里に在りて威容みんとて眼をとづる)
個人的に、最初に思い浮かんだという方の下の句の方がいい気がします。
下の句がどちらにせよ、2句と3句がどれだけすんなりと読めるものにできるかで、下の句でkyoさんが言いたいことが前面に出ると思うのですが、
……例を挙げたいけれど、思いつかないので、考えてみます。今日はこれまで^^;
>沙羅さん
お久しぶり〜
若さのある歌は、若いうちでないと作れないかな、と思って、
今のうちに作っておきますww
悩んでいる自分を歌うことは割と少なくて、悩んでいる内容を歌っていたりします。
そんな連作を30首ぐらいためてます(笑)
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感想 投稿者: 沙羅 投稿日:10月23日(日)11時41分18秒
実は21日.22日友人と久しぶりの旅行でした。
丹後半島の伊根でした(相変わらず渋い好みの私)
さて感想をいくつか
久しぶりです〜ikukoさん
>晴れた日は悩んでいる脳みそを早送りしたい空がよぶから
こういう発想は私にはどうしても出来なくて、<悩んでいる自分>そのものを詠ってしまうでしょうから、やっぱり(羨ましい気持ちで)若さを感じてしまいますね。
kyoさん
>山なりの言葉をそっと投げてみる君の直ぐな返事がほしくて
『山なり』の言葉は私は新鮮さを感じました。
でも『山なり』ではっきりとしたイメージが浮かぶというより、フィーリングでなんとなくこんな感じかなという感覚です。
他の方の感想はまた後で・・いったん投稿します。
編集済
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よろしくね・・・山だよ 投稿者: kyo 投稿日:10月23日(日)01時50分24秒
おっ!盛り上がってますね。
紛れも無く私が最年長でしょう。でも歌人年齢は同程度ということでお仲間にいれてください。あはは
山と言えば山でしょう、山と言えば富士山ですよ。
白富士の見えざる遠き里にありてその威容をば見んと眼をとづ
作歌メモ
最初に浮かんだ歌は
<富士山の見えざる遥かな里に在りて威容みんとて眼をとづる>
でした。(富士山)という表現はあまりに浸透しすぎてどうか?そういえば初冠雪のニュースも聞いたことだし今の時期なら白富士だな、次に(遥かな)では字余りでまた黒路さんが鬼のようにせまってくるので一歩引いて(遠き)にしよう。下句は悩みました、そのままで良いような気もしましたが、富士山を強調したく主語をいれました。その分
心に想い描くことを「観想」というのかな、それが鈍ったかもしれない。
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初めまして、ikukoさん☆ 投稿者: 一寸法師 投稿日:10月22日(土)23時33分19秒
挨拶が遅れました、一寸法師といいます。僕は大学生です、ikukoさんとは一番年が近そうですね。これからどうぞよろしくお願いしますm(_ _)m
<黒路さんへ
冬の足音はまた違う歌につけます(笑)僕も少しだけど古語の勉強したりしてますがわからないことの方が多いので自分では気づかなくても色々とおかしな点が多々あると思いますのでどうぞ御指導のほど、よろしくお願いしますm(_ _)m
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ikukoさん、こんばんは〜^^ 投稿者: 黒路よしひろ 投稿日:10月22日(土)22時59分49秒
ははは、「ぽこぽこ短歌を作るモード」ですか(笑)
そういえばHPのほうの短歌も少し更新されてましたね。
えっと、ここの参加者の方の年齢は僕もよく知らないですよ。
まあ、僕たちが若輩者なのは確かかも(ちなみに僕は今年31です)
そう思うと、偉そうに添削なんかしてるのは冷や汗がでてきますね^^;
う〜ん、kyoさんの歌の「山なり」、僕はすごく上手く入ってるなあと感じたんですけどね^^
あの部分は「山なりの言葉」と「直ぐな(まっすぐな)返事」が対照的になってるわけだし。
うん、まあでも、そういういろんな意見がでてくるのはすごくいいことですよ。
僕だけの意見が通っちゃうと、どうしても偏った短歌ばかりの掲示板になっちゃうからね(笑)
それではikukoさん、寒くなってきたけど風邪など引かないようにね〜♪
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kyoさん、よろしくw 投稿者: ikuko 投稿日:10月22日(土)21時49分34秒
強烈な歌ですみません(笑)
むしろ、kyoさんの素直な歌がまぶしいです。
たぶん最年少な感じの若輩者ですが、んでもって気まぐれに遊びに来る人間ですが、よろしくお願いします。
というか、私は他の方の年齢があまり分かっていません^^
私の次に若いのは、黒路さんですか?
>山なりの言葉をそっと投げてみる君の直ぐな返事ほしくて
最初に思ったことは、「山なり」にすごく違和感があるということ、
……でも、よく考えたら、「山」の題で詠んでいたのですよね。
これは変えられないなぁ、と思った次第です。(笑)
「返事ほしくて」の「ほしくて」にkyoさんの人柄がしのばれます。
ので、「が」を除くのはいい推敲だなと思いました。
私だったら、「返事がほしい」とか言っちゃいそう〜w
では
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黒路さん、ご意見ありがとうございます〜ww 投稿者: ikuko 投稿日:10月22日(土)21時33分31秒
本当にひさしぶりで……まぁ、しばらくゲームにはまっておりましたので……
8月末あたりから、ぽこぽこ短歌を作るモードになってきました。
・君に話しかけるなんてできなくて視線を送る息もしないで
自分でも気になっていたので、やはり下の句はひっくり返します。
>おお〜、これは素敵な恋歌ですねえ〜〜♪
>最初、すごい破型だなあと思ったんだけど、よく読むと句またがりでちゃんと定型に収ま>っているのですね^^
恋歌なんて滅多に作らないのですが、まぁたまには作ってみたりするのです^^;
それから、一瞬定型に収まっていないように見えて、実は収まっているというのは、狙ってやりましたw
・晴れた日は悩むばかりの脳みそを早送りしたい空がよぶから
2句目は、「ばかりの」という表現のほうがいいですね。こちらにします。
でも、早送りは、「したい」のであって、現実できていないもどかしさも含んでいますので、そのままでいこうと思います。
・山奥で血を吸うヒルが悪意まで吸ってくれたら きれいな心
記号を入れるのは好みでないので、空白をあけて「きれいな心」にします。
カタカナにしようか、とかいろいろ考えましたが、いまいちピンとくるものがなかったので。
文語度が低めなのは、あんまりやりすぎると自分には合わない気がして恥ずかしくなるからでもありますね。
口語度が低いのは……、たぶん言いたいことを一首に収めるためには、簡潔にしなければならない、というあたりから来てるのだと思います。
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一寸法師さん、こんばんは〜(^・^) 投稿者: 黒路よしひろ 投稿日:10月22日(土)18時36分4秒
おっとっと、「荒べる」は「すさべる」でしたか、これは申し訳なかったです(笑)
てっきり「荒(あら)べる」だと思ってしまいました^^;
>木枯らしが荒べる冬の足音に山間の月確と籠もれり
えっと、「荒ぶ」は四段活用(奈良時代までは上二段活用だった)の動詞なので…
未然形 荒(ば)ず
連用形 荒(び)たり
終止形 荒(ぶ)終止
連体形 荒(ぶ)時
已然形 荒(べ)ども
命令形 荒(べ)命令
となります。
完了、継続をあらわす助動詞「り」は、四段活用の已然形(一説では命令形)とサ変の未然形に付くのでたしかに一寸法師さんのおっしゃるとおりですね!
うん、この場合、「荒べる」のほうがたしかに「調べ(リズム)」もいいですね。
そのうえで一寸法師さんの説明を参考にして添削しなおすなら…
木枯らしが荒べる冬の山の間に月は籠りて姿を見せず
こんな感じのほうがいいかも。
(「冬の足音」はこの歌に入れてしまうと、やっぱりちょっとイメージが分散してしまうように思います^^;)
それにしても、一寸法師さんなかなか勉強してますねえ〜(笑)
今回の「荒べる」のように僕が勘違いしてる場合もよくあると思うので、これからも遠慮なくどんどんご指摘下さいね。
ああ、文法の基礎はただ、コピーして張り付けただけなので気にすることないですよ〜^^
(いくらお人よしの僕でも、あんな長いのは二度も書く気になれないです・大笑)
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磯さん、ども〜(^・^) 投稿者: 黒路よしひろ 投稿日:10月22日(土)18時34分47秒
おっ、磯さん入院中に文法の勉強をされてたのですか。
看護婦さんのあとばっかり追っかけてた誰かさんとはえらい違いだな〜(苦笑)
>砂高山海向寺の御仏は不気味なれども温和におわす
えっと、この歌は二首別々のままのほうがいいと思いますよ^^;
とくに「赤銅のひからびておる…」の歌は素敵でしたからね。
「砂高山海向寺の…」の歌だけを推敲されてはどうでしょうか。
う〜ん、ほんと、自分の歌ってなかなか客観的に見るのは難しいですよね(笑)
>生きおれば白立つ波を漂いて一山三山越えねばならず
えっと、二句目の「白立つ波を」の助詞は「に」のほうがいいですね^^
ただ、こうすると二句目「白立つ・波に」、四句目「一山・三山」、結句「越えねば・ならず」がすべて同じ音割れ(4・3)になってしまって「調べ(リズム)」がちょっと単調すぎますよね^^;
生きおれば白立つ波に漂いて幾つもの山越えねばならず
たとえばこんなふうにするとかも出来ますが…
まあ、この歌ももう少しご自身で推敲してみてください(笑)
磯さん、それではまた♪
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即身仏の推敲 投稿者: 磯 投稿日:10月22日(土)14時42分22秒
もちょっと手直しして
砂高山海向寺の御仏は不気味なれども温和におわす
満ちる、から、おわす、に
磯
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添削歌 投稿者: kyo 投稿日:10月22日(土)00時28分44秒
早速のご指導ありがとうございます。
山なりの言葉をそっと投げてみる君の直ぐな返事ほしくて
一字抜いただけで随分リズムが良くなるのですね、本人は気が付かない。いつも薄氷を踏む思いです、ご指導はとても励みになります。
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kyoさん、ども〜〜(^・^) 投稿者: 黒路よしひろ 投稿日:10月21日(金)23時16分39秒
そっか〜〜、kyoさんはikukoさんとは面識なかったですね(笑)
ikukoさんはたぶんここの最年少なので、仲良くしてあげてくださいね〜
>山なりの言葉をそっと投げてみる君の直ぐな返事がほしくて
おお〜、kyoさん、この歌なかなか素敵じゃないですか〜♪
普通、題詠はお題を入れるために無理をして、その部分で違和感が出やいんだけど、この歌は逆に「山なりの」がいいアクセントになっていますよ!
あと、四句目の「直(す)ぐな」ですけど、こんな使い方が出来たんですね。
僕は辞書で調べるまで知りませんでしたよ(笑)
この場合は「まっすぐな」「素直な」と同じ意味ですよね^^
う〜ん、そうですねえ〜、問題は結句の字余りですが、ここは助詞を省略して「返事ほしくて」としても充分意味が通じるのではないでしょうか。
山なりの言葉をそっと投げてみる君の直ぐな返事ほしくて
この方がむしろ「調べ(リズム)」も滑らかになっていいですね。
うん、あとはまったく気になるところもないです。
ほんとに素敵な恋歌ですね^^
kyoさん、それではまた☆
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毎度どうもです☆ 投稿者: 一寸法師 投稿日:10月21日(金)23時01分3秒
<黒路さんへ
二回目の5文字の所を終止形で止めると意味がつながらなくなるんですね(^_^;)それは気を付けないといけませんね。
「こぼれおつ」は字数のことも含めて黒路さんのゆうとおりがいいと思います。後、僕の思いこみですが「秋よさよなら」よりも「秋とさよなら」の方が客観的な感じがして寂しい感じがするし少し離れた場所から、落ち葉を風に乗せてる姿のイメージが浮かぶかなと思ったので秋ととしました。あと荒るるのとこですが、荒べる(すさべる)としたのは荒ぶ「(風などが)吹いたり止んだりしてる」の已然系、荒べ+完了(継続?)の助動詞りの連体系を足したもので、(秋の終わり頃から吹き始める)木枯らしの吹いたり止んだりが今も続いてる様子を冬の足音とし、寒い冬の到来がもう近いとゆうことで、せっかく山と山との間に顔を出してたお月さんが山の裏にいって全然見えなくなったのは木枯らしが吹いて寒い冬がそこまで来てるのを感じ取ったためにかとゆうことを歌にして表したかったのです(;_;)
でも「山の間に」の響きがなんとなく綺麗なので感心いたしました。
あと古語の活用について僕がいないころに書いたことがあるけど僕の為にあんなに長い文章をもう一度書いていただいてありがとうございます。ちゃんと読んで勉強しますね(^O^)
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ikukoさん、こんばんは〜〜(^・^) 投稿者: 黒路よしひろ 投稿日:10月21日(金)22時09分55秒
こちらではお久しぶりですね〜
いや〜、たまにこうやって懐かしいお顔を拝見するとうれしいもんですよ(笑)
うん、ikukoさんの短歌の場合、たしかに文語でも口語でも明るい暗いの違いはあまりないように思いますね^^
それはたぶん、口語側への偏りが少ないからじゃないかな。
(文語度) 5 4 3 2 1 0 1 2 3 4 5 (口語度)
たとえば今回の歌はすべて口語だけれど、一首目(君に話しかけるの歌)は口語度(話し言葉に近い)が高くて「4」か「5」ぐらいはあるので内容の割には結構明るく見えます。
でも二首目(早送りの歌)と三首目(ヒルの歌)は口語度が「1」か「2」ぐらいで文語との中間点に近いため、あまり明るさは感じないですよね。
ikukoさんの文語の歌は、文語度「3」ぐらいのが多いんだけど、口語の歌の多くが中間点に近い(文語寄りな)ために、あまり口語と文語の違和感がないんじゃないかな^^
これが沙羅さんだと文語度「3〜4」、口語度「3〜4」ぐらいで両方への偏りが大きいので違いが明白になる、と。
文語度は「旧かな」や「古語」「雅語」などを多用すると高くなり、口語度は「(話し言葉の)句またがり」や「俗語」などを多用すると高くなるように思います。
もちろん「文語度」「口語度」の高い低いは、短歌の上手い下手とは何の関係もありませんけどね(笑)
ちなみに著名な歌人の俵万智さんの歌の場合、口語度が「5」で文語度が「1」なため、文語の歌もたくさん詠んでいる割には「口語しか詠まない歌人」のように思われてしまっていますよね(笑)
俵さんは歌集などで調べてみたら、実は五首に一首ぐらいの割合で文語の歌も歌ってるんですよ^^
さて、無駄話が長くなりましたね。
投稿歌についてです。
>君に話しかけるなんてできなくて息もしないで視線を送る
おお〜、これは素敵な恋歌ですねえ〜〜♪
最初、すごい破型だなあと思ったんだけど、よく読むと句またがりでちゃんと定型に収まっているのですね^^
うん、基本的にはまったく問題ないですよね。
このままでも充分ではないでしょうか。
まあ、あえて言うのなら下の句はなんとなく単調な気もしますが…
君に話しかけるなんてできなくて視線を送る息もしないで
たとえば、こんなふうに倒置するのも良いかもしれませんね。
ま、これはあくまで推敲されるときの参考までにね^^
>晴れた日は悩んでいる脳みそを早送りしたい空がよぶから
こちらは「若さ」を感じさせてくれるikukoさんらしい歌ですよね〜(笑)
うんうん、なかなか素敵に詠めていますよ。
ただ、二句目の字足らずはちょっと「調べ(リズム)」が悪いですよね^^;
ここは「悩むばかりの」としてもよいのではないでしょうか。
あと、四句目ですけど、ここも字余りで間延びしたような印象を受けてしまいます。
そうですねえ〜、たとえば「早送りしたい」という希望ではなく「早送りする」と断言してもよいのでは 。
晴れた日は悩むばかりの脳みそを早送りする 空がよぶから
たとえば、こんなふうに^^
>山奥で血を吸うヒルが悪意まで吸ってくれたらきれいな心
はははは、ikukoさんノリノリですねえ〜(笑)
うん、この歌、発想がすごく面白くて素敵ですよ!
ただ、下の句はちょっと単調に流れすぎるかもしれませんね。
そうだなあ〜、ここは「きれいな心」に記号符を付けてアクセントとしてもいいかも。
山奥で血を吸うヒルが悪意まで吸ってくれたら<きれいな心>
こうすると「きれいな心」も歌の中で生きてくるように感じるのですが。
まあ、これもあくまで推敲の参考までにね^^
それではikukoさん、また気が向いたらいつでも遊びに来てくださいね〜
また素敵な歌、期待してま〜す☆
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1推敲 投稿者: 磯 投稿日:10月21日(金)21時48分45秒
とりあえず、推敲してみました
砂高山海向寺さんの御仏は苦難背おいて即身仏になり
赤銅のひからびておるその顔は不気味なれども温和に満ちる
二首を一首にして
砂高山海向寺の御仏は不気味なれども温和に満ちる
という具合に、どうでしょう
生きてれば大波小波に漂いて一山三山越えずばならず
は
生きおれば白立つ波を漂いて一山三山越えねばならず
という具合に
病院に入院中、だいぶ文法の勉強はしたのですが、
どうも、私の会話で使う言葉が入ると、文章ではおかしくなるようです。
でも、前よりは、ましかな
磯
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よろしく、そして山 投稿者: kyo 投稿日:10月21日(金)06時55分20秒
ikukoさんよろしく
強烈なお歌のあとで出しにくいのですが参加することに意義があるということで・・
山なりの言葉をそっと投げてみる君の直ぐな返事がほしくて
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連続で失礼します 投稿者: ikuko 投稿日:10月21日(金)00時54分58秒
なんとなくのっていたので、もうひとつ作ってみました。
「山」の題で
山奥で血を吸うヒルが悪意まで吸ってくれたらきれいな心
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ひさしぶりに 投稿者: ikuko 投稿日:10月21日(金)00時15分44秒
題詠をしてみようかと思って、参上いたしました。
というわけで、はじめましての方、はじめまして。
「送る」の題で
君に話しかけるなんてできなくて息もしないで視線を送る
晴れた日は悩んでいる脳みそを早送りしたい空がよぶから
下のほうの短歌の明るい、暗いの話ですが、
私の場合文語、口語で分けてもそういう違いはなかったかな〜
とか思ってしまったのですが、ほかの人から見れば、やっぱりそう見えるのでしょうかね?
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磯さん、ども〜(^・^) 投稿者: 黒路よしひろ 投稿日:10月20日(木)22時59分49秒
>砂高山海向寺さんの御仏は苦難背おいて即身仏になり
海向寺の即身仏については、磯さんのHPに詳しく載っていましたね(笑)
う〜〜ん、この歌の場合、破調になるのは仕方がないのかな^^;
ただ、何と読むのかよく分からないんだけど、初句で「砂高山(さこうざん)」といったすぐあとに「海向寺さん」と「さん」が続くのはちょっと「調べ(リズム)」が悪いですよね。
ここは字足らずになるけれど「砂高山海向寺の」としたほうがよいように思います。
あと、下の句ですけど「苦難を背負って即身仏になり…」といった終わり方ではちょっと締まらないように感じます(苦笑)
そうですねえ〜、ここは「苦行を積んだ即身仏です」と言い切ったほうがいいんじゃないかな。
たとえば…
砂高山海向寺のみほとけは苦行積みたる即身仏なり
うん、こんな感じで^^
まあ、この歌は破型でも致し方なしということで。
>赤銅のひからびておるその顔は不気味なれども温和に満ちる
海向寺の即身仏とは、かつての住職さんたちのいわゆるミイラなのですよね。
衆生済度の為、自ら即身仏となられたらしいですが、う〜ん、立派ですよね〜
えっと、この歌の初句の助詞ですけど、この場合は「赤銅に」のほうが全体の「調べ(リズム)」がいいような気がします。
結句にも「に」があるけれど、一首のうちに二つぐらいでこれほど離れたい地ならまったく気にすることはないですしね^^
赤銅にひからびておるその顔は不気味なれども温和に満ちる
うん、この歌はこんな程度で充分ですね。
なかなか素敵に詠めていますよ〜♪
>生きてれば大波小波に漂いて一山三山越えずばならず
えっと、この「山」はつまり、波がつくる「山」のことですよね?
まあ、歌の内容自体が「喩え」なので、実際の山としても問題はないですけど(笑)
うん、この歌、なかなかうまく詠めていますよ〜^^
ただ、二句目は字余り八文字音割れ(4・4)で「調べ(リズム)」が悪いので「波のあいまに」とでもしたほうがいいかもしれませんね。
あと、「越えずば」はおかしいのではないでしょうか?
「〜しなければ」という意味の助動詞は「ねば」なので、「越えねば」とするべきですね^^
生きおれば波のあいまに漂いて一山三山越えねばならず
うん、こんなふうに。
初句の「生きてれば」は軽すぎるので「生きおれば」としたほうがいいと思います。
ま、これも推敲の参考までにね。
磯さん、それではまた^^
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黒路さん、ありがとう 投稿者: 沙羅 投稿日:10月20日(木)20時51分13秒
>いにしへの皇子も濡れけむこの山の雫になりぬ君待ちをれば
>「さいはひの住むとう国」に惹かれたる昔なつかしあの山の果て
これは「あこがれし昔なつかし」とすると「し」が続くのが気になって「あこがれた」にしたのですですが・・
>山盛りのチョコパフェ食べるじいちゃんと孫がくつろぐ午後の喫茶で
はい「午後の喫茶」のほうがいいですね
それぞれこれで決定でお願いします。
編集済
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沙羅さん、こんばんは〜^^ 投稿者: 黒路よしひろ 投稿日:10月20日(木)17時18分9秒
>いにしへの皇子も濡れけむこの山の雫になりぬ君待ちおれば
おお〜、大津皇子と石川郎女の相聞歌を基にした本歌取りですね。
うんうん、なかなか素敵に詠めていますよ〜♪
ただ、「いにしへ」と旧仮名を使っているので、この場合「おれば」も旧仮名で統一しなければいけませんよね。
「おれば」は「おり(をり)」の已然形+接続助詞「ば」なので、旧仮名では「をれば」ではないでしょうか?(自信ないけど^^;)
いにしへの皇子も濡れけむこの山の雫になりぬ君待ちをれば
うん、あとはそんなに気になるところもないかな。
さすが沙羅さん、といった感じです(笑)
えっと、以前、トピックのほうでも書いたけれど、「旧かな」を調べるときには国語辞典などを使うのが便利ですよ。
たとえば「古(いにしえ)」の場合、広辞苑で調べてみると…
いに-し-え【古】イニシヘ
となっています。
この【古】のあとに付いている「イニシヘ」が、「古」という字の「旧かな」なのです。
ちなみに「旧かな」と「新かな」が同じ場合はなにも書かれていません。
たとえば…
はる【春】
といったふうに。
あと、文字によっては…
こんじき-どう【金色堂】‥ダウ
のように、「旧かな」の部分だけを書いてある場合もあります。
この場合は「こんじきだう」が「こんじきどう」の「旧かな」ということです。
ただ、実際の辞書を引くのはかなり面倒で時間もかかるので、「広辞苑」などの入っている電子辞書を一台買っておくと便利かもしれませんね^^
僕も一台持ってるんだけど、外出時に持ち運びやすい小型のをもう一つ買おうかとも思っています(笑)
>さいはひの住むとう国にあこがれた昔なつかしあの山の果て
「山のあなた」懐かしいなあ〜^^
上田 敏(うえだびん)の「海潮音」は訳詩集の傑作ですね。
僕は「山のあなた」はもちろんだけど、ポオル・ヴェルレエヌの「よくみるゆめ」なども暗誦できますよ〜(笑)
えっと、この上の句の「さいはひの住むとう国」はある意味で引用ですよね。
ここは他と区別するためにもカギ括弧などをつけた方がいいかも^^
あと、「あこがれた」は口語ですよね。
「さいはひの住むとう国」が文語なのでこの場合、ここも文語のほうが締まっていいように思います。
まあ、「あこがれたる」だと字余りになってしまうので…
「さいはひの住むとう国」に惹かれたる昔なつかしあの山の果て
こんな感じで、「惹かれたる」としてはどうでしょう^^
文語と口語の混同はたしかに現在では許容されているのですが、何でもかんでもOKということではないようです。
たとえば「誰かの言葉」や「自身の希望」、「詩の引用」などの場合に、文語短歌のなかに口語を入れたり、口語のなかに文語を使ったりが良くおこなわれるようですね。
この歌の場合、「さいはひの住むとう国」は「詩の引用」に当たるので、まあ、混同でもいいのですけど(笑)
うん、でもこの歌、「山のあなた」のイメージをよく表現で来ていてほんとに素敵ですよ^^
>山盛りのチョコパフェ食べるじいちゃんと孫がくつろぐ三時の喫茶
はははは、これはなかなか面白い歌ですねえ〜(笑)
甘党一家、恐るべし!です。
うん、この歌はほとんど気になるところもないですね^^
ただ、結句ですけど、ここはご自身で推敲される前は「午後の喫茶店」でしたよね。
これだと字余りになるので「三時の喫茶」にされたのだと思うんだけど…
う〜〜ん、「三時」はどうかなあ〜
ちょっと説明っぽいし、取ってつけたような感じがするんだけど^^;
そうだなあ〜、ここは…
山盛りのチョコパフェ食べるじいちゃんと孫がくつろぐ午後の喫茶で
こんなふうに助詞で止めてみるのも、余韻がでてたまにはいいのではないでしょうか^^
まあ、あくまで推敲の参考までにということで。
沙羅さん、それではまた〜(^・^)
編集済
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活用の仕方による動詞の種類(口語) 投稿者: 黒路よしひろ 投稿日:10月19日(水)22時39分36秒
例によって、口語についても同じ内容で書いておきますね。
口語の場合、文語よりも活用の動詞の種類が少なく「五段活用」「上一段活用」「下一段活用」「カ行変格活用」「サ行変格活用」の五種類(文語は九種類)になります。
------------------------------------------------------------
「五段活用」 五十音図の、アイウエオの五つの段に活用する。
消す さ(そ) し す す せ せ (「さぁ(そぉ) しぃ すぅ せぇ」で、サ行の五つの段)
------------------------------------------------------------
「上一段活用」 五十音図のイ段で活用する。
生きる き(き) き(る) きる きれ きろ きよ (「きぃ きぃる きぃれ きぃろ きぃよ」で、カ行のイ段)
------------------------------------------------------------
「下一段活用」 五十音図のエ段で活用する。
覚める め め める める めれ めろ めよ (「めぇ めぇる めぇれ めぇろ めぇよ」で、マ行のエ段)
------------------------------------------------------------
そして以下の「カ行変格活用(カ変)」と「サ行変格活用(サ変)」は、上の三つに入らない変わりものの活用です。
------------------------------------------------------------
「カ行変格活用(カ変)」 変則的な活用をする。 「来る」一語だけ。
来る こ・き・くる・くる・くれ・こい
------------------------------------------------------------
「サ行変格活用(サ変)」 変則的な活用をする。 「する」と、「勉強する・完成する」など「名詞+する」の語。
する し(せ・さ)・し・する・する・すれ・しろ(せよ)
------------------------------------------------------------
たとえば「行く」だと…
未然形 行(か)ない (こ)う
連用形 行(き)ます
終止形 行(く)終止
連体形 行(く)時
仮定形 行(け)ば
命令形 行(け)命令
なので、「カ行五段活用」。
「捨てる」だと…
未然形 捨(て )ない
連用形 捨(て)ます
終止形 捨(てる)終止
連体形 捨(てる)時
仮定形 捨(てれ)ば
命令形 捨(てよ)命令
(てろ)
なので、「タ行下一段活用」ということになるわけです。
さて、一応、文法の話はこんな程度で止めておきます。
やればやるほど間違いが増えて、恥かきそうだし(大笑)
--------------------------------------------------------------------------------
活用の仕方による動詞の種類(文語) 投稿者: 黒路よしひろ 投稿日:10月19日(水)22時32分31秒
動詞の活用についてだけ書いて終わるのは中途半端なので、動詞の種類についても書いておきますね(これで文法の話は一応終わりです^^;)
前回書いた動詞の活用、たとえば「行く」
未然形 行(か)ず
連用形 行(き)たり
終止形 行(く)終止
連体形 行(く)時
已然形 行(け)ども
命令形 行(け)命令
この場合、語尾が「か、き、く、く、け、け」と五十音図のカ行のア段、イ段、ウ段、エ段(かぁ、きぃ、くぅ、けぇ)の四つの段に活用するので「四段活用(この場合、カ行なのでカ行四段活用)」といいます。
文語の動詞の場合、活用の種類は、次の九種類あります。
「四段活用」「上一段活用」「下一段活用」「上二段活用」「下二段活用」「カ行変格活用」「サ行変格活用」「ナ行変格活用」「ラ行変格活用」
これを動詞の例題を入れて、分かりやすく(ちっとも分かりやすくないけど^^;)表にすると以下のようになります。
------------------------------------------------------------
「四段活用」 五十音図の、アイウエの四つの段に活用する。
咲く か き く く け け (カ行の四つの段)
------------------------------------------------------------
「上一段活用」 五十音図のイ段で活用する。
似る に に にる にる にれ によ (「にぃ にぃる にぃれ にぃよ」でナ行の一つの段)
------------------------------------------------------------
「下一段活用」 五十音図のエ段で活用する。
蹴る け け ける ける けれ けよ (「けぇ けぇる けぇれ けぇよ」でカ行の一つの段)
------------------------------------------------------------
「上二段活用」 五十音図のイ段とウ段で活用する。
滅ぶ び び ぶ ぶる ぶれ びよ (「びぃ ぶぅ ぶぅる ぶぅれ びぃよ」で、ハ行のイ段とウ段の二つの段)
------------------------------------------------------------
「下二段活用」 五十音図のウ段とエ段で活用する。
隔(へだ)つ て て つ つる つれ てよ (「てぇ つぅ つぅる つぅれ てぇよ」で、タ行のウ段とエ段の二つの段)
------------------------------------------------------------
そして以下の「カ行変格活用」「サ行変格活用」「ナ行変格活用」「ラ行変格活用」は、上の五つに入らない変わりものの活用で「カ変」「サ変」「ナ変」「ラ変」と略して呼ばれます。
------------------------------------------------------------
カ行変格活用 変則的な活用をする。「来(く)」の一語しかない。
来(く) こ き く くる くれ こよ
------------------------------------------------------------
サ行変格活用 変則的な活用をする。「為(す)」の一語しかない。
為(す) せ し す する すれ せよ
------------------------------------------------------------
ナ行変格活用 変則的な活用をする。「死ぬ」「往(い)ぬ」の二語しかない。
死ぬ な に ぬ ぬる ぬれ ね
------------------------------------------------------------
ラ行変格活用 変則的な活用をする。「あり」「を(居)り」「はべり」「いますがり」の四語しかない。
あり ら り り る れ れ
------------------------------------------------------------
たとえば「捨つ」だと…
未然形 捨(て)ず
連用形 捨(て)たり
終止形 捨(つ)終止
連体形 捨(つる)時
已然形 捨(つれ)ども
命令形 捨(てよ)命令
なので、「タ行下二段活用」
「押す」だと…
未然形 押(さ)ず
連用形 押(し)たり
終止形 押(す)終止
連体形 押(す)時
已然形 押(せ)ども
命令形 押(せ)命令
なので、「サ行四段活用」ということになるわけです。
う〜〜ん、ちょっと説明がややこしくて分かりにくかったかもしれないですね^^;
--------------------------------------------------------------------------------
動詞の活用(口語) 投稿者: 黒路よしひろ 投稿日:10月19日(水)22時30分18秒
同じ内容で口語についても書いておきますね。
口語の場合は普段使っている言葉なので、文語よりも分かりやすいし間違いも少なくなると思います。
えっと、文語の場合、活用表は次のようでしたね。
「文語活用表」
未然形( )ず
連用形( )たり
終止形( )終止
連体形( )時
已然形( )ども
命令形( )命令
これが、口語の場合は次のようにかわります。
「口語活用表」
未然形( )ない ( )う ( )よう ( )ぬ ( )せる
連用形( )ます ( )た
終止形( )終止
連体形( )時
仮定形( )ば
命令形( )命令
主な違いは、接続する語句の例と、文語の表の「已然形(いぜんけい)」が口語では「仮定形(かていけい)」にかわっていることですね。
仮定形(かていけい)は、その名のとおり「行け-ば」「見れ-ば」のように「〜ば」といった感じで、仮定の形を現します(ただし、形容動詞は「ば」をつけない形もある)
ちなみに僕が学生のころは…
「未然、連用、終止、連体、仮定、命令」
「ない、ます、○、とき、ば、○、う、た」(○は句読点の「。」)
といった感じで暗記させられました(笑)
さて、文語でやったのと同じように、この活用形に口語の動詞を当てはめてみます。
たとえば「行く」だと…
未然形 行(か)ない (こ)う
連用形 行(き)ます
終止形 行(く)終止
連体形 行(く)時
仮定形 行(け)ば
命令形 行(け)命令
「捨てる」(文語の場合は「捨つ」)だと…
未然形 捨(て)ない
連用形 捨(て)ます
終止形 捨(てる)終止
連体形 捨(てる)時
仮定形 捨(てれ)ば
命令形 捨(てよ)命令
(てろ)
(「捨てる」の命令形は「捨てろ」「捨てよ」のどちらでもいい。)
このようになります。
でも、こんな説明で上手く伝わっただろうか^^;
もし間違ってる部分とかあったら、どんどん指摘してくださると助かります。
よろしくお願いしますm(_ _)m
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動詞の活用(文語) 投稿者: 黒路よしひろ 投稿日:10月19日(水)22時27分58秒
以前掲載した文法の基礎(基礎中の基礎)について、当時まだこの掲示板をご存知なかった方たちのために、もう一度掲載しておきますね。
……………………………………………………………………………
ご存知ない方もいらっしゃるかも知れないので、文法の基本である「動詞の活用」について少しだけ書いておくことにしますね。
すでにご存知の方は無視しちゃってください(笑)
あと、僕自身、まだまだ未熟者なので誤った部分がありましたらどうぞご容赦下さいね^^;
えっと、口頭で話される「口語」に対して、文章を書くときに使われる言葉を「文語」といいます。
文語の動詞の場合、次の表(正確には表じゃないけど^^;)を使って当てはめてゆけば、どのような活用でも出来ます。
未然形( )ず
連用形( )たり
終止形( )終止
連体形( )時
已然形( )ども
命令形( )命令
たとえば「行く」だと…
未然形 行(か)ず
連用形 行(き)たり
終止形 行(く)終止
連体形 行(く)時
已然形 行(け)ども
命令形 行(け)命令
「捨つ」だと…
未然形 捨(て)ず
連用形 捨(て)たり
終止形 捨(つ)終止
連体形 捨(つる)時
已然形 捨(つれ)ども
命令形 捨(てよ)命令
このようになりますね。
(他にも皆さんご自身で、いろいろな動詞を当てはめて試してみてください。)
未然形(みぜんけい)は、事態が<未(いま)だ然(しか)らず>つまり、まだ実現していない状態を表す形のことです。
上の表で言うなら、「行かず」「捨てず」ですね。
連用形(れんようけい)は、<用言(動詞・形容詞・形容動詞の総称)に連なる>という意味で連体形(れんたいけい)と同じように、後に連なる形です。
「行きたり」「捨てたり」といった感じです。
終止形(しゅうしけい)は、「行く」「捨つ」のように文を言い切って終わる形で、動詞の活用の基本形です。
連体形(れんたいけい)は、体言(名詞)に連なる働きをする活用形で、用言に連なる連用形とは対照的に位置づけられています。
已然形(いぜんけい)は、<已(すで)に然(しか)る>つまり、事態がすでに成立している状態を表します。最初に書いた未然形と対照的ですね。
命令形(めいれいけい)は、相手に対して行為や状態を実現させようとする文の述語として用いられる形です。
「行け」「捨てよ」など、命令する形なので分かりやすいですよね。
うん、一応、最低限(ほんとに最低限^^;)のことだけ書きましたけど、非常に大切なことなので出来ればパソコンのメモ帳などにコピーしておいて、憶えてみてくださいね。
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一寸法師さん、こんばんは〜(^・^) 投稿者: 黒路よしひろ 投稿日:10月19日(水)22時22分3秒
>木枯らしが荒べる冬の足音に山間の月確と籠もれり
うんうん、この歌、なかなかうまく詠めていますよ^^
ただ、二句目の「荒べる」はちょっとおかしいですよね。
文法については、以前この掲示板で基礎中の基礎を掲載したのだけれど、一寸法師さんはあの頃まだ居られなかったのであとで同じ文章をもう一度掲載しておきますね。
ちょっとややこしい内容だけど、参考程度にまた読んでみてください(もちろん無理して憶えなくてもいいですよ・笑)
えっと、この二句目の場合「荒れる」という意味なので「荒(あ)る」の連体形「荒(あ)るる」とするべきですね。
木枯らしが荒るる冬の足音に山間の月確と籠もれり
う〜〜ん、ただこれだと「冬の足音」というのが歌の中にうまく溶け込んでいないように感じます^^;
あと、結句の「確(しか)と」の意味は「しっかりと」ですよね。
これもちょっと、前後の意味的におかしいかな。
ここは二句目を「荒れているので」という意味の已然形「荒るれば」として、「月が籠ってしまった」という意味にしたほうがいいのではないでしょうか?
木枯らしが荒るれば冬の山の間に月は籠れり恐れをなして
うん、こんな感じで^^
まあ、これはあくまでも推敲の参考程度に。
>山駕籠に拾い集めてこぼれおつあなたの笑みと僕の毬栗
おお〜〜、一寸法師さん、この歌は素敵ですよ〜♪
「山駕籠」もいいアイデアですし^^
えっと、「こぼれおつ」という表現自体はまったく問題ないのですが、この位置に終止形の「おつ」は使えないのです^^;
これは要注意なので(他の方も)憶えておいて欲しいのですが、文中で終止形を使うとそこで意味が終わってしまうのです。
つまりこの歌だと…
「山駕籠に拾い集めてこぼれおつ」「あなたの笑みと僕の毬栗」
といった感じで、前後で意味が繋がらないことになります。
こういう誤用が多い理由のひとつには、口語の場合の終止形と連用形が同じ形であるせいなんですね。
山駕籠に拾い集めてこぼれおちるあなたの笑みと僕の毬栗
このように口語の場合だと終止形と連体形が同じ「おちる」なので(まあ、それでもいろいろと問題はあるけど)一応はOKなわけです。
ですが文語の場合は「おつ(終止形)」「おつる(連体形)」と異なるため使い分けが必要になります。
この歌のように後ろに繋げるためには連体形でないといけないですね^^
山駕籠に拾い集めてこぼれおつるあなたの笑みと僕の毬栗
こんなふうに。
ただ、これだと字余りになるし「調べ(リズム)」も悪いので…
山駕籠に拾い集めてあふれたるあなたの笑みと僕の毬栗
こんなふうに「あふれる」としてはどうでしょうか^^
うん、でもこの歌、ほんとに素敵ですよ♪
>山道に散り敷く落ち葉集めては木枯らしに乗せ秋とさよなら
おおっ、一寸法師さん、この歌もほんとに素敵ですよ〜^^
結句の「さよなら」がうまく生きていますね!
「秋と」は、「秋よ」と呼びかけにしてもいいようにも思うけど、「秋よさよなら」だと「よ」がだぶって見た目に読みにくいか(笑)
うん、この歌はまったく添削の必要がないですね!
ほんとに素敵で〜す(^・^)
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山盛り 投稿者: 沙羅 投稿日:10月18日(火)21時54分0秒
山盛りのチョコパフェ食べるじいちゃんと孫がくつろぐ三時の喫茶
今度はまったく違う歌を作ってみました。
これ本当に見た光景です。
じいちゃんがチョコレートパフェ、ばあちゃんがあんみつ、中学生らしき孫がアイスクリームでした。
孫が一番量が少ない。
恐るべし、甘党一家!
編集済
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即身仏 投稿者: 磯 投稿日:10月18日(火)20時25分40秒
砂高山海向寺さんの御仏は苦難背おいて即身仏になり
赤銅のひからびておるその顔は不気味なれども温和に満ちる
生きてれば大波小波に漂いて一山三山越えずばならず
磯
即身仏は二首の連作で
編集済
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山 投稿者: 一寸法師 投稿日:10月18日(火)19時09分1秒
山駕籠に拾い集めてこぼれおつあなたの笑みと僕の毬栗
山道に散り敷く落ち葉集めては木枯らしに乗せ秋とさよなら
こぼれおつ=こぼれ落ちるってちょっと無茶ですかねf^_^;
なんか山って言葉は入ってても山を歌ってない気がしてこれでいいのかとも思います。。
<沙羅さんへ
やっぱり昔の人の歌を見るととても勉強になりますね☆僕も最近なにげに古語辞典開いたりして勉強してます(笑)
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山のあなた 投稿者: 沙羅 投稿日:10月18日(火)14時35分56秒
さいはひの住むとう国にあこがれた昔なつかしあの山の果て
これも本歌取り風です。
上田敏「海潮音」
山のあなた
カアル・ブッセ
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山のあなたの空遠く
「幸(さいはひ)」住むと人のいふ。
噫(ああ)、われひとゝ尋(と)めゆきて
涙さしぐみ、かへりきぬ。
山のあなたになほ遠く
「幸(さいはひ)」住むと人のいふ。
どうしてか今はこういうのばかり浮かびます。また普通の歌も作りますが。。
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山の雫 投稿者: 沙羅 投稿日:10月18日(火)10時02分0秒
いにしへの皇子も濡れけむこの山の雫になりぬ君待ちおれば
万葉集
大津皇子「あしひきの山の雫に妹待つとわれ立ち濡れぬ山の雫に」
石川郎女「吾を待つと君が濡れけむあしひきの山の雫にならましものを」
本歌取り風に詠ってみました。
編集済
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ありがとうございます☆ 投稿者: 一寸法師 投稿日:10月18日(火)02時15分6秒
皆さんのお言葉を励みにこれからも頑張りたいと思いますm(_ _)m
歌の題は「山」で
木枯らしが荒べる冬の足音に山間の月確と籠もれり
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