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短歌入門部屋


短歌投稿掲示板(過去ログ)
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『題詠』短歌投稿掲示板(投稿はこちらから)

短歌投稿掲示板:過去ログ(ホーム)

(一番下からお読みください)
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沙羅さん 投稿者:まこ  投稿日: 2月13日(日)16時54分39秒

>子の姿見かけぬ街に住み慣れてアルバム見てる長き午後かな

そうですね、指摘通り「子」が誰を指しているのか分かりにくいため
「子の姿見かけぬ街」という部分が何かの比喩になっているととられて
しまう可能性があります。
それから三句の「アルバム見てる」。
この理由が明確に示されていないため、唐突感を読み手に与えて
しまうかも知れません。
全然違うことを持ってくるのも短歌の手法です。
ただこの短歌の場合は「住み慣れて」と続けているにも関わらず
その理由が示されていないので「??」と思ってしまうかも知れません。
なぜアルバムを見ているのかを直接的な表現ではなくていいので
(直接的にすると説明になってしまう可能性が出てくるので)
そこをもっと分かるように表現されるといい短歌になると思います。




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おはようございます 投稿者:沙羅  投稿日: 2月13日(日)06時24分2秒

まこさん『子』は一般的な小学生の意味です。

どうもこのあたりがどちらとも取れる表現だなと気になっておりました。


最初に土地を購入した世代は私の親世代で、今は子どもをあまり見かけない地域になってしまいました。



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沙羅さん 投稿者:まこ  投稿日: 2月13日(日)04時25分1秒

>子の姿見かけぬ街に住み慣れてアルバム見てる長き午後かな

この短歌の「子」は一般的な小学生とかの子供なのか、沙羅さん自身の
お子さんなのかどちらなのでしょう?
よろしかったら状況を教えてください。
添削はそれからにしたいと思います。




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磯さん 投稿者:まこ  投稿日: 2月13日(日)04時22分47秒

>我が子ゆえ意見言うのは権利です何を言っても馬に念仏

なかなかよくなったと思いますが言うのだぶりが気になるので

親だから小言いうのは権利ですでも息子には馬に念仏

こんな感じではいかがでしょうか?


>己が子を友達だよと親が言い話すはなから「おめえだよ、オイ」

「親が」はいらないのでは?
それから「言い話す」がちょっとくどいのでは?
私だったら

「おめえだよ、オイ」とため口きかれても我が子を友と持てはやす親

とか、徹底的に皮肉ってしまうと思います。



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風来さん 投稿者:まこ  投稿日: 2月13日(日)04時12分57秒

>獅子舞におどろき泣く子母の陰 はしゃぐ子等見て笑顔のぞかす

獅子舞におどろき泣く子(は)母の陰(で)はしゃぐ子等(を)見て笑顔(を)のぞかす
助詞が少なすぎます。
そのためブツブツと切れた印象を受けてしまいます。
もう少しゆったりと短歌を詠むように心がけてくださいね。
それから「子」が二つでてくるので混乱が生まれてしまいます。
後半の子は友達とか友とかにした方がいいでしょう。
そしてこの短歌が散文っぽく見えてしまう一つの理由に動詞の多さがあります。
お話ししたように動詞が多すぎると状況を順序良く説明しただけで終わって
しまいがちになってしまいます。
それから母の陰に助詞がないため母の陰に隠れているのか、母の陰から笑顔を
のぞかせたのかが分かりません。

獅子舞に泣く子もはしゃぐ友見れば母の陰から笑顔のぞかす

最低、このくらいの助詞を入れないと短歌として成功しないと思います。

>約束を小さな指に語りかけ 見送る孫に手を振りあとに

最後の「あとに」の意味が分かりません。
いっそのこと何を約束したのかを入れた方がいいかも知れませんね。
たとえば

また来ると小さな指に約束し孫と別れぬ手を振りながら

Yahooの掲示板の方にも書きましたが、短歌にしたい内容が決まったらまず
普通の文章で書いてみてください。
その方が自然な語順で短歌にしていくことができると思います。




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推敲 投稿者:風 来  投稿日: 2月13日(日)00時38分0秒

獅子舞におどろき泣く子母の陰 はしゃぐ子等見て笑顔のぞかす

約束を小さな指に語りかけ 見送る孫に手を振りあとに

まこさん、このように推敲してみましたが・・よろしくご指導のほど



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まこさん、黒路さん 投稿者:風 来  投稿日: 2月12日(土)18時59分29秒


「花鳥風月」について詳しいご説明ありがとうございました。無知なためとても参考になりました。これからは自分の感じたままを素直に、自由な発想で楽しんでいきますので 宜しくご指導ください。





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黒路さん 投稿者:沙羅  投稿日: 2月12日(土)08時53分20秒

お大事になさってください。
仕事が忙しいとなかなか体調を元に戻すのが難しいですね。

黒路さんはちょうど私の息子たちと年齢がかぶります。

今の時代人員は最低限でやっているから今の若い人は過重労働です。

特にうちの次男もとても忙しくて朝は6時半に出て、かえってくるのが早くて11時半ですよ。
体のことがとても心配です。
過去何回か体調を崩しました。

掲示板は無理しないようにしてください。




今回の文章は<母>の目(笑)




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おだいじに 投稿者:磯  投稿日: 2月12日(土)01時05分20秒

また、風邪が流行って来てるようです。
無理をなさらず、休むのが一番です。
お腹と背中にホッカイロ入れると少し楽ですよ、
私の方法ですが、仕事中に試してみたら、いかがですか、
後は寝るのが一番です。
勝手に書き込んでおきますから、早く体調を整えてください、
おだいじに







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黒路さん 投稿者:まこ  投稿日: 2月12日(土)00時48分12秒

今、風邪がはやってますよねー。
私のまわり(うちの家族はひいてませんが)も風邪っぴき
だらけです。
お仕事が忙しくてなかなか休めないでしょうけど、休める時は
ゆっくり休んで早く治してくださいね。
またまた首をながーーーくして黒路さんのお帰りを待ってます。



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「花鳥風月」 投稿者:黒路よしひろ  投稿日: 2月11日(金)23時36分3秒

…について、記憶にたよって書いておきます。
(間違ってたらごめんなさい^^;)

「花鳥風月」は古今和歌集以後の和歌の世界において重視されてきました。
ただ、そういう風潮が長く続いたため皆が同じような(もちろん例外もたくさんありましたが)個性のない歌になるという弊害も生まれました。

そこで、明治期の正岡子規や与謝野鉄幹らによる短歌革新運動が起こり、そういう型にはまった歌ばかりでなくもっと自由な歌を詠もうという風潮が広がってきました。
(ちなみに短歌は明治期の「短歌革新運動」以前を「和歌」、それ以降を「短歌」と便宜上、分けて呼ばれます)


現在、歌壇で花鳥風月でなければいけない、という考えはかなりの少数派だと思いますよ(現代歌壇は歌人の個性を重視します)
まあ、もちろん「花鳥風月ではいけない」というわけでも決してないので、そういう歌を詠むのも自由ですけど^^

そう、はっきり言って現代短歌は、何をやっても許されるといわれるほどに自由なのです(笑)


現代歌壇とはちょっと違うのだけれど、参考までに書いておくと…
たしか「和歌のお家」として有名な京都の冷泉家では、今も平安調の花鳥風月を重視した歌を詠まれているようです。

あと、俳句の世界ではホトトギス派が「花鳥諷詠」といって、花鳥風月を重視しているようですね。
編集済



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皆さん、こんばんは〜^^ 投稿者:黒路よしひろ  投稿日: 2月11日(金)23時33分43秒

休日も休みなしの黒路です(苦笑)
仕事が忙しい上にいま体調も悪くて、なかなか顔を出せません^^;

まこさん、任せっぱなしにしてほんとにごめんなさいね。



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推敲(こども) 投稿者:沙羅  投稿日: 2月11日(金)22時50分33秒

  まこさんありがとう〜


 子の姿見かけぬ街に住み慣れてアルバム見てる長き午後かな

このようにしてみました。


花鳥風月のことですが、俳句の方が基本は花鳥風月であると言う考えが強いのではないでしょうか。

短歌は季語の制約がないから風景を詠おうと、内面を詠おうと自由です。

そこが魅力です。




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推敲してみましたが 投稿者:磯  投稿日: 2月11日(金)22時45分13秒

まこさん、ありがとう

現実問題こうなんだけど、歌に詠むと言い過ぎますね。

>我が子ゆえ小言聞くのは義務ですよ意見いうのは親の権利です
で、もそっとやさしく、ひとつに絞って

我が子ゆえ意見言うのは権利です何を言っても馬に念仏

>おかしいよ自分の子供を友達と ため口きく子そだてるためか

己が子を友達だよと親が言い話すはなから「おめえだよ、オイ」

「おめえだよ、オイ」より「ため口きく子」がいいかな

あの家庭は家でもそうなのかな、人事だけど考えてしまいました。
今回は、ひとつの言葉にすることで、すぐ浮かんで来ました。
またお願いします。











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花鳥風月 投稿者:まこ  投稿日: 2月11日(金)21時09分8秒

>短歌は花鳥風月でなければいけないと、聞きますが?
>・・花鳥風月との短歌をお知らせください。 

ごめんなさい、私は聞いたことがありません(笑
短歌はもともと相聞歌と挽歌が主流でした。
(誤解のないように言っておきますが万葉集においても自然描写を
通じての国土への賛歌という儀礼的なものはありました)
もちろん花鳥風月のように美しい自然を詠むのも短歌なのですが
私は心象詠こそが短歌の醍醐味だと思っています。
自然詠をないがしろにしているわけではありません。
自分において短歌は自我を反映させる手段だと私は考えていると
いうだけのことです。
短歌においての唯一の制約は57577ということだけ。
詠みたいものを詠みたいように詠んだらいいと思っています。

 




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風来さん 投稿者:まこ  投稿日: 2月11日(金)20時56分32秒

>約束を小指で交わし孫の手にピンクの包み夢忍ばせて

後半の意味がよく分かりません。
これは・・・お孫さんと指切りをしたあとに何かが入ったピンクの
包み紙をこっそりと渡したという意味なんでしょうか?
うまく言えませんが、小指と孫の手とふたつ出てくるのも意味を
分かりにくくしています。
約束を小指で交わし・・・は指きりという言葉でも代用できます。
そうするともっと言葉が入るので、後半で言いたいことをもっと
推敲して入れてみてくださいね。
孫の手にピンクの包み・・だけでは意味が通じないのできちんと
渡すとか握らせるとか入れた方がいいと思います。

>獅子舞に声はずませてはしゃぐ(騒ぐ)子の笑顔のなかに小春の日ざし

小春は春ではなく春のように温かい10月くらいの気候を言います。
この場合は小春ではなく「春」の方がいいではないでしょうか?
それから「笑顔のなかに小春の日ざし」だとブツッと切れてしまった
ような印象を受けてしまいます。
(そのあとに続く動詞が省略されてしまっているため)
うまく添削できませんが元歌を生かすとすると

獅子舞に声はずませてはしゃぐ子の春の日ざしのようなる笑顔

こんな感じでしょうか。

>獅子舞に驚き泣く子 母の手にしがみつきソット笑顔がのぞく

ちょっと散文っぽくなっていますね。
獅子舞に驚き泣く子も母の手にしがみついたらやっと笑顔がのぞいた
と言うのが本来の文脈ですよね。
この語順だと驚き泣く子のあとには助詞が省略されているはずです。

獅子舞に驚き泣く子(も)母の手にしがみつきやっと笑顔のぞかす

「母の手にしがみつき」のあとに「そっと笑顔がのぞく」では文法的
にもおかしいです。
なぜなら主語が「子は」だからです。
子は母の手にしがみつき・・・・ここまではいいですよね。
そのあとにそっと笑顔がのぞくだと主語が二つになってしまいます。
もちろん笑顔がが主語と考えればいいのですが、「しがみついたら」で
接続しているため意味が通じなくなってしまっています。
ここは「のぞかす」でしょうね。







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磯さん 投稿者:まこ  投稿日: 2月11日(金)20時24分46秒

>我が子ゆえ小言聞くのは義務ですよ意見いうのは親の権利です

ちょっと言いすぎの感がありますね。
「小言聞くのは義務」か「意見いうのは親の権利」か、どちらかに
した方がいいと思います。
でもほんとですよね〜〜〜。
うちの娘は小言を聞くどころか、私に小言をいいます。
不良ママだからしょうがないか(笑

>おかしいよ自分の子供を友達と ため口きく子そだてるためか

意味は分かるのですがよく読むと意味が通じません。
これも「自分の子供を友達と」か「ため口きく子そだてるためか」の
どちらかにした方がいいでしょうね。
どちらにしても言いっぱなしでそれがどうなのかという結論が出ていない
ため、中途半端なものになってしまっています。

おかしいよ自分の子供を友達を(言うのは)
これはカッコの部分が言われていませんし、
ため口きく子そだてるためか・・・の方は「ためか」と言っているのに
育てるために何をしたのかを言っていません。
これは語順がおかしいのでしょうか?
本来ならため口をきかれるために育てたのではないが正しいのでは
ないでしょうか?





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沙羅さん 投稿者:まこ  投稿日: 2月11日(金)20時15分15秒

>子の声の聞こえぬ街に住み慣れてアルバム見てる長き午後かな

何となく意味は分かるのですが「子の声の聞こえぬ街」というのが
抽象的だと取られてしまうかも知れません。
説明過多にする必要はありませんが、もう少し状況を分かりやすく
詠んだ方がいいと思います。
アルバム見てるという持っていき方はいいですね♪



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子供 投稿者:風 来  投稿日: 2月11日(金)11時45分42秒

約束を小指で交わし孫の手にピンクの包み夢忍ばせて

獅子舞に声はずませてはしゃぐ(騒ぐ)子の笑顔のなかに小春の日ざし

獅子舞に驚き泣く子 母の手にしがみつきソット笑顔がのぞく

まこさん、いつもありがとうです。疑問があるのですがよろしく、短歌は花鳥風月でなければいけないと、聞きますが?・・花鳥風月との短歌をお知らせください。  風来



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ありがとう、と子供 投稿者:磯  投稿日: 2月10日(木)14時24分45秒

まこさん、ありがとう

客のこぬ店ほどさみしいものはない またぞろ今夜も過ぎてゆくよ

い、を入れて、とりあえず、言葉が見つかるまでこのようにしておきます。
見つかるかなー、不安 あはははは

子供

我が子ゆえ小言聞くのは義務ですよ意見いうのは親の権利です

おかしいよ自分の子供を友達と ため口きく子そだてるためか



家では、子供に意見するのは親の権利と言っています。
聞くのは義務だと、
子供にとっては、小言なんでしょうけど





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子供 投稿者:沙羅  投稿日: 2月10日(木)11時39分36秒

子の声の聞こえぬ街に住み慣れてアルバム見てる長き午後かな



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ややさん 投稿者:まこ  投稿日: 2月 9日(水)01時50分0秒

>店さきで探してるのは「青い鳥」コピーはたくさんあるのだけれど

私はコピーは宣伝文句ではなく、青い鳥の物語通り「偽物」だと解釈しました。
風来さんのところでもお話ししましたが2つの意味に取られてしまうのは
短歌としてはちょっとまずいので漢字で書いて「コピー」とルビをふる
方がいいかも知れませんね。
でも私はせっかく「青い鳥」が出てくるのですから四句・五句をもう少し
工夫すればもっと素敵な意味の深い短歌になると思いました。
(青い鳥だけで四句五句の内容は想像できてしまうので)
たとえば・・・

店さきにいつも探した「青い鳥」 君の瞳に棲んでいたのね

うまく添削できなくてごめんなさい。
でもこんな感じにして「自分」の気持ちを入れた方がこの短歌は成功すると
思いますよ。




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磯さん 投稿者:まこ  投稿日: 2月 9日(水)01時40分25秒

>客のこぬ店ほどさみしものはない またぞろ今夜も過ぎてゆくよ

そうですか、最後の「よ」が抜けていたんですね(笑
句またがりは問題ではありません。
二句が4・4の8文字、四句も4・4の8文字・・・と指摘しようと
したのですが句またがりだとかんがえると四句は4・3になりますから
指摘しようがなくなってしまいました。
それから「さみし」ですがこのままだと文法的に違うことになってしまい
まるからやはり「さみしい」にするべきだと思いますよ。
文法がでたらめな歌はやはり一般的には認められませんから。






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風来さん 投稿者:まこ  投稿日: 2月 9日(水)01時34分39秒

>春風に旅立つ子等の純粋と希望を乗せた風船はゆく

う〜ん、いい感じですがちょっと惜しいです。
「乗せた風船はゆく」という言い方ですと「どこへ?」という疑問が
沸いてしまいます。
ですのでここは「乗せて風船はゆく」にした方がすんなりと心に
入ってくると思いますよ。

>あの頃の可愛いオニは子の母に笑いの絶えぬ戯れかぞく

「子の母に笑いの絶えぬ・・・」とつづけてしまうとちょっと問題が
あります。
子の母にのあとには(なり)とか(なって)とかの言葉が省略されています。
つなげてしまうとその省略の余韻がなくなり意味が不明になってしまうからです。
ですのでここは

あの頃の可愛いオニは子の母に 笑いの絶えぬたわむれ家族
(たわむれは平仮名、家族は漢字の方が短歌がしまります)

という風にスペースを入れた方がいいでしょう。
いつもいつも厳しくしてごめんなさい。
私の短歌にもばんばん反論してくださいね♪





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風来さん 投稿者:まこ  投稿日: 2月 9日(水)01時25分52秒

>開店の祝いに届く盛り花の和洋の色に伝わることば

私も黒路さんと同じで最後は「ことば」だと意味が通じなくなると思います。
それから・・・盛り花ですが意味は分かるのですがどうしても華道の方の
盛り花を連想してしまいます。
開店の祝いに届く盛り花・・・だと説明が長くなりすぎますので、開店の
祝花とするか開店祝いの花にした方がもっとたくさんのことを詠み込めます。
もうひとつ「和洋の色に」の「に」ですがたしかに原因・機縁を示すためにも
使えますがここは「祝いに」の「に」とだぶらせたくはありません。
ですので「色から」とした方が短歌がすっきりすると思います。

>店まえに想いをよせて待つ人の笑みに隠れたあるじの素顔

まえを使いたかったら助詞を省かずに「店の前に」とした方がいいと思います。
5文字でおさえたいのなら黒路さんのおっしゃるように「たなさき」とするか
素直に「みせさき」とするべきだと思います。
私はこの短歌は・・・開店を今か今かと待っている人たちの微笑みからあるじの
素顔が伝わってくるようだ・・・・という意味に受け取りました。
どちらにしても2つの意味に取られてしまうのはまずいので推敲してみてください。
(意図的に2つの意味を持たせる場合は別ですが)


>華やかな声消え去りて廃業の一枚の紙待つ人見えず

「声消え去りて」と「待つ人見えず」がだぶっています。
人がいなくなったという表現はどちらかだけにしてもっと他のことを詠み込んだ
方が深い短歌になると思います。
それから「一枚の紙待つ人見えず」と続けてしまうと紙を待っている人が誰も
いないという意味に取られてしまいます。
う〜ん、難しいのですが私は「廃業の紙」だけでもう誰もいなくなってしまった
ということが分かると思います。
と考えるとこの短歌は最初から最後まで同じことをいっているだけで結局は
何がいいたいのかが伝わってこないような気がします。
ここに風来さんの心象とかがうまく入るといいですね。



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訂正 投稿者:風 来  投稿日: 2月 9日(水)01時16分57秒

店先(たなさき)・・・・・・・・・・・・こだわりの膳

この店は食材の具にこだわる有名で並ぶ待ち時間30分です



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推敲 投稿者:風 来  投稿日: 2月 9日(水)01時09分31秒

まこさん度々の添削ありがとう、今回も手厳しいなか少しずつ歌います

春風に旅立つ子等の純粋と希望を乗せた風船はゆく

あの頃の可愛いオニは子の母に笑いの絶えぬ戯れかぞく





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黒路さん おはよう 投稿者:風 来  投稿日: 2月 9日(水)00時52分44秒

添削ありがとう この時間眠れずにおります

開店の祝いに届く盛り花の和洋の色に伝わるこころ   (この歌でいきます)

店前(たなさき)に想いをよせて待つ人の笑みに隠れたこだわるの膳



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黒路さん 投稿者:まこ  投稿日: 2月 9日(水)00時50分2秒

忙しくてなかなか参上できなくてすいません(笑

>閉店の紙貼られたる居酒屋は二度と開かぬ二人の小箱

これは本当は居酒屋ではなくイギリス風のバーなんですが
まぁイギリスの居酒屋ってことで「居酒屋」にしました。
学生の頃からよく行っていたお気に入りの店だったのですが
久しぶりに通りかかったらなんと「閉店」の張り紙が・・・。
実は場所を移したらしいのですが、壊れかけたようなドアをくぐり
地下に降りていく雰囲気がすごく好きだったので同じ店が他に
あっても「ああ、青春も終わった」と真剣に思ってしまいました。

しかし・・・・私の短歌って昔のニューミュージックの歌詞みたい
ですよね(大笑
昨日の歌会でもそう指摘されたばかりですが。
この自己模倣からの脱出が今年の私のテーマです。

ありがとうございました。



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風来さん、こんばんは♪ 投稿者:黒路よしひろ  投稿日: 2月 8日(火)23時36分1秒

>開店の祝いに届く盛り花の和洋の色に伝わることば

えっと、この歌は開店祝いに届けられた盛り花から、送り主の想いが伝わってくるという意味ですよね。
うん、なかなか素敵な歌ですよ^^
ただ、結句は「ことば」としてしまうと、ちょっとニュアンスが違うんじゃないかな?

開店の祝いに届く盛り花の和洋の色に伝わるこころ

とかのほうがいいのでは。



>店まえに想いをよせて待つ人の笑みに隠れたあるじの素顔

う〜ん、この歌、下の句の意味がよくわからないのですが…^^;
あるじの素顔??

ひょっとしてこの歌は、店前で(店の)あるじの仕事が終わるのを待っている人の微笑みに、あるじの私生活の顔が垣間見れる…という意味なのかな?
まあ、一応そう解釈しておきますね。

あと、初句の「店まえ」はちょっと言葉の調べが悪いですよね。
ここは「店前」と書いて「たなさき」としてはどうでしょう。

店前(たなさき)に想いをよせて待つ人の笑みに隠れたあるじの素顔

店前(たなさき)に想いをよせて待つ人の笑みにあるじの日常が見ゆ

こんなふうに。
うん、その上で下の句の意味をもう少しはっきりさせてみてください^^



>あの頃の可愛いオニは子の母に 笑いと夢は目隠しのなか

この歌もちょっと意味がわかりにくいですね^^;
僕は最初、節分の豆まきの歌だとばかり思ってたんだけど、どうも違うみたいですね(笑)

うん、この歌もまこさんのおっしゃるようにもう少し意味をはっきりさせたほうがいいですね。



>春風に旅立つ子等の純粋を乗せた風せん夢ある空へ

おっ、この歌は素敵ですよ〜♪
もうそろそろ卒業のシーズンですよね(いや、ちょっと早いか^^;)

まこさんは春風に旅立つのを子等の「純粋」と解釈されていましたが、「子等」が旅立つ(卒業する)と解釈すると、この歌のままでも問題ないのではないでしょうか。

春風(の吹くなか)に旅立つ(卒業する)子等の、純粋な心を乗せた風船が夢のある空へ飛んでゆく

この歌は、こんな感じの意味なんじゃないのかな?
まあ、その場合でもまこさんの添削例が参考になりますね^^


風来さん、それではまた(^・^)
編集済



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まこさん、こんばんは^^ 投稿者:黒路よしひろ  投稿日: 2月 8日(火)23時33分31秒

>閉店の紙貼られたる居酒屋は二度と開かぬ二人の小箱

この歌を読んで、何年も前に潰れてしまった行きつけのお店のことを思い出してしまいました。
そこの店長さんやほかの常連さんたちとはけっこう仲良くやってたので、閉店になったと知ったときはかなりショックでした。

秘密の基地のような小箱のような、そういう思い入れのあるお店ってありますよね♪

この歌の居酒屋は、まこさんと彼との思い出の場所なのかな。
うん、素敵な歌ですね^^



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ありがとう 投稿者:磯  投稿日: 2月 8日(火)21時27分48秒

まこさん、ありがとう

「またぞろ」は又候と書きます
意味はまたしても。またもや。
 もう、いいかげんにしてくれというような気持をこめて使う。と辞書には書いてあります。

私は時たま使います。
またぞろ出てきて、とか

さみし、い、入れたほうが良かったですか、考えたんですけど
小倉ケイの歌みたいになるからなー、
シクラメンの香り、シクラメンほど寂しいものはない、であいの。。。。ね
4,5句は句またがり、きついですか、なるほど
最後の過ぎてゆくよの、よが抜けていました。
「い」、と、「よ、」入れなおして、訂正しておきましたが、考えておきます。







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磯さん 投稿者:まこ  投稿日: 2月 8日(火)19時18分29秒

>客のこぬ店ほどさみしものはない またぞろ今夜も過ぎてゆく

「さみし」は終止形なので文語なら「さみしき」口語なら「さみしい」です。
字余りになっても文法は正確な方がいいと思いますよ。
それから「またぞろ」とは何でしょうか?
不勉強なため分かりません。
それもありますが四句五句の破調をもう少し整えた方がいいでしょうね。





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風来さん 投稿者:まこ  投稿日: 2月 8日(火)19時14分15秒

>あの頃の可愛いオニは子の母に 笑いと夢は目隠しのなか

三句まではすごくいいのですが四句五句の「笑いと夢は目隠しのなか」
の意味がよく分かりません。
目隠しはオニさんがしているものですよね?
三句まででオニは子の母に・・・と言っているのに後半で目隠しと
言ってしまうと時間的経過のつじつまが合わなくなります。
たとえば

目隠しに笑いと夢を潜めてた可愛いオニは子の母となる

とかだと意味が通じるようになると思います。
参考にしてみてください。

>春風に旅立つ子等の純粋を乗せた風せん夢ある空へ

春風に旅立つと言っているのに最後で空へと言ってしまうと行き先が
重複してしまいこれまた矛盾した内容になってしまいます。

卯の月に旅立つ子らの純粋を乗せた風船 夢ある空へ
(風船は漢字の方がいいと思います)

春風に旅立つ子らの純粋をのせ風船は夢の空とぶ

もし春風を使いたいのならこんな構成にした方がいいと思います。







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子供 投稿者:風 来  投稿日: 2月 8日(火)13時17分20秒

あの頃の可愛いオニは子の母に 笑いと夢は目隠しのなか

春風に旅立つ子等の純粋を乗せた風せん夢ある空へ

久しく朝から雨で散歩は中止パソコンの前で安い頭をなでながら・・・こんにちはよろしくね。



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店 投稿者:磯  投稿日: 2月 7日(月)21時55分12秒

客のこぬ店ほどさみしいものはない またぞろ今夜も過ぎてゆくよ



実感です
編集済



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推敲 投稿者:沙羅  投稿日: 2月 7日(月)14時22分48秒

>「幸せをどこかに売っていませんか」夜の花屋でつぶやいてみる

どこか・・・と来れば「覗いて廻る」あるいは「探して廻る」とつくのが普通かな。

でも幸せを歩き回って探すほどの積極的な気持ちではなく、春の花を見ながら「どこかにあったらいいなぁ」という気持ちを表したかったので、こうしてみました。


>わけもなく悲しい時はひとりきり花屋に春の香をかぎにゆく

こちらは添削していただいたとおりで決定にしたいと思います。




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★お題は『子供』★ 投稿者:黒路よしひろ  投稿日: 2月 7日(月)00時02分42秒

★次回のお題は『子供』、期限は二月二十日(日)です★

「小学生」「幼子」など、子供という言葉から連想するものなら何でもけっこうです。
前回のお題『店』も二月十三日(日)締め切りまで、まだ受け付けております。



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ややさん、おひさしぶりです^^ 投稿者:黒路よしひろ  投稿日: 2月 6日(日)23時33分0秒

>店さきで探してるのは「青い鳥」コピーはたくさんあるのだけれど

うん、たしかに沙羅さんの歌とテーマが似ているけれど、それでもややさんの個性はちゃんと出ていますよ^^
それにしても…みんな幸せを探しているのですね〜(笑)

えっと、この歌、四句目の「コピー」は「宣伝文句」という意味ですよね。
最初、「複製」かと思ってちょっと意味がわからなかったので…

店さきで探してるのは「青い鳥」、宣伝文句(コピー)はたくさんあるのだけれど…

こんな感じにしてもいいかもしれませんね^^
まあ、「コピー」だけでも分からないことはないので、見た目に(歌が)長くなるのが気になるようならもとのままでも問題はないですけど。

ただその場合も「青い鳥」のあとに句読点「、」を入れて、いったん「調べ(リズム)」を止めたほうがいいかなと思います。
あと、歌の最後に「…」「・・・」のように余韻を持たせてみてもいいかも。

店さきで探してるのは「青い鳥」、コピーはたくさんあるのだけれど…

まあ、推敲の参考にでもしてください。
ややさん、それではまた(^・^)



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林檎さん、こんばんは(^・^) 投稿者:黒路よしひろ  投稿日: 2月 6日(日)22時03分35秒

えっと、お返事はがんばって書いてるんだけど遅れてばっかりで申し訳ないです^^;
そういえば、今日が「影」の締切日でしたね(苦笑)

>遠く在る影をかさねて陽水の「月の砂漠」は艶書のごとく

うん、僕も自分自身がその歌に納得できるかどうか、というのが一番大切だと思います^^
傍目にはちょっと意味(メルトモさんとのこととか)が分かりにくいけど、そういう秘めた想いのある歌もなかなか素敵なものですよね。



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黒路さん 投稿者:沙羅  投稿日: 2月 6日(日)10時02分21秒

添削ありがとうございました。

冬と春の対比にこだわっていたから、言葉選びに無理が生じた部分もあったのかもしれません。

例えば『コート着て』『冬ざれた街』とか。

また考えてみますね。



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林檎さん 投稿者:沙羅  投稿日: 2月 6日(日)09時59分22秒

あの歌の感想はメルトモさんの事を聞かない時点でのものでした。

それから『艶書』はラブレターの意味だったのですね。

私はもっと色っぽい本のことかと(爆)

勉強不足がお恥ずかしいm(__)m

ということで読み返すと私が思っていたイメージとは違うことを林檎さんは歌いたかったのだと今頃になって解りました。

ごめんなさい。



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ありがとうございました 投稿者: 林檎  投稿日: 2月 6日(日)09時03分47秒

遠く在る影をかさねて陽水の「月の砂漠」は艶書のごとく

>この歌のままだと
主語が二つありますね。
言葉としては現れていないが前半は「二人」、後半は陽水の「月の沙漠」が主語です。

断定されてしまいましたね(笑)
私の言いたいことは、遠くに住むふたりが、同じ時間に、同じ曲を聴いている・・・。
それがあたかもラブレターのようだ。ということです。
黒路さんも何もコメントがありませんので沙羅さんと同じ考えなのかと思いますが、
私もこの数日考えていました・・・。で私はこのままと決心しました。
なぜなら、こころが伝わっているからです。

まこさん、黒路さん、沙羅さん
       ありがとうございました。




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沙羅さん^^ 投稿者:黒路よしひろ  投稿日: 2月 5日(土)23時39分39秒

まだ推敲前のようですが、参考までに少しだけ書いておきますね。

>幸せを売っていませんか 冬ざれた街の花屋でつぶやいてみる

う〜ん、僕の感覚から言ってこの上の句は「幸せをどこかに売っていませんか」でないと、「調べ(リズム)」的によくないと思います^^;

「幸せをどこかに売っていませんか?」街の花屋を覘いてまわる

こんな感じで。
あと、「街の花屋」ではちょっとおもしろくないので…

「幸せをどこかに売っていませんか?」夜の花屋を覘いてまわる

としてもいいかも。



>わけもなく悲しい時はコート着て花屋に春の香をかぎにゆく

この歌、「コート着て」はちょっと余計な気がしますね^^

わけもなく悲しい時はひとりきり花屋に春の香をかぎにゆく

とかのほうが、自然でいいのではないでしょうか。



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はい。。 投稿者:やや  投稿日: 2月 5日(土)00時34分17秒

ありがとうございます^^



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ややさん 投稿者:沙羅  投稿日: 2月 5日(土)00時20分58秒

まこさんと林檎さんの件もそうですが、言葉やテーマが偶然ダブルことはあると思います。

まづ第一にここは短歌を勉強して向上していくことが目的なのだから気にすることはないと思います。

そして似通ったテーマでも私とややさんではまた違った感じになりますね。

ということで気にしないで、それぞれの歌を推敲していきましょう。

編集済



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あっ、、 投稿者:やや  投稿日: 2月 5日(土)00時10分53秒

これって沙羅さんの

>幸せを売っていませんか 冬ざれた街の花屋でつぶやいてみる

とだぶってますね
ごめんなさいです。。



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店 投稿者:やや  投稿日: 2月 4日(金)23時49分13秒

店さきで探してるのは「青い鳥」コピーはたくさんあるのだけれど


こんばんは^^
ちょっとご無沙汰でした。。



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店 投稿者:まこ  投稿日: 2月 4日(金)21時11分19秒

ちょっと風来さんの作品とイメージがだぶってしまっていますが・・・

閉店の紙貼られたる居酒屋は二度と開かぬ二人の小箱



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花屋 投稿者:沙羅  投稿日: 2月 4日(金)17時40分55秒

A 幸せを売っていませんか 冬ざれた街の花屋でつぶやいてみる

B わけもなく悲しい時はコート着て花屋に春の香をかぎにゆく


二つともテーマは冬の陰鬱感とそれと対比した春の花の持つ幸せ感。

Aの方は冬のイメージだけですね。

まだテーマが定まっただけの段階



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