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短歌入門部屋
短歌投稿掲示板(過去ログ)
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『題詠』短歌投稿掲示板(投稿はこちらから)
短歌投稿掲示板:過去ログ(ホーム)
(一番下からお読みください)
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黒路さん 投稿者:まこ 投稿日:12月 3日(金)17時25分14秒
「朝」は「あした」と読みます。
字割れを意識して作ったつもりだったけど「あした」と詠むと二句と
同じになってしまいますね。
うーーーん、では「初雪のふる朝」にします(笑
それから空飛ぶ絨毯の方、添削ありがとう。
うまい言葉が見つからないと私はすぐに副詞を使ってしまいます。
いけませんよねーーー。
推敲してみます。
編集済
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文法 投稿者:まこ 投稿日:12月 3日(金)17時22分11秒
そんないい本があるのですね。
私は広辞苑の他に高校の古文で使うような参考書を持っています。
難しいかも知れませんが、パターンさえ覚えればあとはそれの応用です。
ただ・・・<例外>がよく分からないんですよねーー。
その例外を見落として、間違うことが多いです。
口語短歌ではそれほど文法は難しくありませんが、やはり文語は難しい。
でもやはり文語短歌を詠みたいと思います。
旧仮名遣い・文語は本当に美しいと思います。
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寺山修二 投稿者:沙羅 投稿日:12月 3日(金)15時14分53秒
私が寺山修二の事を調べてみようと思ったのは寺山修二の作品に惹かれたのではなく、
『何故寺山修二は執拗に<母殺し>をテーマにした劇・映画・などを作ったのか』が知りたいと思ったからです。
私は一人っ子で、母との関係に悩んできました。
母は自分が封建的な環境の中で思うように生きられなかったから、私を自分の思うような方向に持っていく事によって、
自分も幸せになりたいと思っていたようです。
例えば母の思う職業につかせ、お婿さんを取り同居するというような・・
しかし、幸か不幸か私は強烈な自我意識を持って生まれてきました。
母は私を手段として使って、私の代わりに私の人生を生きて幸せになろうとすがっている、
愛情という名の私を束縛する鎖を断ち切り、(心理学的に)母を倒さなければ私は自我を確立できないと子供の頃思いこんでいました。
母の望む事の反対の道をわたしはいつも行きました。
母は私だけが望みだったから、私が母の望む方向に行かなかったことを恨んでいました。
近くに住み、看病も一所懸命しながら、母との葛藤みたいなものは最後まで埋まりませんでした。
母が死んだ後、『私にとって母とはいったいなんだったのか?』を知りたいと思いました。
その一つが寺山修二の評論を読むことでした。
寺山修二と母と関係に、私はある種自分と同じ部分を感じたのです。
でも、読んでいるうちに彼の作品にどっぷりと惹かれていきました。
ああいう血の匂いのするドロドロとした世界に惹かれるのは子供の頃から自覚していました。
で・・『私にとって母とはいったいなんだったのか?』は他の本も読んだりして、今は結論が出て、
自分を責める気持ちも収まって楽になりました。
その副産物として寺山修二の作品(特に短歌)に惹かれるようになったのです。
.三沢市の寺山修二記念館はよかった。
記念館の裏の湖畔にある松林の中に行って、湖畔からの風が松林を渡っていった時、寺山修二の魂が降りてきて、
彼とテレパシーで交信しているような錯覚に陥りました。
勿論錯覚にすぎないのですが、あの時の不思議な感覚はいまだ忘れられません。
寺山修二について書き出したら長くなると書いたとおり、長くなってしまいました、すみません。
編集済
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まこさん、こんにちは(^・^) 投稿者:黒路よしひろ 投稿日:12月 3日(金)14時48分26秒
あの歌、彼が詠んだものだったんですね。
とんだ勘違いでした(笑)
でも、彼の歌ならなおさら「夢の跡」といった感じがして切ないですよね。
黙深く去りゆく人を夢に追う卯の花のごと初雪(ゆき)ふる朝
そうですか、せっかく夢で会えたのに、彼は何も言わず行ってしまいましたか。
それは残念でしたね。
でも、男ってあんまりしゃべらないほうがカッコイイのかも。
「背中でものを言う」みたいな(笑)
だから、まこさんもこんな素敵な歌を詠めたわけですしね^^
えっと、この歌、どうして結句をわざわざ破形にしてあるのかな?
「初雪(ゆき)のふる朝」とか「初雪(ゆき)ふる朝に」としてもいいように思うけど。
黙深く去りゆく人を夢に追う卯の花のごと初雪(ゆき)のふる朝
う〜ん、これだと「の」が続くからちょっと気になるのかな。
黙深く去りゆく人を夢に追う卯の花のごと初雪(ゆき)ふる朝に
これは二句目と結句の字割れが同じになるから、まこさんは嫌なのかな^^
う〜〜ん、なるほどね(笑)
おさな子の夢・ゆめ・ユメを機織ればきっと空飛ぶ絨毯になる
こちらは打って変わって、おもしろい歌ですね^^
うん、夢があってなかなか素敵ですよ。
えっと、ただ、この歌の四句目「きっと」ではちょっと軽すぎるかも知れませんね。
まあ、「空飛ぶ絨毯」なんだから軽くてもいいんだけど(笑)
「いつか」や「やがて」としたほうが、完成度が増すんじゃないでしょうか。
>おさな子の夢・ゆめ・ユメを機織ればいつか空飛ぶ絨毯になる
>おさな子の夢・ゆめ・ユメを機織ればやがて空飛ぶ絨毯になる
どうなんでしょ。
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いま、ちょっと… 投稿者:黒路よしひろ 投稿日:12月 3日(金)14時46分50秒
時間が空いたのでお返事がんばってみます(笑)
文法
じつは最近、僕も勉強してます(^・^)
ずっと苦手だったんだけどここで添削してる以上、そんなことも言ってられないので^^
勉強の方法ですけど、まこさんが以前、広辞苑で覚えられるとおっしゃってたのでがんばってみたんだけど…
僕の頭では難しすぎて無理でした(大笑)
そこでふと思い出したのが、短歌始めたばかりのころに買っておいた「短歌文法辞典」という本。
買ってから一度も使ってなかったので、本の山の下敷きになってたけど何とか出てきました。
この本、手に入りにくいし値段も高い(税込み2854円)けどなかなかお勧めですよ^^
巻末の牽引を使えば、助詞や助動詞などの説明や使い方の例が簡単に調べられます。
インターネットか、もしくは書店で取り寄せてもらわないと手に入らないと思うけど一応、書籍情報を書いておきますね。
短歌文法辞典(新版)
定価:2854円(税込み)
出版社:飯塚書店
編集:宮城謙一 碓田のぼる
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沙羅さん 投稿者:まこ 投稿日:12月 3日(金)10時15分29秒
唐突に思い出しましたが・・・・・
私も寺山が大好きです。
10代の頃は寺山の童話に傾倒していました。
(その頃は寺山が短歌を詠んでいたなどとは知らなかったし、自分も短歌には
興味がありませんでした)
捻じ曲がったような彼の家族への愛・・・・
流れる血がそのまま乾いたような詠み口(意味が分かりませんね)・・・
またその中に隠された繊細さ・・・・
どこを切っても寺山ワールドですよね。
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蕗さん 投稿者:まこ 投稿日:12月 3日(金)10時02分25秒
>クリスマス 待ちきれなくて白色のワンピース着る抱かれたい夜
うん、意味がよく分かる短歌になりましたね。
三句は「白色」だと流れが悪くなります。
「まっ白な」の方が優しいし流れもいいですよ。
>青春の夢のこぼれをひらひつつ頁をひらく石川達三
私も「こぼれ」に引っかかりました。
そうですね、私なら「かけら」とか「破片」を使うと思います。
でも「破片」はかなりとんがったイメージがあるので「かけら」とか
沙羅さんがおっしゃったような「名残」の方がいいでしょう。
あとは直すところはありませんよっ。
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文法 投稿者:まこ 投稿日:12月 3日(金)09時56分7秒
私も間違えて間違えて、また間違えて覚えました。
と言っても完璧ではありません。
師匠に聞いたり、広辞苑を引いたりのくり返しです。
歌会に出ると文法の間違いは的確に直されますので、そこで覚えていくのですが
そんな機会のない方なら・・・・うーん・・・・
たとえば時間があればですけどここに投稿される短歌をノートに書く。
(自分のも人のもですよ)
で、推敲の過程をそれにどんどん書き込んでいく。
そういうことをしているうちに覚えると思います。
文法を間違う箇所というのはだいたいみんな同じですから。
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磯さん 投稿者:まこ 投稿日:12月 3日(金)09時52分21秒
>フエンダーの乾いた音に砂塵まう荒野を歩む我を夢みる
これ、いいじゃないですかっ!!
ひとつだけ言うなら「荒野を」「我を」の「を」のだぶりが惜しい。
「我の」では意味が変わってしまうでしょうか?
もしどうしても「我を」がよければそのままでも大丈夫ですが。
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夢 投稿者:まこ 投稿日:12月 3日(金)09時49分32秒
黙深く去りゆく人を夢に追う卯の花のごと初雪(ゆき)ふる朝
彼が亡くなったのは4月だというのに卯の花のような雪が降っている朝でした。
夢にさえあまり出てきてくれません。
11月の終わりに久しぶりに夢で会えました。
でも彼は何も言わず、歩いて行ってしまいました。
・・・・目が覚めると、卯の花のような初雪が降っていました。
おさな子の夢・ゆめ・ユメを機織ればきっと空飛ぶ絨毯になる
これは説明はいらないかな(笑
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蕗さん 投稿者:沙羅 投稿日:12月 3日(金)08時28分13秒
>青春の夢のこぼれをひらひつつ頁をひらく石川達三
この歌素敵です。
『本』の題詠の時の歌とイメージがつながります。
私に添削はできないけれど・・私がもしこの歌を作ったら『こぼれ』を『名残』にするかな。
言葉は好みですよね。
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磯さん 投稿者:沙羅 投稿日:12月 3日(金)08時20分33秒
>フエンダーの乾いた音に砂塵まう荒野を歩む我を夢みる
この歌で私は映画『大砂塵』を連想しましたが、違うかな?
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夢 投稿者: 蕗 投稿日:12月 3日(金)07時05分21秒
青春の夢のこぼれをひらひつつ頁をひらく石川達三
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まこさん 投稿者: 蕗 投稿日:12月 3日(金)06時57分51秒
クリスマス 待ちきれなくて白色のワンピース着る抱かれたい夜
まったく違った歌になっちゃいました(笑)
でも、訂正ということで・・・
それにしても皆さんの熱意はすごいなぁ!
どんどんよくなっていくのですもの!
マイペースと思ってはいるのですが・・・。
黒路さん
お体労わってくださいね。ご無理なさいませんように。
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あたらしい夢 投稿者:磯 投稿日:12月 3日(金)01時02分58秒
まこさん、黒路さんありがとう、
まこさん、指摘されたこと、楽しく読んでますよ。
自分が詠んだ歌さえ忘れてしまう、自分ですから、何度でもお願いします。
特に文法は調べて書いても、間違える、天才かもしれません、
あはははは
気長にお願いします。
フエンダーの乾いた音に砂塵まう荒野を歩む我を夢みる
磯
フエンダーはギターです。
ブルース聴くと、いつも此れが出てくる。
十字路に砂埃が舞っている中を歩くのを
編集済
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菊人形 投稿者:まこ 投稿日:12月 3日(金)00時46分20秒
分かりますよーー。
うちの実家(名古屋)の近くには犬山モンキーパークというところがあって
菊の季節には「菊人形展」が盛大に行われていました。
私、厳しいですか(笑
書いた通り、私が指摘できるのは技術面のことだけです。
内容とかは個人個人の個性を大切に、その人にしか詠めないものを
詠んでほしいと思っています。
いつもいつも自分の未熟さを棚に上げて批評してごめんなさいね。
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黒路さん 投稿者:まこ 投稿日:12月 3日(金)00時42分12秒
のーんびりのびのびやっていきましょう。
私は今はそんなに忙しくないし、体調もいいので大丈夫です。
時間ができた時に書き込んでください。
それから・・・・花の夢の短歌は彼の作品です。
まぎらわしい書き方をしてごめんなさいね。
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トンさん 投稿者:まこ 投稿日:12月 3日(金)00時40分30秒
>生涯を 着物で通した母憐れ かかとの白さの終焉は寝着(ねぎ)
トンさん、説明してくれてありがとう。
私はちょっと読み違いをしていました。
ごめんなさい。
説明を聞いてから読み直すと、ものすごい深さを感じました。
でもこれは一首でまとめるのはちょっと難しいかな。
内容がありすぎるので・・・・。
ぜひとも連作にしてください。
トンさんが説明してくださったことを5首くらいにまとめるとものすごく
いい連作ができると思います。
もしこれを一首にまとめるなら
大好きな着物も着れず寝たきりで過ごす御母のかかとの白さ
こんな感じだと分かりやすくなると思います。
でもこれは私の詠み口なのでぜひトンさんなりの詠み口を探してみてくださいね。
>着崩した着物着なおす部屋冷えて ほつれ毛一筋 首に絡まる
私も創作の短歌、たくさん詠んでいます。
たとえ創作だとしてもその短歌の中で自分が主人公になったり、傍観者に
なったり・・。
創作じゃなきゃ詠めないものもありますしね、どんどん詠んでください。
この短歌もトンさんの説明通り詠んだ方が意味が分かると思います。
でもトンさんの短歌にはいつも物語がありますね♪
これもまた連作にしてほしいと思いました。
短歌小説になりますよーーー。
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風来さん、いらっしゃいませ〜〜(^・^) 投稿者:黒路よしひろ 投稿日:12月 2日(木)23時20分18秒
この掲示板は厳しいですよ〜
僕は甘いんだけど、まこさんが厳しいですよ〜(笑)
まあ、飴と鞭だと思って喜んだり落ち込んだりしながら勉強していってください^^
えっと、添削はまこさんが的確にやってくれたので、僕は感想だけ書いておきますね。
>盛装の菊人形の武士姿 面影偲び歴史をかたる
この「菊人形」って、ひらかたパークの菊人形展ですよね。
(風来さんて関西の人なのかな…)
だとしたら関西圏でない、まこさん達には通じない歌かも(どうなんでしょ?)
えっと、ちょっと説明しておきますね。
大阪の枚方市にある遊園地「ひらかたパーク」、略して「ひらパー」では毎年、NHKの大河ドラマの内容にあわせて菊人形を展示するのです。
この人形、顔の部分は普通の人形なのですが、来ている服の部分が大量の菊の花を編みこんで出来ています。
そこから、この「盛装の」「歴史をかたる」という表現になったのですね^^
なんだか、これからは「ひらパー」のCM見るたびに風来さんのこと思い出しそう(笑)
>古き服 貧しきときに母買いし 就職祝いの喜びいくえ
この歌、貧しさのなか、やりくりしながらも就職祝いに服(スーツ?)を買ってくれたお母様のことを詠われているのですね。
すごくしんみりとした気持ちになりました(涙)
お母様はまだお元気なのかな?
大切にしてあげてくださいね^^
七十路の労積み重ね 一炊の夢偲ぶ影 未練残さず
んんん?誰が七十路なんでしょう?
まさか風来さん?(笑)
いや、これは先の歌のお母様のことなのかな。
うん、未練残さない生き方って素敵ですよね。
まあ、僕は未練だらけの人生なんですけどね^^;
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ややさん、こんばんは^^ 投稿者:黒路よしひろ 投稿日:12月 2日(木)23時15分11秒
>真夜中に光り始める繭のごと密かにひらく少年の夢
おお!すごくよくなりましたよ、この歌!
「光り始める繭」って表現も、素敵です。
ややさんはね、ご自分で思ってるよりもずっとずっとうまいですよ^^
自信もって大丈夫です。
これからも素敵な歌、もっともっと読ませてくださいね(^・^)
ふう〜、仕事忙しくて大変だけど、無理をしている自分がけっこう好きだったりもして(笑)
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まこさん^^ 投稿者:黒路よしひろ 投稿日:12月 2日(木)23時13分28秒
またまたお世話になってます(笑)
年末になるとどうしても忙しくって、ほんとに参ってしまいます^^;
>燃え残るこよりは花の夢の跡 恋情を反古とせし日にも似て
そうですか、一年前のまこさんはこんな歌を詠んでおられたのですね。
彼が入院される直前の歌ということですが、なんだか当時のまこさんの心情がひしひしと伝わってきますね。
今となってはこの歌もまた、夢の跡なのかな…
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ありがとう^^ 投稿者:トン 投稿日:12月 2日(木)21時08分23秒
まこさん
>生涯を 着物で通した母憐れ かかとの白さの終焉は寝着(ねぎ)
私の詠む歌はわかりにくいとも言われ、かといって説明はあまりつけないほうがいいと聞いたのでそのまま置いていきましたが、
この歌、少し説明しますね。
かかとの白さを痛感したのは、布団からはみ出た母の足を見た時です。
まるで赤ちゃんのようにツルツルで白いかかとは、
何年も寝たきりでいた母の着物を着れなくなってからのものです。
お洒落で粋な母でしたが歩けなくなってからは、パジャマを脱がなくなりました。
その頃からお化粧もしなくなり、車椅子での外出も拒むようになりました。
だから着物の裾から出たかかとではないのです。
>生涯を着物に包まれ過ごした日 歩けぬ今は 白きかかとよ
んー難しいですね
>>着崩した着物着なおす部屋冷えて ほつれ毛一筋 首に絡まる
着という文字、うるさいですね。この歌は創作です。
情事のあとの着崩れした着物を直す女性。
情熱の時間、気づくと火の気の無い部屋が日も落ちて冷え切っていた。
それと逆に火照った身体、結い上げた髪がほつれて汗に濡れた。
こういう歌を頭の中で創りあげていいものなのでしょうか。
今までHPの公開してこなかったのは、
自分の中ではそこらへんに問題ありなんです。
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トンさん 投稿者:まこ 投稿日:12月 2日(木)19時10分51秒
>生涯を 着物で通した母憐れ かかとの白さの終焉は寝着(ねぎ)
胸が詰まりました。
凛としたお母様の姿が目に浮かんできます。
最後の「終焉は寝着」はいらないと思います。
この短歌で一番のポイントは「かかとの白さ」。
これを一番最後にもってきた方がいいと思います。
終焉は他の言葉で表したらいかがでしょうか?
「・・・・・・・・・・・・生涯を着物で通したかかとの白さ」
元歌を生かして推敲するなら、こんな感じにされた方が印象深いものとなると
思います。
>着崩した着物着なおす部屋冷えて ほつれ毛一筋 首に絡まる
「部屋冷えて」が必要かどうか。
この部分をよかったら説明してください。
それから「着」の字が多くてちょっと見た目にくどい感じがするので、ひらがなを
多くするか取ってしまうかどちらかにした方がいいと思います。
国語力は勉強すれば誰でも必ずつきます。
感性こそが大切だと思います。
トンさんの短歌には私にはとても詠めない情緒があるではないですか。
国語力がないことを嘆くよりも、持って生まれた感性を生かしてください。
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磯さん 投稿者:まこ 投稿日:12月 2日(木)19時01分40秒
>自分の感じままの意味を変えずに、推敲するのは難しいですね。
ほんと、そうなんでよね。
言葉を先行させて短歌を推敲すると、詠みたいことから離れてしまう。
でも詠みたいことをただ詠むだけだと、軽いものになってしまう。
日々、葛藤です。
でもだから短歌っておもしろいんですよねーー。
>昼しばしまどろむ中で詠みし歌よきも忘れぬ夢また夢と
うん。これなら意味も通るし、いいと思います。
みなさんに難しい注文ばかりつけていますが、私が言えるのは技術的なことだけ。
感性は人それぞれ。
自分なりの世界をこれからも詠んでいってくださいねっ。
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沙羅さん 投稿者:まこ 投稿日:12月 2日(木)18時58分28秒
>校庭の彼方を見てる少年の瞳に宿る白昼の夢
最初のから比べるととても夢のある短歌になりましたね。
もちろん現実を現実として詠むことも大切です。
でも、せっかく「少年」と入っているのだから夢を膨らませたいところです。
これからも頑張ってくださーい。
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ややさん 投稿者:まこ 投稿日:12月 2日(木)18時55分55秒
>真夜中に光り始める繭のごと密かにひらく少年の夢
と〜〜〜ってもよくなりましたよ。
幻想的だし、意味深だし。
この調子で頑張ってくださいねっ。
私は自分の題詠がまとまらず、超頭痛です・・・・・。
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夢 投稿者:やや 投稿日:12月 2日(木)18時43分21秒
真夜中に光り始める繭のごと密かにひらく少年の夢
こんな感じはどうなのかなぁ、、
今回も頭痛いです まこさんの方がもっと痛い?(笑)
いつもありがとうございます♪
黒路さん無理されないように〜
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ありがとう 投稿者:磯 投稿日:12月 2日(木)16時48分27秒
まこさん、黒路さんありがとう
自分の感じたとおり、意味を変えずに、推敲するのは難しいですね。
このようにして見ましたが、
昼しばしまどろむ中で詠みし歌よきも忘れぬ夢また夢と
磯
うしさんは、まだできません。
ビールのみたかった、と書きたいのですが、
ビール飲、、、の文字が浮かびません、
編集済
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白昼夢3 投稿者:沙羅 投稿日:12月 2日(木)13時11分18秒
校庭の彼方を見てる少年の瞳に宿る白昼の夢
これで決定にしました。
ありがとうございました
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風来さん 投稿者:まこ 投稿日:12月 2日(木)10時18分49秒
>盛装の菊人形の武士姿 面影偲び歴史をかたる
武士姿、いいですね。
菊人形の具体がでました。
ただ「歴史をかたる」のは菊人形ですよね?
そうすると「面影偲ぶ」がおかしくなってしまいます。
(面影を偲ぶのは菊人形ではなく、見ている者達なので)
ここは最初の短歌に使われていた通り
盛装の菊人形の武士姿 微笑みうかべ歴史をかたる
こうした方がぴったりとくると思います。
>古き服 貧するときに母買いし 就職祝いの喜びいくえ
うまく説明できなくて申し訳ないのですが、初句を「古き服」にしているので
無理がでるのではないでしょうか?
たとえば・・・
貧すれど母の買いたる古き服に初就職の喜びが顕つ
こんな感じに詠まれた方が流れがよくなります。
初句に名詞を持ってくるのは技術のひとつですが、どうしてもそこで切れて
しまって後に続かせるのが難しいのです。
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沙羅さん 投稿者:まこ 投稿日:12月 2日(木)10時09分18秒
@校庭の彼方を見てる少年は真昼の夢の中に漂う
A校庭の彼方を見てる少年の瞳に宿る真昼間の夢
そうですね、Aの方がいいですね。
ただ「真昼間」と漢字が3つ続くとちょっとごちゃごちゃして見えますので
「ま昼間」とするか「白日」「白昼」にするかした方がいいと思います。
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蕗さん 投稿者:まこ 投稿日:12月 2日(木)10時04分57秒
>小走りに真白のフレアー近づきて一分長くいたい冬の日
蕗さん、説明ありがとう。
えっと状況はよく分かりました。
でもこのままだと蕗さんの切ない気持ちが伝わらないと思います。
せっかくだからその気持ちを素直に詠んでみたらいかがですか?
このままだと三句までの意味がよく分かりません。
小走りに白いフレアスカートが近づくって何?と思ってしまいます。
蕗さんにフレアースカートが近づくような意味に取れてしまいます。
小走りは逆に時間にかけてしまった方がおもしろいかも。
冬は日没が早くて、まさに小走りで駆けてくるようですものね。
たとえば・・・
「小走りに日没の時ちかづきて」とか。
冬を入れるなら「門限」か「日没」だけで「小走り」はいらないかも知れません。
あとフレアーだけでスカートをイメージさせるのは難しいので「ワンピース」と書いて
「服」と読ませればいいと思います。
その方がもっと言葉が入りますし。
うーん、沙羅さんのところでもお話しましたが、簡単なことほど難しいですよね、
短歌って。
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着物 投稿者:トン 投稿日:12月 2日(木)00時48分37秒
生涯を 着物で通した母憐れ かかとの白さの終焉は寝着(ねぎ)
着崩した着物着なおす部屋冷えて ほつれ毛一筋 首に絡まる
寝着って言葉、造語ですがいいのかな?
まこさんの添削で、自分の国語力の無さを思い知らされました。
HPの短歌も自己満足に過ぎないみたい。
自由な詠みかたでも、基本がなってないとダメですよね。
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風来さん、ようこそ(^・^) 投稿者:黒路よしひろ 投稿日:12月 1日(水)23時46分45秒
こちらにまで来て下さって、ありがとうございますね。
みんなで、気軽に楽しくやっていきましょう(笑)
えっと、ちょっといま、また仕事が忙しくなってきてお返事遅れぎみになってます^^;
ほんと、ごめんなさいね。
風来さん、「菊人形」って、ひらかたパークの菊人形ですよね。
これは説明しないと、他の地域に住んでる人には分からないかも^^;
まあ、そのうちお返事ついでに僕が説明しますけど(笑)
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服 訂正 投稿者:風 来 投稿日:12月 1日(水)22時57分0秒
古き服 貧しきときに母買いし 就職祝いの喜びいくえ
訂正でごめんなさい
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服・・再度投稿 投稿者:風 来 投稿日:12月 1日(水)22時46分2秒
盛装の菊人形の武士姿 面影偲び歴史をかたる
古き服 貧するときに母買いし 就職祝いの喜びいくえ
まこさんはじめまして、添削、ご指導ありがとうございます。短歌の詠みの深さにおぼれそうです。 番外で一首 七十路の労積み重ね 一炊の夢偲ぶ影 未練残さず
黒路さんによろしく
重ね
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風来さん 投稿者:沙羅 投稿日:12月 1日(水)21時38分36秒
こちらでもよろしくお願いしますね。
私もまだ無理かなと思いつつ、思い切って飛び込んだんですよ。
難しいですけれど、お題で短歌を考えると思わぬイメージが浮かんできたりして、勉強になります。
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白昼夢2 投稿者:沙羅 投稿日:12月 1日(水)21時14分18秒
@校庭の彼方を見てる少年は真昼の夢の中に漂う
A校庭の彼方を見てる少年の瞳に宿る真昼間の夢
@の方がAに比べると説明的なように思います。
だからAの方がいいような気がするけれど、絶対的な自信がないので併記してみました。y
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まこさん 投稿者: 蕗 投稿日:12月 1日(水)19時38分13秒
>小走りに真白のフレアー近づきて一分長くいたい冬の日
フレアーはフレアースカートのことです。本当は真っ白のワンピースにしたかったのですが・・・。冬に白い服を着るのが好きだったのです。
今はグレーかベージュですけど・・・。
日が短い冬に少しでも長く彼と一緒にいたいと・・・昔を思い出して(笑)
因みに門限が日没だったものですから。
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彼の「夢」 投稿者:まこ 投稿日:12月 1日(水)16時19分1秒
ちょうど昨年の秋(入院直前)に詠んだものの中に「夢」がありました。
燃え残るこよりは花の夢の跡 恋情を反古とせし日にも似て
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風来さん 投稿者:まこ 投稿日:12月 1日(水)16時10分9秒
>盛装の菊人形が笑みうかべ 面影のこし歴史をかたる
はじめまして。
まこと申します。
よろしくお願いします。
ご謙遜なさらずに、みんなで一緒に勉強していきましょう。
遠慮は無用でーす。
この短歌、「笑みうかべ」と「面影のこし」のどちらかでいいと思います。
「笑みうかべ・・・・・・・歴史をかたる」
なら、・・・・・・・の部分にどんな歴史なのか分かるような言葉を入れてください。
「・・・・・面影のこし歴史をかたる」
なら、・・・・・の部分は何の面影を残しているのか入れるべきです。
>古き服 貧するときの母のかげ 初就職のうれしさ偲ぶ
三句までが推敲の余地ありです。
貧したのは過去のことですよね?
でしたら「貧しし」(文語・貧す、口語・貧するの連用形はどちらも「貧し」それに
回想の助動詞「き」(動詞の連用形につく)の連用形「し」をつけたものです)
になると思います。
三句の「母のかげ」も母のかげがどうなのかがよく伝わってきません。
初就職を喜んだのは誰なのかをはっきりさせた方がいいと思います。
(今のままだとお母様が喜んだとも、ご自分が喜んだとも受け取れてしまいます)
それから磯さんのところでも書いたと思いますが、助詞が少ないです。
古き服( )・母のかげ( )(ここは三句切れになっているのかも知れませんが)・
うれしさ(を)
一首に助詞がない部分が3つもあるとやはりぶつぶつ切れた短歌になってしまいます。
まずは何を一番詠みたいのか、それをはっきりさせてください。
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もうちょっと考えて見ますね 投稿者:沙羅 投稿日:12月 1日(水)16時07分8秒
最初に浮かんだ言葉からはかなり変わりました。
それだけぱっと浮かばないくらい難しいということです。
もう少し幻想的な感じを出したいし・・
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蕗さん 投稿者:まこ 投稿日:12月 1日(水)15時52分41秒
>小走りに真白のフレアー近づきて一分長くいたい冬の日
蕗さん、お久しぶりです。
体調はすっかりよくなりました。
自分では「まだまだ若い」って思ってるけど、やっぱり無理ができなく
なってきているのかも知れませんね。
もともと馬車馬で無理をするタイプなんです(涙
これからはのんびりを覚えていかないと・・・。
この短歌ですが今ひとつ意味が不明瞭です。
フレアーはフレアスカートのこと??
よろしかったら内容の説明をお願いしまーす。
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沙羅さん 投稿者:まこ 投稿日:12月 1日(水)15時49分9秒
>教室の窓を見つめる少年は真昼の夢の中に漂う
>子供の頃授業中に窓の外をチラッと見ながら白昼夢に耽っていました。
こんにちは♪
「教室の窓を見つめる」だと外ではなく、窓そのものを見ているように取れます。
それから「見る」に比べて「見つめる」はかなり強い表現です。
だから夢の中に漂っているという後半とちょっと合わないかな。
もし「見つめる」にこだわりたいのなら、柔らかくなるようにオノマトペでも
使うといいと思います。
でも・・・そうなると「漂う」とだぶってしまって難しいし・・・・。
うーん、状況はよく分かります。
「校庭を」から始めてみたらどうだろう・・・・。
でも短歌ってこんな簡単な状況を詠むのもなかなか難しいですよね。
私もいつも悪戦苦闘しています。
私ももっと考えてみます。
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ややさん 投稿者:まこ 投稿日:12月 1日(水)14時56分39秒
>少年の夢はシルクにくるまれて光り始める真夜中の繭
ややさん、こんにちは。
とても素敵な短歌です。
でも「シルクにくるまれて」と「真夜中の繭」がだぶりのように受け取れてしまいます。
これはどちらかにして、もっと内容を深く詠みこむといいでしょう。
ひっくり返してしまって
「真夜中に光り始める繭のごと・・・・・・・少年の夢」
と語順を変えた方が「夢」に焦点が当たっていいかも知れません。
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磯さん3 投稿者:まこ 投稿日:12月 1日(水)14時50分47秒
>夢の中 草で蒸焼き牛一頭 塩味きいて貪り食らう
おもしろい短歌ですね。
ただ最初から最後まで説明に終わっているところが残念です。
この短歌で一番詠みたいところを考えてください。
「現実ではとても無理だけど夢で牛一頭を食べてしまった」だと思うのですが。
すると「草で」と「塩味きいて」はいらなくなります。
もし必要ならそれをもっと詠み込んだ方がいいと思います。
それから「夢の中(で)」「蒸し焼き(の)」「牛一頭(を)」「塩味(が)」
( )の中の助詞が省かれていますね。
あまりに多いと短歌がぶつ切れの印象を受けてしまいます。
あえてそれを狙うという手法もありますが、私はやはりちゃんと助詞は使って
流れのいい短歌を詠んでほしいと思います。
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磯さん2 投稿者:まこ 投稿日:12月 1日(水)14時43分26秒
>まどろみの夢かうつつに詠みし歌 おきて忘れぬ夢また夢と
さっきも書きましたが「おきて」はいらないと思います。
「忘れる」だけで十分意味は通じるのではないでしょうか?
それから初句と二句ですが黒路さんのおっしゃっているように、ここまで言って
しまわない方がいいでしょう。
「まどろみの中で・・・」か「・・・・・夢かうつつか」くらいにした方が
短歌がすっきりします。
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磯さん 投稿者:まこ 投稿日:12月 1日(水)14時36分19秒
>百昼夢 夢の中にて歌詠みて おきて忘れし夢また夢と
こんにちは。
言葉遊びとして、なかなかおもしろい歌ですね。
ただ言葉遊びはそれで終わってしまうことが多いです。
言葉遊びの中にも深い内容を持たせるとひとつの短歌として完成されると思います。
この辺りは塚本邦雄さんの短歌など参考にされるといいですね。
でも私たちのレベルならまだまだ多作でもいいので歌を詠み続けることの方が
大切なので、これからも言葉遊びの歌をたくさん作ってください。
どうせだったら「夢」という言葉をどれだけ入れられるかチャレンジしたりしたら
おもしろいと思いますよ。
それから技術的なことですが、黒路さんのおっしゃるように「て」のだぶりは
短歌の世界では嫌われます。
「て」はどうしても短歌を固くし、理屈ぽくなるからだと聞きました。
それから「忘れし」の「し」は回想の助動詞「き」の連体形。
そのあとの「夢」にかけて「起きて忘れてしまった夢」という意味で使ったのなら
いいのですが、この場合はそうではないように受け取れます。
(起きて忘れてしまった、夢またゆめと・・・のように終止形で使ってあるように
受け取れます)
だったらここは「忘れき」というように終止形で使うのが正解です。
そして「夢の中で歌を詠むのだが忘れてしまう」ことが過去のことならこのままで
いいのですが、現在にもそれが続いているのなら回想や完了・存続の助動詞を
使うのではなく現在形にするか推量あたりの助動詞を使うのがいいかと思います。
それから「起きて」はちょっと説明っぽくなるので「忘れる」だけでいいと思いますよ。
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服 投稿者:風 来 投稿日:12月 1日(水)13時24分10秒
盛装の菊人形が笑みうかべ 面影のこし歴史をかたる
古き服 貧するときの母のかげ 初就職のうれしさ偲ぶ
黒路さん はじめてこの掲示板に投稿しました。完成した短歌でなく雰囲気を壊したらと、心配しつつ投稿しました このホームページには無断訪問して皆さんの詩を詠ませていただいております。まだまだ深く進入できませんが、よろしくご指導ください。 風来
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服 投稿者: 蕗 投稿日:12月 1日(水)13時06分10秒
小走りに真白のフレアー近づきて一分長くいたい冬の日
お久しぶりです。
なかなか出来なくて・・・・。
まこさん お元気になられてよかった\(・-・)/
みなさま、お久しぶりです。
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